高校入学
皆さん初めまして!この作品は私の初投稿です、興味をもって下さった方ありがとうございます!
私の小説は他の方より1話の長さが短く、物足りないかもしれないですが、これからどんどん次話投稿していくので読んで頂けると幸いです。
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僕は今日もここに来ていた。
もう会えないであろう彼女の面影を探して。
昨日から降り続けていた雨がやっと止んだようだ。
傘を閉じて見上げると、
木漏れ日が映る。
雫が光を反射して眩しい。
彼女の瞳もあんなふうに輝いていた。
彼女と歩いたこの道を歩く度に
太陽のような笑顔で動き回る彼女との思い出がよみがえる。
彼女は今、
どうしているだろうか。
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希望と出会ったのは高校の入学式だった。隣の席になった彼女は、初対面の僕に馴れ馴れしく話しかけてきた。僕とは全く違う世界に生てきいるのだろう。
彼女はすぐにクラスメイト達と打ち解けている。にもかかわらず、毎日毎日話しかけてくる。隣の席だからだろうか。女子とほとんど話したことのなかった僕は最低限の返事しかしていない。彼女は毎回がっかりした顔をする。
明くる日の朝、部活動の案内が配られた。僕は特に入るつもりはなかったが、彼女が言った。
「一緒に軽音部入らない?」
正直、訳が分からなかった。
確かに僕はベースを弾けるが、それを言った覚えはない。それに、話を聞いた限りでは彼女は楽器を弾けないようだ。
このとき僕は、初めて彼女に質問した。
「君は僕をどうしたいの?会ってまだ2週間だろう。他に誘う相手がいるんじゃない?」
すると彼女は、今まで見せたことのない傷ついた顔をした。その後、彼女が話しかけてくることはなかった。
ここまで読んで下さりありがとうございます!
続きは不定期に更新していく予定ですm(_ _)m
是非読んで下さい!!