071 仕上げの終わり のはずが・・・
今回の投稿で戦闘終了のつもりだったのですが・・・
すいません。
書いているうちに話が変な方向へ・・・ 次話で戦闘終結になると思います。
よろしくお願いします。
【敵艦隊迎撃宙域 攻略艦隊 総旗艦『黒虎』司令部区画】
そこには各艦隊合わせて、24万隻の戦闘艦と5000隻の救難艦が迎撃の為の陣形を成していた。
「各員、この戦いが今作戦の最後の戦いとなるであろう。 最後まで気を抜くことなく戦い続けて欲しい。
そして、多少の敵艦なら逃がしても構わないと考えている者がいたら認識を改めて貰いたい。
1隻でも敵艦を逃がせば、此方の艦艇や装備、戦術を知られることになる。 そうなれば次の戦いが厳しくなる。
思い出してほしい。 敵の戦術が中央突破から方陣での正面対決に変化した事を そして防御力強化型の新型艦の登場を ・・・こちらの事を知られれば敵は対処してくるのだ。
1隻残らず撃沈し、敵を殲滅せよ!」
「「はっ」」
「だが、正面から戦えば此方の被害も甚大なものとなる。 艦隊を3つに分け敵進路上、正面から見て斜め下・斜め右上・斜め左上の配置し、敵進路中心線上には機雷を散布する。
敵艦隊を3方向の斜めから攻撃し、此方の被害を抑えつつ最終的には並走しながらの攻撃になるだろう。 並走しながらの攻撃は反対側の見方艦を誤射しないよう敵進路の中心線上を狙うよう心掛けるように。 ・・・では、作戦開始!」
ルコール殿下の作戦開始の言葉と共に司令部区画内は、いや全艦が動き出した。
が、最初でつまずいた。 敵進路上に機雷を撒くにあたり、総数100万個を超える数は極めて厄介だったのだ。 主力艦隊と諸侯艦隊は同じ手順、同じ訓練を行っていたので何とかなったが、連合国艦隊は各国別々の手順、別々の訓練を行っており、設置現場が混乱したのだ。(機雷を撃ち出して設置するのか、艦でその場まで行って機雷を置くのかとか、投入毎に艦を停止するのか、進みながら投入するのか、進みながらの場合、速力は何ノット出すのか等、統一規格が存在しなかった。)
最終的には小回りの利く救難艦隊が連合国艦隊の機雷を受け取り、予定宙域に設置したが、作業は遅れに遅れた。
そして設置は終わったが、救難艦隊が機雷源から抜け出す前に敵艦隊が現れたのだ。
敵予想進路の下側で配置についていた主力艦隊では、ルコール殿下が矢継ぎ早に指示を出していた。
「救難艦隊の離脱時間を稼ぐぞ! 作戦計画よりも敵艦隊の前方にかぶせ気味に艦隊を動かす。 その分、敵の攻撃を正面から受けることになるが、慌てず僚艦とシールドを重ねて防御を強化するように、三神の三位一体作戦を忘れるな。
救難艦は高速艦だ。 すぐに敵進路上から離脱するだろう。
救難艦隊が機雷源から出たら速やかに艦隊を元の位置まで下げる。 タイミングに注意しろ。」
「「はっ」」
ルコール殿下の指示により、迎撃計画は大きく破綻することもなく上手くいくと思われた。
しかし、右上側で待機していた連合国艦隊が敵進路上に大きく出て来た。
彼等は自分達のせいで機雷敷設が遅れ救難艦隊を危険に晒しているとの認識の下、自国の面子を保つためにも救難艦隊に被害を出すわけにいかないと動き出した。(救難艦が高速艦である事を知らなかったも判断を誤った一因、必要以上に時間稼ぎをする必要を感じたため敵進路上に出過ぎた。)
そして左上に布陣していた諸侯艦隊は、一連の動きを見ていて勘違いをいていた。 救難艦を救う為に殿下が無理をし、それを連合国艦隊が助けるため動き出したように見えたのだ。
そうすると、殿下の危機にはせ参じるに貴族として諸外国の連中に後れを取るわけにはいかないと、諸侯艦隊の一部が暴走し、敵艦隊の前に飛び出した。
そして、その最悪のタイミングで敵艦隊との戦端が開かれてしまった。
来週、コロナの3回目ワクチン接種があります。 2回目の時にもあったのですが、副作用が出た場合には次話投稿が1週間遅くなるかもしれません。




