19話 飲みすぎの代償
「ご主人様、朝ですよー、起きてください。おーきーてーくーだーさーーい」
体か揺すられて目を覚ます。
『ああ、リン、おはよう』
少し頭が痛い、これは二日酔いだな。
『あれ?ここは宿屋か?』
俺は周りを見て確認する。俺はベットの上で横にはフェンリルとルビィが寝てる
「ええ、そうですよ。昨日は大変だったんですから」
『ああ、確かにあんな事があったからな。大変な1日だったな。』
「それも大変でしたが、その後の宴会ですよ、もっと大変だったのは」
ん?あれ??確かギルドマスターと一緒に酒を飲んで、その後冒険者達に乾杯を迫られ、飲み続けたがその後の記憶がない。
『何かあったのか?』
「え?覚えていないんですか?」
『冒険者達と乾杯しまくった所までは覚えているんだが・・・』
「その後に何故か腕相撲大会が始まって、ご主人様は対戦した相手のうでをへし折りながら勝ち上がっていきましたよ。私は覚えたヒールで何とか治療しましたが。その後決勝でギルドマスターと対戦。結果ご主人様の優勝となりました。
ギルドマスターに勝ったご主人様はギルドマスターに俺はなる!!っと訳の分からない事を言って、冒険者達から影のギルドマスターと呼ばれ、シャドーギルマスの称号とアームブレイカーの称号を得ていました。」
えぇー、そんな事になっていたのか。
「更にルビィさんは酔っぱらって、ずっとご主人様の背中にくっついていました。腕相撲の間もずっと。しばらくするとルビィさんは後ろから抱きつきながらお父さん、お父さんと泣きながら呟き、その瞬間ご主人様は同じ歳位なのに、そんな娘がいるかっと、鬼畜野郎の称号も得てました。見事に三冠達成です。」
なんて事になっていたんだ!!
「その後、ルビィさんは後ろからくっついたまま、ご主人様は冒険者達に乾杯をする為移動しまくり、その姿からケンタウロスの称号も得ました。前人未到の四冠達成です。」
もうやめてーー!!表を歩けなくなるからもうやめてー。
「しばらくして宴会が終わり、私はお酒を飲まなかったので、ケンタウロス・・・もとい、ご主人様とルビィさんを連れて宿屋に泊まりました。」
うわーー。リンが怒ってるよ。しかもケンタウロスって言ってるし。
その後、ルビィとフェンリルを起こし、リンがルビィに昨日の説明をした。
ルビィは真っ赤になりながら、もうお嫁にいけないと叫んでいた。
ちなみに余談だが、この世界では15歳で成人となり、お酒も飲める。リンが飲まなくて良かった。
そんなこんなで俺達は朝食を食べ、宿を出た。このセカンディアには中級ダンジョンがあるので、そこでレベルを上げる予定だ。なので今日は装備や必要な物を買いに行く。
最初に向かうのは武器屋だ。
リンが街の地図を貰ったらしく、それを見ながら目指す。リンってばよく出来た子。
武器屋に向かっている途中で
「よう、シャドーギルマス、昨日は楽しかったぜ!」
「アームブレイカー!今度絶対リベンジしてやるからな!」
「おはよう、あれ?今日はケンタウロスじゃないんだな!!」
俺は冒険者達に引きつった笑顔を向けながら挨拶を交わした
「もう、やだよー。恥ずかしいよー!」
いや、ケンタウロスの件に関しては俺は悪くない。ルビィのせいだぞ。
俺を睨むのはよせ。
そんなこんなで武器屋に到着した。
セカンディアの武器屋はファーストンに比べて質が良いと聞いていたので、わざわざファーストンで買わずにここまで来たのだ。
「やぁ、いらっしゃい。」
武器屋の店主が声をかけてきた。
武器屋の中を見てみると、なるほど。良さそうな武器が並んでいる。
更に奥には鍛冶場だろう。
今は誰も居ないようで、2重の扉は開けられている。
『へぇ?鍛冶場もあるのか』
独り言のつもりだったが、それを聞いた店主が
「ええ、ウチは仕入れた商品と自分達で作った商品の両方を販売してるんです」
『なるほど、では武器を選ばせて貰うよ。』
そう言って、武器を鑑定していく。
まず、俺の持っていた剣はルビィに渡した。これで二刀流の完成だ。
なので後はリンと俺の装備だ。
幸い昨日大金が手に入ったので、ある程度の物は買えると思う。
リンは魔法の才能があるので杖が良いかな?
『リン、何か欲しい武器はあるか?』
「探してみます」
そう言ってリンは武器を探しに行った。
俺は自分用の武器を探す。
そこで俺は面白い武器を見つけた。
これは仕込み杖か
鑑定
・仕込み杖(初級上位・魔法力 9:攻撃力 6)
杖の形をしているが、中に剣が仕込んである。杖としても魔法の威力が上がり、剣としても使用出来る。杖の先端には初級魔石(中)がついている
金額は 2,500ダリーだ。
これにしよう。
「ご主人様、私はこれにしようと思いますが、どうでしょうか?」
目を輝かせてリンが持ってきた物はメリケンサックだった。
『え!?リン、これ??』
「はい、ご主人様より銀狐拳が使えると聞いてこれしかないと思いました。両親も間違いなく銀狐拳を使っていたと思います。家にコレがあったので。憧れてたんですよ!」
おおーう、これはもうダメと言えない!
鑑定
・剛鉄のメリケンサック
(初級上位 攻撃力 14)
金額は2,000ダリーか。
まぁ、良しとしよう。
『リン、お前には基本後衛として、魔法中心でやってもらう予定だ。だから装備として、杖を選ぶ。ただし、相手が近づいて来た時にそのメリケンサックは使えるので、杖と両方装備しよう』
俺は杖を選びにいく。
選んだのがこちら
・タイガーウッドの杖
(初級上位・魔法力13)
硬さ的には普通の木だが、魔法の通りが少し良い、杖の先端には初級魔石(中)が付いている
金額は2,000ダリー
なので、全てを購入し6,500ダリー支払い店を出る。
続いて防具屋に向かう。
途中何度か冒険者に声をかけられたが、秘技苦笑いで対応。そして防具屋に到着
俺の装備
・硬皮の胸当て (初級中位・防御力10)
金額 1,500ダリー
・硬皮のブーツ (初級中位・防御力8)
金額 1,200ダリー
・硬皮のヘルム (初級中位・防御力8)
金額 1,200ダリー
・マジックシープの皮マント
(初級上位・魔法力 3 魔法防御 10)
金額 1,800ダリー
ルビィの装備
・軽鋼の胸当て
(初級上位・防御力 12 魔法防御力 3)
金額 2,500ダリー
・軽鋼のすね当て
(初級上位・防御力 10 魔法防御力 2)
金額 1,800ダリー
・軽鋼の腕当て
(初級上位・防御力10 魔法防御力 2)
金額 1,800ダリー
・軽鋼の頭当て
(初級上位・防御力 10 魔法防御力 2)
金額 1,800ダリー
リンの装備
・薄合鉄の胸当て (初級中位・防御力 6)
金額 1,200ダリー
・マジックシープのニット服
(初級上位・魔法力 4 魔法防御力 8)
金額 1,800ダリー
・マジックシープのニットスカート
(初級中位・魔法力 3 魔法防御力 6)
金額 1,500ダリー
・マジックシープのニット帽
(初級中位 ・ 魔法力 2 魔法防御力 5)
金額 1,200ダリー
・マジックシープの革靴
(初級中位 ・魔法力 2 魔法防御力4)
金額 1,200ダリー
・マジックシープの皮マント
(初級中位・魔法力 3 魔法防御力 10)
金額 1,800ダリー
合計で22,300ダリー
防御屋を後にして、薬屋に向かう。
・体力回復薬 200ダリー
・魔力回復薬 500ダリー
体力回復薬を10本と魔力回復薬を20本購入し、12,000ダリー支払う
続いて魔道具屋にて
・魔道ランプ 1,000ダリー
・魔道テント 10,000ダリー
・魔道コンロ 二個口 3,000ダリー
・魔道保冷ボックス 3,000ダリー
・初級魔石 10個 1,000ダリー
魔道具は魔石が必要なので念の為に買っておく。今回は初級シリーズで初級の魔石なら全て使用出来るらしい。
ランプは3個、保冷ボックスは2個
それ以外はそれぞれ1個購入
合計 23,000ダリー
続いて雑貨屋
・水筒
・包丁セット
・鍋
・フライパン
・まな板
・大きな桶
・小さな桶
・タオル
・ナイフとフォークセット
・お皿 各種
・大きな背負いバック
・寝袋 3つ
合計 3,500ダリー
さらに服屋により欲しい服を買う
合計 2,800ダリー
そして肉屋にいき、
生の肉と念の為、ジャーキーも買う
生肉は保冷ボックスに入れる
合計 2,000ダリー
八百屋にいき、野菜、果物を買う
ついでに追加で塩、胡椒、ハーブを買っておく。
野菜、果物も保冷ボックスに入れる
合計 1,800ダリー
今回の買い物で購入した物は全てバックに入れた。全て入ったし、まだまだ余裕がある。やっぱりすげー、バック様々だ。
今回の買い物の合計73,900ダリー
かなり使ってしまったが、昨日運良く13万ダリー手にしたので、まだ余裕がある。
買い物で今日1日使ったので、今日はもう宿に戻って明日の冒険に備えよう。




