俺って? 君の目にちゃんと映っているのかな?
彼女と付き合って3年、彼女の気持ち離れていっているのが分かる。
俺と一緒に居ても、他の事を考えているし。
俺が彼女に話しかけても、カラ返事なんだ。
彼女の目に俺はちゃんと映っているのだろうか?
何度か彼女と、“結婚”のタイミングもあった。
その度に、俺は正社員でもなくただバイトを掛け持ちして食いつないでいた。
彼女は俺と違って、“ちゃんと正社員として働いている。”
俺に金がないのを知っている彼女が俺の代わりに何処かに食べに行っても
お金を出してくれる事が多かった。
何処に行くにしても、何を食べに行くにしても、彼女が全部お金を出す。
俺は彼女に着いて行ってただこういうだけだった、“ゴチ。”
・・・きっと頼りない俺に彼女も愛想をつかしているのだろう。
俺も何とかしないといけないとは分かっている。
でも? なかなか俺みたいな男をどこの企業も“社員”では取ってくれない!
全く安定しない生活。
彼女はもう、俺に着いていくのに疲れたのだろうか。
随分と俺は彼女の“笑う顔”を見ていない!
『なあ? “俺と結婚しないか?”』
『何、馬鹿な事言ってんのよ!』
『冗談じゃないよ、俺は本気で、』
『まともな仕事も就いてないのに結婚なんかして生活できないでしょ!』
『・・・そ、そんなに、はっきり言わなくても、』
『本当の事じゃん! 結婚の話をするなら、ちゃんと正社員になって
からにしてよね。』
『・・・そ、それまで、待っててくれるのか、』
『そんな、分かんないわよ! とにかく今は安定した仕事に就いて。』
『あぁ、そうだな、ごめん。』
『もぉ~そういうのはもっと計画立てて話してよね。』
『・・・あぁ!』
・・・この話をしたのも、既に1年前になる。
俺はこの1年! 何をやってたんだか、本当に情けない。
そんな頃“彼女が日に日に俺を見てないんじゃないかと思うようになった。”
彼女の目に俺はもう映ってないように感じるようになる。
いや? 正確には、ぼんやり俺が映ってるだけのように見えた。
その代り、彼女がボーっとしている事が増えたんだ。
他の男性かの事を考えているようにも見える。
『ひょっとしてだけど、他の男の事とか考えてるとかしてない?』
『えぇ!?』
『“図星?”』
『ち、違うわよ! もぉ~何言ってんの!』
『動揺してるよな、』
『だから、してないって!』
『・・・そこまで言うと怪しんだよなぁ~』
『いい加減にして!』
『・・・・・・』
やっぱり彼女は俺に何か隠している。
もう、その男と彼女は俺に隠れて会ったりしているのかな?
俺は“後悔で頭がいっぱいになった。”
俺は彼女の事を“心から愛していると改めて気づかされた!”
誰にも奪われたくない! 俺とこの先も一緒に居てほしんだと......。
『ごめん、真剣な話があるからココに座って!』
・・・とうとうその日が来たか?
『あぁ!』
『“結婚式挙げない?”』
『えぇ!?』
予想外な展開、、、!?
『結婚式?』
『今までコツコツ貯めてた貯金があってね、結婚式挙げたいなって。』
『俺でいいの?』
『当たり前じゃない!』
『俺も結婚したい!』
『えぇ!? 何、泣いてんのよ!』
『“嬉し泣きだよ。”』
『もぉ~泣き虫なんだから~!』
『・・・そ、そうだな。』
『それよりパンフレット貰って来たから、いつがいい?』
『そうだな、皆に俺達の結婚祝ってもらおう!』
『うん!』
俺の何倍も彼女の方が俺の事をちゃんと見ててくれたのかなと
凄く嬉しくて、つい男泣き。
俺は彼女を選んで良かったと心から想った!
“俺達、絶対に幸せになろうな!”
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