27話 中級ダンジョン⑦
15階層ボス戦で俺達はレベルが上がった。俺はレベル3、ルビィとリンはそれぞれ4上がっていた。
とりあえず、俺達は奥の扉を開けて進む。
左に転移陣、右に宝箱、中央に階段。
右の宝箱へ向かい、鑑定をかける。
宝箱を開けて、中を見る。
すると光輝く宝石があった。
・ファンタジーストーン(超級上位)
とても希少価値のある宝石
光を当てる量により、色が変化し輝くことならこの名がついた。
おおー、綺麗な宝石だ。持ち上げて見ると今は赤色に光っている。ピンボン玉程の大きさの宝石を4個バックにしまい、俺達は転移陣へ移動する。
1度登録をして、再び戻りそのまま次の階層へと進む事にする。今回もステータスだけポイントを振る。
今回はこうだ!!
俺はステータスポイント35
魔力 470 → 500 使用ポイント10
魔法力 370 → 420
使用ポイント25
ルビィ ステータスポイント40
力 220 → 260 使用ポイント20
速さ 261 → 301 使用ポイント20
リン ステータスポイント 40
力 115 → 135 使用ポイント 10
速さ 212 → 232 使用ポイント 10
魔法力 290 → 330
使用ポイント20
俺達は16階層に進む。
・キラータイガー Lv.26
5階層のボスがここで現れた。
しかも3匹一緒にいる。
だが、現段階では俺達の相手にならず、ここで10組のキラータイガーを倒し、
俺達は階段で17階層へ。
17階層
・ゴブリンジェネラル Lv.31
ここでは10階層のボスが現れた。
しかもハイゴブリン、ゴブリンアーチャー、ゴブリンウィザードのレベルも31で2体づついる。合計7匹のゴブリン達はゴブリンジェネラルの統率によってかなり強くなっている。が、ここも圧勝した。かなり俺達は強くなっているようだ。そして次の階層に進む。
18階層
・オーガLv.32
ここでは何と初級ダンジョンボスが出てきた。しかも4体だ。
しかし、ここも能力的にも圧倒しているし、チームの連携練度が上がっている俺達の敵ではなかった。
ここでも10組のオーガ達を倒し、次に進む
19階層ではやはりと言うか
・オークジェネラルLv.51
・ハイオークLv.31 2体
15階層ボスが出てきた。
15階層で戦ってはいたが、さすがに楽勝とは行かず、倒すのに時間がかかったが、2組目、3組目と戦っていくうちに徐々に感覚を掴み、4組目以降はすんなりと勝てるようになった。
そのまま合計10組を倒した所で、最終階層への階段を見つけ、俺達は階段を降りた。
階段を降りた先には今までとは違う景色だった。奥に大きな古城がある。ヨーロッパにある古城の様な雰囲気で、階段から続く道の先に跳ね橋が降りていて、幅3メートル程の水堀が古城の周りを囲んでいた。水堀の深さは10メートルくらいだろうか。
水堀と古城の間にはしっかりとした高さ5メートル以上はあるであろうコンクリートの様な塀が周りを囲んでいる。
とても厳格で恐ろしい程の威圧感を与えてくる古城に俺達は息を呑んだ。
とりあえず、本日は古城の外でキャンプをする事にして、俺達は話をしながら晩飯とテントなどの準備をする。
『いやー、さすがに中級ダンジョンのダンジョンボスのいる所だな。これは気を引き締めないと危ないかもしれん』
「私は16階層から19階層までに凄い驚いたよ!まさか階層ボスの連戦になるとはおもわなかったから。特に19階層はビックリだよ!あんな強い敵が普通の階層に出るなんて思わないよ!!」
「でもルビィさん、私たちはそれほどダメージを受けずにここまで来れましたよ。これもご主人様の能力によるおかげかと」
「確かにそうだよねー、多分私がこの先どんなに努力してもこの先には進めなかったと思うし。それがアラシのおかげで難なく来れたんだからねー。本当にありがとう、アラシ。」
『まだダンジョンボスを倒してないのに、変なフラグを立てるのはやめろ!まぁ、お前達には元々素質があったんだ。俺はそれに少し力を貸しただけであって、頑張ればここまで来れたさ。』
「アラシー、フラグって何ー??」
『まぁ、気にするな』
俺達は晩飯を食べながら話を続け、それぞれ風呂にも入り、寝る前にステータスポイントを操作する。
16階層からここまで、高レベルの相手を倒してきたので、俺のレベルが10も上がっていて、ルビィとリンは12上がっていた。
ちなみにフェンリルも2上がっていた。
俺のステータスポイント 155
体力 950 → 1,100
使用ステータスポイント 50
速さ 320 → 400 使用ポイント 40
魔法力 520 → 600 使用ポイント 40
防御 280 → 330 使用ポイント 25
ルビィ ステータスポイント114
体力 500 → 602 使用ポイント34
力 296 → 356 使用ポイント30
速さ 349 → 409 使用ポイント30
防御 192 → 232 使用ポイント 20
リン ステータスポイント110
体力 406 → 556 使用ポイント50
速さ 272 → 302 使用ポイント15
魔法力 374 → 424 使用ポイント25
防御 169 → 209 使用ポイント 20
基本体力を上げて安全にいきたい。
あとはそれぞれのスキルに合わせて上げていった。防御は最低200を基準とした。
そして俺達は明日のダンジョンボス攻略に胸を弾ませながら眠りについた。
翌朝、いつも通りに朝食を食べ、片付けをして、そのまま体を少し、動かす。
この世界に来た時に比べると俺の体は信じられないほどの性能を見せている。軽くジャンプするだけで10メートルは飛べるし、多分100メートルは5秒を切れる。
これなら何とか試練の証を取りに行けそうだ。まぁ、ジンとも話したが俺は試練はとりあえず無理をせずに、異世界を満喫する事を優先している。ダンジョン攻略は言わば異世界満喫の最先端だと言ってもいい。それ以外にもこの異世界の色んな街を見てみたいし、色んな人と出会ってみたい。
俺はそんな事を考えながら体を動かしていた。体も温まった所で、皆に声をかける。
全員が準備が出来ていたので、俺達はダンジョンボスの待つ古城へと足を踏み出した。
降りている跳ね橋を進み、開いてる塀門を通過し、古城の扉を開ける。中は松明が壁に掛かっていて明るい。
少し進むと更に大きい門があり、今まで見たどの扉より厳格な雰囲気も扉だった。
俺達はお互いを見つめ、頷きあい、扉押して中に入る。
中入るととても大きなホールになっており、
天井には多数のシャンデリアが輝いている。
壁にも魔道具だろうか、ランプが掛かっており、地面には真っ赤な絨毯が広がっていた。
まるで、城の舞踏会に来たような、実際そんなに所には行った事はないが、テレビで見た王族やら貴族やらのパーティーがこんな感じだった。
俺は注意深く進んでいく。ルビィとリンは最初驚きのあまり口をあんぐりと開けていたが、すぐに立ち直り、先頭にルビィ、少し後ろに俺、その後ろにリンとフェンリルの順で進んでいく。
するとホールの中央で絨毯の上にバカでかい転移陣が浮かび上がった。
そこより出てきた魔物はとてもデカく、体長は5メートル程、幅は4メートル程で、全身を鱗で覆われており、背中には大きな翼、腕は太く手には鋭い爪が、足は地面をしっかりと捉えており、とても大きい。口も大きく、特に大きな牙が2本、その奥にも鋭い牙が並んでいる。
そう、これはドラゴンだ。
ダンジョンボスはドラゴンだった!!




