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16話 それぞれのステータス

『お前達、これから俺のやる事を絶対に秘密に出来るか?』


俺は2人に確認した。


「分かったわよ。絶対に話さない」

「私もご主人様の事は絶対に、絶対に話しません!」


『これからやろうとする事はお前達の今後の人生を大きく変えてしまうだろう。それでも俺を信じて任せてくれるか?』


「もちろんよ!!」

「もちろんです!!」


これで失敗したらかなり恥ずかしいな、と思いつつおれはかなりの自身があった。


俺はまずルビィのもとに向かい、精神を集中する。


神力


その瞬間、俺は全身にオーラを纏った。

そしてルビィに触れて

「ステータス オープン。ルビィ!」


俺の目の前にルビィのステータスボードが現れる。そこでルビィのスキルポイントとステータスポイントを割り振る。


変化したのはこれだ。


職業 : 剣士(初級)Lv.3

→ 二刀流剣士(超級) Lv.3


体力 : 40 → 85

力 : 35 → 39

速さ : 50 → 60

防御 : 32 → 36

運 : 17 → 19


ステータスポイント 残り0


スキル

・力アップ Lv.2 → Lv.4

・速さアップ Lv.3 → Lv.5

・二刀流剣技 Lv.0 → Lv.3


スキルポイント 残り 1


超鑑定

・力アップ

常時力を1.4倍にアップする


・速さアップ

常時速さを1.5倍アップする


・二刀流剣技

(双烈風斬・二刀両断・乱れ無双)

二刀流を扱う事が出来る。

・双烈風斬

2本の刀からそれぞれ飛ぶ斬撃を放つ

1度使用すると16秒間使用不可

(スキルレベルにより変動)


・二刀流両断

2本の剣を同時に渾身の力で振り抜く。

通常の2本で切るよりも5倍ダメージを与える

1度の戦闘で1回のみ使用可能


・乱れ無双

2本の剣で5秒間目にも止まらぬ速さで乱れるように切りつける。

使用後は0.8秒間行動停止

(スキルレベルで変動)

1度の戦闘で1回のみ使用可能


アップ系のスキルは今見ているステータスの数字から上がるようだ。


職業も変更になった。やはりスキルが変わるとその種類によっては職業に影響があるようだ。


「あれ?何か体から凄い力が溢れ出て来るぞ!?な、なんなんだ!?これは!?」


さて、次はリンだ。


『ステータス オープン。リンダフェン!』


リンのスキルとステータスポイントを操作して割り振った。


変化したのがこれだ


職業 : 銀狐拳士(初級) Lv.1

→ 初級魔法士 (初級) Lv.1


体力 : 15 → 21


ステータスポイント 残り 0


スキル

・初級火魔法 Lv.0 → Lv.1

・初級聖魔法 Lv.0 → Lv.1


スキルポイント 残り 0


「私も少し変わったような??」



俺は神力を解き、気持ちを落ち着かせる


『さて、俺はある力を使ってお前達のステータス、まぁ能力だが上げる事が出来た。

まずはルビィ。お前は体力を倍以上に増やし、力、速さアップのスキルもレベルを上げておいた。あと新しいスキルとして、二刀流スキルを上げておいた。今後は二刀流で戦ってくれ。職業も二刀流剣士だ!』


「え?え?ええぇぇ~~~!?何を言ってるの!?どうなってるの!?」


『続いて、リン!!』


「は、はい!!」


『リンはレベルが低く、持っているポイントも少なかったので、体力を少し上げておいた。あと、火・聖魔法も初級だが使えるはずだ。この本をよんでおいてくれ。』


俺はバックから初級魔法書を取り出し、リンに渡した。


「は、はいー!!」


リンは本受け取り、返事をしながら敬礼している。カワイイやつめ!


『さて、動揺している所悪いが明日はこの街を出て、次の街へ向かう。そしてダンジョンに潜る予定だ。なので今日はもう休んでくれ。明日からはレベルアップを目標にする。特にルビィ!急激な能力の変化は馴染むのに時間がかかる。しっかりと体に覚え込ませるんだ。』


ルビィは動揺しながらも自分の部屋へと戻っていった。


さて、俺はステータスを上げてから魔物を倒していないので、変化は無いが念の為に確認した。


(ステータス オープン)


意外にも新しい項目が増えている。

鑑定をかけた。


・チームメンバー登録

チームメンバーに登録するとチームで倒した敵の経験値が1度リーダーに入り、そこからメンバーに均等に割り振られる。

スキルポイント、ステータスポイントも同様だが、その戦闘で使用したスキルのみ対象となる。


チームリーダー

・アラシ

チームメンバー

・ルビィ

・リンダフェン

・フェンリル



おおう、何か良く分からんが、これでリンのレベルも上げやすくなったな。フェンリルはレベルが高いから経験値は要らないだろうが、フェンリルの強さを考えると倒して貰った方が効率が良さそうなので、そのままにしておいた。



俺は足下でくつろいでいるフェンリルに声をかけた

『明日からはフェンリルにも頑張って貰うから、頼んだぞ。』


「かしこまりましたじゃ、アラシ殿」


「わぁー、その仔犬しゃべれるんですねー。

しかも、幻の魔獣フェンリル様と同じ名前まで付けて貰えてー、羨ましいです。うふふっ」


リンは優しい顔でフェンリルを見ながら微笑んでいた。


『リン、フェンリルは仔犬じゃないぞ、今は姿変化で小さくなっているが、実際はこれよりも20倍ぐらいでかいぞ。ちなみにフェンリルはその幻の魔獣だと思うぞ。』


「え?ええー??まさか本当にフェンリル様なのですか??」


『多分な、ところでリンはフェンリルの言ってる事が分かるんだな。』


「あ、はい。獣人だからでしょうか?分かります。」


『なら俺がいない時はフェンリルの世話を頼むな。』


「多分私がお世話される気がしますが・・」


『まぁ、良いや。それじゃぁ疲れたし、寝るかー。』


「そうですね、今日は本当に色々あり過ぎて疲れました。」


『良し、それならリンはベットを使って寝てくれ。俺はこの椅子で寝るから』


「それはダメです。私が床で寝ますのでご主人様はベットでお休みください」


『いいって、リンはしっかりと休んで欲しいし』


「いえ、奴隷は基本床で寝てますから。睡眠が取れるだけで幸せなんです」


『でも契約の時に1日3時間睡眠時間をとる事って書いてあったし。』


「そんなの守ってくれる方が珍しいと聞いています」


結局そのまま少しこのしょうもない会話のラリーを行い、結果2人共ベットで寝る事になった。2人の間にフェンリルを入れるということで。リンはフェンリルの横で寝るなど恐れおおいと、またラリーを続けるスタイルで来たので、ご主人様権限を発動して了承させた。


「ずるいです、ご主人様」


少し涙目で見上げるリンを見て、俺は全力で自分の顔を殴った。

正気に戻れ!俺!!・・・でもリンは16歳な訳だし、同意があれば良いってミス・マンディーも言ってたし、反対の手でもう1発顔面を殴り正気に戻した。自分にヒールをかけてベットに入った。


リンとフェンリルも入り、ああ、これが川の字ってやつかー、と考えながら目が冴えていたので、魚が1匹、魚が2匹と、川の字からの発展系でカウント、次第にまぶたが落ちてきて、俺は眠りにつくのだった。


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