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ホラーパーティ 2019  作者: あゆみかん熟もも


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9/9

終幕


 こうして、八つの話が生まれた。

 八つに分けられた、おかしなケーキは食べられて、無くなった。完食、ごちそうさまである。



挿絵(By みてみん)




 ヤオ菌――それは、新たに開発、製造された微生物。伝染する。


 誰もいないはずの、待合室のテレビが点く。

 するとテレビは、一つのCMだけを流している。

 袋に入った棒のお菓子を、新発売なので買って下さいと語りかけている。




挿絵(By みてみん)




 ケタケタケタ……


 暗く湿った静かな室内に、嗤い声が響く。

 恐らくは食せば、病みつきになる美味しさで、食べ続けて、中毒になる、この極上の美味しさを、一人でも多くの人に知ってもらいたい、広げたい――男は彷徨う。取り残された少女に、患者に、医者に、過ちを犯した者に、幸と不幸を背負った若者に、試食しておくれ――。

「あと百本……」

 彼の課せられたノルマは残り百本であるらしい。地獄とも言えるか試練の道を歩く。

 その先に待っているのは、社長の笑顔とボーナスである。天国である。

 END。



 ご読了ありがとうございました。


 五話の暴走車、午前八時〇分金曜日、やおきん。

 馬井望。

 あとは分かりますよね?

 ほぼ巷の実話が元ですが、謎は放置。

 それではー



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後書き あゆまんじゅう。こちら
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