表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
側近の日常  作者: fool
7/23

お友だち?

カールハインツ殿下は僕の姿を認識するとフラフラと近づいてきた


ゾンビみたいだね☆




「殿下、化物とは心の持ちようで決まるのですよ」




まったく人を黒いだけで化物扱いなんていい迷惑だ




目の前にきた殿下は身長約190㎝以上

150歳にしては大きい方だ

顔を見上げると健康的な肌の色に切れ長の目

鼻筋はシュッとしていて唇は薄く形が良い

強面だがそれ以上に顔立ちが整っていて髪の毛が少し顔にかかっている姿がまた色香を出している


女性らしさはないけど男の色気?セクシーな男?

あれだね、とりあえずこんな顔に見つめられたら孕みそうだね☆

とりあえず公害的な美形でした


将来が楽しみですね



顔をジロジロ眺めていると殿下の前髪が目に入りそうだったので手で退けてやろうと一歩踏み出したら裾を踏んでしまい殿下の前で跪くような格好になってしまった



うおー恥ずかしい!!

これはあれだ!挨拶でもして誤魔化そう!!




「お久し振りですね

また会えたことを嬉しく思いますよ」




あれ、なんか間違えた!?


ヤバイよ初対面なのに再会の台詞みたいの言っちゃった!!

変人扱いされちゃう!!


つかさっき髪退けようとしたけど身長差的に無理だったよね

僕の身長60㎝ぐらいだから届くわけなかったよね(泣)

もともと無理なことをやろうとして躓いて殿下に跪くような格好して、あげくの果てには意味のわからない再会の言葉言っちゃって…………

はぁ僕今日ついてないな……





焦って顔を伏せたままでいると殿下も言葉を発した



「ひさしぶりだな我が友よ

待ちくたびれたぞ」



なんていい子なんだ!!歳上だけど

僕の変な言葉に付き合ってくれるだなんて嬉しすぎて涙が出ちゃう



「おい、泣くなよ」



「すみません嬉しくて」



あ、マジで出ちゃった

テヘペロwwwwww



「おい、どういう__」



陛下とパピーのことすっかり忘れてた

マジ空気ww



「親父コイツ俺の側近にする」



フアッ!?なんのこと?



「いやまぁそのつもりだったが……」



「なら問題ないな

周りに転がっている奴等回収して出てけ」



うわぁさっきまで泣いていた子とは思えない



「わかった」



あー陛下行っちゃった……

せめて説明が欲しがった



編集致しました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ