始まりの村
勇者を探して魔王の城からここまでやって来ました。始まりの村
の近くにある草原に。勇者を倒すためとはいえさすがに始まりの村に入るのは危険だ。なぜかって？始まりの村だぜ？村なんだぜ？モブとは言え人がそこそこいるんだぜ？それに加えて勇者がいるんだぜ？さすがにそこまで危険を冒したくはない。
よし、ここから街の様子でも覗いてみるか。勇者はどれかな～。
何この村強そうなやつしかいないんだけど‥‥‥右から戦士、戦士、戦士、魔法使い、僧侶、魔法使い、戦士、僧侶、武闘家、武闘家、村人N、村長M、勇者、勇者、勇者、勇者、戦士、勇者、武闘家、賢者、賢者、勇者、勇者、勇者、勇者……
村長M？そんなにたくさん村長がいるのか？いやそんなことより今は勇者d‥‥‥勇者多すぎだよおい
これは無理。絶対無理。無理ゲーだっておい。俺帰る。
俺が帰ろうとしたその時
「こんなところにスライムがいるべ」
「ちょうどいがっだ今日の晩飯はスライムの刺身にするべさ」
「んだな」
「「スライム刈りじゃああああああああああああああああああああああ」」
村人A、Bが現れた。
『やべえよおい。このままだったら晩飯にされちまうよ』
これは逃げるしかねえな
行動
戦う
魔法
道具
→逃げる
村人からは逃げられない
「クっクック知らなかったのか？村人からは逃げられないということを」
何その魔王みたいなセリフは‥‥‥
いやいやいや‥‥‥
仕方ない戦うか。
村人のレベルは‥‥‥
村人Aレベル999、村人Bレベル999
あ、これ俺死んだな。確信したわ。こんなんじゃ勝てるわけない。こうなったら自棄糞じゃ
＜スライムの連続攻撃＞
＜村人Aに1のダメージ。村人Bに1のダメージ。村人Aは息絶えた。村人Bは息絶えた。＞
よええええええええええええ
何あのレベルの高さ？弱過ぎワロス
＜スライムはレベルが上がった＞
まあそれはレベル上がるわな
＜レベルが１上がった＞
1だけかよ。まあ弱かったしな。
＜スライムは、HPが100上がった。MPが500上がった。攻撃、防御、素早さがそれぞれ１上がった。柔軟性が35434865156412上がった。＞
柔軟性？まあいいか
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名前 スライム
Ｌｖ 6
ＨＰ 150
ＭＰ 600
攻撃 10
防御 10
素早さ 10
柔軟性 35434865156412
属性 全て（火、水、風、土、雷、光、闇、無、創造、破壊、時間、空間）
特技 なし
装備 スライムの冠
道具 薬草×10、短剣（手が生えない限り装備できない）
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