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グリーンスクール - 野球小僧  作者: 辻澤 あきら
49/64

野球小僧-49

「さすがに、すごいね」池田

「あいつはダメだよ、イチローは出しちゃあ」山本

「でも、無理だよ。無茶苦茶速いんだから」木村

「まぁ、しかたないさ。振り出しに戻っただけさ」高松

「サンディ、大丈夫」高松

「ダイジョウブ、デス。もう、打たれません」サンディ

「あんまり、無理に抑えようとしないで、打たせてもいいよ」高松

「さぁ、この回、誰からだ?」山本

「僕」小林

「頼むぞ!」山本

「でも、山本、今日はおまえダメだな」池田

「タイミングが合わないんだよ」山本

「サウスポーはダメなんだな」高松

「右ピッチャーでも出てくれりゃあいいんだけど」山本


『打席に入った小林君、ぽんぽんとストライクを先行されて、ツーナッシング。強気ですね』

『小林君が慎重に来るのを読んでいたようですね』

『第3球、投げた、空振り!三振!あっけなく三振です』

『江川君、のってきましたね。愛球会で足の速いのは誰なんですか?』

『そうですね、山本君と小林君とぐらいじゃないですか』

『そうすると、なかなか江川君を崩すのは難しいでしょうね』

『サンディが打席に入りました。さっきは特大のホームランをたたき込んで見せましたが、今度はどうでしょうか。江川君、ふりかぶって、投げた、ストライク!速球をストライク!強気の勝負です』

『意地でしょうね』

『真っ向からの対決になっています。さぁ、第2球、投げた、ボール!高に浮いた、ボール。少し、力んでしまったのでしょうか。ボールを手でこねて、馴染ませています。サインを確認して、ゆっくりとふりかぶって、投げた、打った!打球は、ピッチャーへ、はじいた、と、江川君急いで捕りにいって、投げた、1塁、アウト!でも、いまの…』

『左手でたたき落としましたね。大丈夫でしょうか?』

『そうですね、ワンバウンドのボールをグローブのないほうの手でたたき落としましたが、マウンドに選手が集まっています』



「おい、大丈夫か?」東

「…ん、ちょっと」江川

「どこ?」東

江川は親指のつけ根を押さえながら差し出した。

「無理するな、降りろ」野村

「そうそう、あとはオレにまかせな」イチロー

「おい、なんだイチロー、外野から来たのか」東

「いやぁ、心配だから」イチロー

「うそつけ。とにかく、江川は交代だ。監督に言って、次のピッチャーを」東

「オレオレ」イチロー


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