067 それぞれの動き
すいませんが、明日と来週の投稿はありません。
次回投稿は19日になると思います。
【敵前線基地宙域 攻略艦隊 総旗艦および主力艦隊】
第2目標地点の情報を入手した攻略艦隊では、ゲート突入に備え主力艦隊が陣形を整えていた。
「現在、敵防衛艦隊は海軍の別動隊10隻と交戦中だ、主力艦隊はこれよりゲートに突入し敵艦隊の撃破及び、敵基地の無力化を行う。
なお、このポイントにはゲートが2基確認されている。 1つ目はこの前線基地と繋がっている物、2つ目は更なる奥に存在する敵基地と繋がっている物と推測される。
左翼艦隊は主力艦隊に続きゲートINし、向こうにゲートOUTしたら直ちに2つ目のゲート前に布陣、ゲートから出てくるであろう敵増援を殲滅せよ。 敵増援が多くゲート前宙域の確保が困難な場合はゲートを破壊し、増援を絶て。
右翼艦隊も左翼艦隊に続け、右翼艦隊は周辺宙域の索敵及び接近してくる敵艦隊があった場合の排除を命じる。 なお、任務に支障をきたさない範囲で左翼艦隊の支援にあたれ。
後方に待機中の支援艦隊は、ここ前線基地まで進出し、友軍宙域との簡易ゲート設置作業を行え。 支援艦隊の護衛に就いている5個王国艦隊は、海軍の第2特務艦隊の支援と共に、周辺宙域の警戒監視に当たれ。」
「「はっ」」
ルコール殿下の指示の基に全艦隊が動き出す。
【B-17~敵前線基地宙域 三神子爵領艦隊への増援艦隊 三神公爵領軍新型宇宙戦艦『礼文』】
今回の作戦の性質上、三神の増援艦隊は『礼文』を臨時の艦隊旗艦としていた。
『礼文』の作戦室では、司令のリラや幕僚達が会議を行っていた。
「さて、皆も知っての通り攻略艦隊と兄上の艦隊に動きがあった。
第1攻略目標であった敵前線基地を確保した後、敵ゲート使って直接第2目標に強襲する案が出され。 陛下の名の元に作戦実行の許可が出された。
我々が合流予定だった兄上の艦隊も、当初予定されていた敵艦隊誘引と敵基地捜索から、敵艦隊誘引と敵艦隊殲滅に任務が変更された。
これにより我が艦隊の任務である兄上の艦隊支援は変わらないものの、内容は変わってくる事になる。 艦隊編成等、皆の意見が聞きたい。」
この発言を受け、幕僚達が発言する。
「当初の予定よりもロア様の艦隊が近い位置に居るため、改装艦も含め5000隻全艦をもって支援に当たりましょう。 隻数が多ければその分敵艦隊殲滅にかかる時間が短くなりますし、時間が縮めばその分艦艇への負担軽減にも繋がります。」
「私もその考えに賛成します。 現在、敵基地のあった場所に味方宙域とのゲートを構築していますので、損傷艦や不具合艦艇が出ても当初の計画よりも速やかな後送が可能となります。 多少の無理もきくでしょう。」
「私としては、艦隊分割案を提示させていただきます。 新型艦1000隻はこのままロア様の下に向かいますが、改装高加速艦4000隻は占領した敵戦線基地に攻略艦隊の支援部隊が展開しているので、そこで最大限の整備を行い少しでも艦の状態を良くしてから合流させるべきでしょう。」
「悩ましいですな・・・ ただ・・・ 我が艦隊の艦艇はロア様が使っている艦艇の様な圧倒的な性能を有しておりません。 あの防御力の庇護下でなければ5000隻などあっと言う間に撃沈されてしまうでしょう。
敵の領有宙域である事を考えると、別の敵艦隊との遭遇の可能性も捨てきれません。 そうなれば要らぬ被害も出す事になるでしょう・・・ 少しでも早くロア様の艦隊と合流する事が最優先だと考えます。
その後なら、敵艦がどんなに増えても問題ないでしょう。」
「「・・・」」
「さて皆の意見、それぞれもっともなのだが・・・ 兄上の艦隊と合流する事を最優先事項とする。
最適コースと更なる増速について計画してもらいたい。」
「「はっ」」
暫くしたのち、三神の増援艦隊は進路を変更しつつ、増速を開始した。
念の為、あとがきにも書きますが、明日と来週の投稿はありません。
少しばかり遠出する事になりました・・・ また19日から見に来て下さい。
よろしくお願いします。




