15話 ルビィとリンの過去
俺とルビィとリンとフェンリルは1度俺の部屋に集まった。
そこでリンが奴隷になった経緯を聞いた。
・リンの住んでいた町が獣人同士の戦争に巻き込まれた。リンの両親も家族と町を守る為に奮闘したらしいが、相手が色々な獣人の連合だったので、次第に押し込まれ、町は焼き落とされリンは町をでて逃げた。
・リンには妹がいて、一緒に逃げていたのだか、結局2人共捕まってしまった。
・戦争で負けて奴隷になった場合、犯罪奴隷になるのがほとんどらしいが、リンと妹は子供の為、一般奴隷として奴隷館に売られたらしい。その時にミス・マンディーに会ったらしい。
・別の町で妹と共に最低限の奴隷としてのしつけを受け、この街へとやってきたらしい。妹は別の馬車で違う場所に行ってしまったそうだ。
・この街に着いた時、どうしても妹の事が気になったリンは隙を見て、逃げたし俺と会った。
・多分リンの両親は戦死したか、犯罪奴隷として売られたと。
なかなかハードな事を体験したようだ。
続いてルビィの事も聞く。何故強くならなくてはいけないのか?
ルビィは
・ある道場の娘で、双子の弟がいる。
弟と道場で練習に励み、切磋琢磨していた。将来強い方が道場を引き継ぐ話をしていたらしい。その頃ルビィは2本の剣を使っていた、二刀流である。弟は1本の少し長い剣を捕まっていた。ロングソードだろう。15歳の誕生日に師範の父からの誕生日にルビィは2本の剣を、弟は刀を貰ったそうだ。希望の物だったらしい。
その頃には弟の対戦ではルビィが大きく勝ち越していたらしい。ただ実力的にはほとんど変わらないが、最後にいつも弟に隙が生まれて、ルビィが勝っていたそうだ。
・16歳になって少しした頃、それは突然現れた。道場破りである。15人程で来た道場破りに師範の父が切り殺されて、門下生達30人程も次々に殺されていく光景を目にしたルビィは震えて立ちすくんでいたが、弟の姿が見えて、守らなければと弟に斬りかかった父の仇に二刀流で挑んだが、最初の相手の一撃で剣を1本折られ、次の一撃でで吹き飛ばされた。立ち上がれず顔だけを相手に向ける事しか出来ず、迫る相手に死を悟ったその瞬間、相手の体が斜めにズレ落ちた、その先には刀を振るった後の弟の姿が。その後弟は信じられない速さで道場破りを皆殺しにした。
・その後父の道場を守ろうと弟に師範をお願いしたのだが、武者修行に出ると言ってそのまま道場を出ていった。
ルビィは道場を守ろうと頑張ったが、師範を道場破りに殺された話が伝わり、半年を経たずに道場を閉める事になったらしい。
・ルビィは父の道場を復活させる為、冒険者で名を広めてる事と弟と約束した強い方が引き継ぐ。その為に弟より強くなる事。
その2つの理由から強くなる事と冒険者として名を広める事が必要で、それで俺のチームに入る事にしたそうだ。
なるほど、こっちもかなり重い話だった。ルビィの事だから単純に冒険者で世界一になりたいとか言うんだろうなと思っていたが。かなりルビィを見直した。
ちなみにルビィの弟は今の俺と同等かそれ以上らしい。そりゃ今のルビィじゃ絶対にかなわない。今覚えばルビィにもワザと負けていたらしい、理由は分からないらしいが。
さて、今度は俺の話をした。
異世界人である事は秘密にして、試練は俺の目標として説明した。
ペットのフェンリルは俺のペットとして、ずっと付いてくるらしい。もし可能なら1度母上に会いたいらしい。
ここで2人のステータスを鑑定で確認する
名前 : ルビィ Lv.18
種族 : 人族 20歳
職業 : 剣士 (初級) Lv.3
体力 : 40/40
魔力 : 20/20
力 : 35
速さ : 50
魔法力: 18
防御 : 32
魔防御: 20
運 : 17
ステータスポイント 25
スキルポイント 25
初級スキル
・剣技 Lv.3
・力アップ Lv.2
・速さアップ Lv.3
超級スキル
・二刀流剣技 Lv.0
続いてリン
名前 : リンダフェン Lv.3
種族 : 獣人 (銀狐族) 16歳
職業 : 銀狐拳士 (初級) Lv.1
体力 : 15/15
魔力 : 30/30
力 : 12
速さ : 28
魔法力: 30
防御 : 12
魔防御: 26
運 : 13
ステータスポイント 2
スキルポイント 2
初級スキル
・銀狐拳 Lv.1 (銀狐族限定)
・初級火魔法 Lv.0
・初級風魔法 Lv.0
・初級聖魔法 Lv.0
・初級特殊魔法 Lv.0
上級スキル
・上級氷魔法 Lv.0 (銀狐族限定)
超級スキル
・超幻惑魔法 Lv.0 (銀狐族限定)
???????
・??????? (?????)
なるほど、しかしリンはリンダフェンって言うのか。しかも16歳。絶対に12歳だと思ってたのに。まぁ、それは置いといて
『なぁ、お前達。自分の職業やステータス、スキルって分かるのか?』
「アラシ、私は分かる!職業は剣士で
ステータスは体力とか力の数字の事?なら分かるよ。スキルは剣技、力と速さのアップだね。」
「ご主人様、私は分かりません。すみません」
『ルビィ、どうやって知ったんだ?』
「神殿で見てもらうのさ、
ただ最低でも1,000ダリー取られるから、本当にたまにしか見てもらわないよ」
『自分で見る事は出来ないのか?』
「「出来ないよ!(です)」」
『スキルポイントは知ってるか?』
「アラシ、私は知らない」
「ご主人様、私も分かりません」
(アラシちゃん、この世界の住人達は自分のステータスを自分で見る事は出来ないのよう。ちなみにスキルポイントやステータスポイントの存在を知ってるのはこの世界でアラシちゃんだけだと思うわよん。)
あれ?俺の中の無視スイッチが壊れたのか?
(突破するのに凄い時間かかったわよう。なんでそんな事出来るのよう!アラシちゃん凄すぎ!!でもこれは絶対に愛のちか・・)
俺は上級無視スイッチを使い、再びミッシェとの会話をオフにした。ちなみに無視スイッチとは俺が気合いで何とかしてるだけだが。実際にそんなスキルもないし。
さて、これからの事だが、多分やれると思う。
『お前達、これから俺のやる事を絶対に秘密に出来るか?』




