最後の敵は!?
ついに最終話でございま
勇者を倒したあとに現れた人物の正体は……
始まりの村の村長Mだった。
『お、お前は村長M』
「初めましていや、久しぶりですね。あなたが始まりの村を覗いていた時以来ですね」
『気づいていたのか』
「私は村長Mですよ。気づかないわけがありません。ちなみに村長MのMはマサオのMです。決してドMだからではありません」
『お前の性癖なんてどうでもいい。なぜ始まりの村の村長がここにいる』
「あなたを倒すためですよ。まさか勇者勇者が倒されるとはね……保険で私が来ていて良かった。魔王あなたにはここで死んでもらいます。」
『俺を倒すだと?大した自身だな。』
「私のこの剣を見てもそんなことが言えますか?」
俺は村長の剣をみる。
『ま、まさかその剣はスライム殺しの剣……そんなものが実在するとは……』
スライム殺しの剣とはスライムを倒すためだけに作られた剣である。
竜殺しの剣と同じようにスライム以外には効かない
「我が村に代々伝わる剣です。一応持ってきておいて良かった」
一応でも普通持ってくるか?スライムを倒すためだけの剣なんて……
『だがその剣で私を倒すことができるかな?普通のスライムの力を遥かに凌駕したこの私を』
「この剣ならきっと倒せるはずです。それでは行きますよ」
<村長Mの攻撃>
<スライムには当たらない>
<スライムの攻撃>
<村長Mに100のダメージ>
「もっと攻撃をしてください。そんなんじゃ全然ダメです」
何言ってんだこいつ?
本当にドMじゃね?
<村長Mは様子を見ている>
<スライムの攻撃>
<村長Mに101のダメージ>
「あん……気持ちいい」
それにしても防御が硬い……
<村長Mはもっと攻撃をしてほしそうな目でこっちを見ている>
コイツはヤバイやつだ……
さっさと倒さないと……
<スライムの攻撃 スライムは魔法を使った>
『この世界にあるすべての闇よ やつを闇の中に閉じ込め 永遠の絶望を与えよ 闇の堅牢』
<スライムは村長Mを闇の中に閉じ込めた>
これでもう会うことはないだろう
絶対に会いたくない
こうして魔王城は平和になった。
ちなみに闇の堅牢の中では、村長Mの淫猥な叫びが……
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名前 スライム
種族 スライム
職業 魔王
Lv 99999(MAX)
HP 9999(MAX)
MP 9999(MAX)
攻撃 9999(MAX)
防御 9999(MAX)
素早さ 9999(MAX)
柔軟性 999999999999
弾力性 999999999999
歯ごたえ 999999999999
旨味 999999999999
テンション 999999999999
気怠さ 999999999999
魔王っぽさ 2
属性 全て(火、水、風、土、雷、光、闇、無、創造、破壊、時間、空間)
特技 なし
装備 スライムの冠、魔王の証(呪われている)
所持金 12000ゴールド(人間の店じゃないと使えない)
道具 門番の家の鍵(呪われたアイテム)、エロ本×50冊、ダンベル×2(片方5キロ)、勇者の剣×20本、薬草×60束、スライム殺しの剣




