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最強魔術師の学園(冒険者)物語  作者: いじめられ者
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第十話 冒険者ギルドとテンプレと


「「おお~」」

 俺たちは朝食を食べ終え、王都を少し観光し、冒険者が集まる、冒険者ギルドに到着した。

 剣と盾が交差している看板、白塗りで屋根は赤と、やや派手め、そして大きさ、王都のギルドなだけあって、なかなかの大きさである、貴族の家より大きいかもしれない。

 様々な武器を持った人がその中に入っていくのが見える、ああ!異世界と言えばこれよ!

「は、早く行こうぜ!」

「あ!、ちょっと~子供じゃないんですから~!」

 俺は早く冒険者になりたい一心でギルドに走る、それをルーシーが追いかける、はたから見れば、はしゃぐ弟を宥める姉のようである、逆なのに……

 カラン カラン

 ギルドに入った瞬間、周りから視線が送られてくる、男性はルーシーに見惚れ、女性はレミルズから目が離せずにいた。

「あれ?俺なにかした?怖いんだけど」

「さあ?(この女たらし!)」

「ん?!痛い!、なんでつねるんだよルーシー……」

「知りません!」

 いきなり尻をつねられて、困惑するレミルズを置いて、受付に向かうルーシー。

「ま、いいか……」よくねえよ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「すみませーん」

「はーい」

 返事をしてきたのはウサミミの美人受付嬢さんだった。

 (やべえ、ウサミミだ、初めて見た獣人、モフモフしたいなあ……)

 その美人ウサミミ受付嬢を眺めていると、冷たい視線が送られてくる……やだルーシー貴女そんな顔できたのね!。

「あの冒険者の登録をしたいのですが」

「はい!冒険者の新規登録ですね?、登録するのはお二人でよろしいですか?」

 俺は転生した時からずっと、なりたいって思っていたから、いいとして、ルーシーがここに来ると時に『私も冒険者に憧れていました』と言った時は驚いたな、でもまあ納得するところはある、父さんと母さんも凄腕の冒険者だったから、それに影響されたんだろう、今のルーシーは父さんや母さんよりはるかに強くなっているけどね、よし、二人でてっぺん目指すか。

「ルーシーも登録するか?」

「もちろんです!」

「では二人で登録します」

「わかりましたあ!美男美女新規登録はいりましたー!」

「「「「「おおおおお」」」」」」

「「ちょ?!」」

 何言ってるんですか、このウサミミは?! あ、でも美男って言われたのは嬉しいかも、お世辞でも嬉しいぜ?。ていうか、完全に居酒屋のノリじゃねえか!。

「ではさっそく当冒険者ギルドについて説明や規則などをしていきます!」

「お……おねがいします……」

 そして俺たちは冒険者ギルドについて説明を受けた、ようは

 ・ギルドは成人していれば誰でも登録可能、この世界では成人は15歳なので、俺達も登録できる。ただし特例で未成年でも登録できる場合がある。俺は前々から登録できるようだったが、師匠に『成人してからね』と言われたような気がしていたので、ここ15になるまで待っていた、いまだに師匠の記憶は戻っていないがね

 ・ギルド発行のカードが身分証になる

 ・国を越えた組織であること(貴族や王族の横暴などはかすり傷も負わないほどらしい)そしてギルドカードがあると、国外の移動も可能。

 ・ギルドには国も強く出れない、自分は貴族だ!とか王族だ!国王だ!とか言って無理やり、ランクを上げろと横暴なことをすると、それ相応の罰が下る。

 ・冒険者にはランクというものがある、上がれば上がるほど、信頼を得て、特別な依頼を回されることもある、そしてランクが上がるにつれ、報酬も上がるそうだ、だが、ランクが上がると指名依頼というものがあり、ある特定の人に指名で依頼を受けさせられることのデメリットもある、その分報酬は弾まれると言われたが、めんどくさいな、まあトップを目指すんなら仕方ないな。


 そして冒険者ランクは下からF、E、D、C、B、A、S、SS、SSS、そして冒険者のトップEXだ。現在この世界にはSSS冒険者一人はいるようだが、EXは一人もいないらしい、過去に初代勇者が、EXランクにまで上り詰めたという伝説がある、EXに上がるには七大魔を一体倒さなければなることができない、なんだ意外と楽じゃん(・・・・・)


 そして現在のトップはSSS冒険者の『ルルイエ』という名の女性らしい、男性冒険者かと思っていたのだがこれは意外だった、しかもその人の二つ名は『薄氷の女神』らしい、何それかっこいい。

 彼女は単体で王魔の上位種『エンシェントスノーマン』を倒したことがあるらしい、そしてその薄氷の上で戦っている姿があまりにも、神々しいのでその二つ名がつけられたらしい。

 Sランクに上がると二つ名を付けられることがあるそうだ。


 ちなみにうちの両親は、Sランク冒険者だったらしい、どおりで強いと思った。

 レイラ母さんは『青蒼の聖女』エロジジイは『性欲の塊』という二つ名を持っていた、ごめん、これはもうクソ親父としか言えねえ、ルーシーですら『救いようがないですね』と真顔で言っていたほどだ。


 幸いにも、『ルミナス』という家名はギルドには知られなかったのは大吉だった、母さんはまだしも、あの親父の息子って知られたら、女性冒険者たちから変な噂が立つかもしれない、ありがとう父さん、ルミナス家の平和は保たれたよ。どこからか泣き声が聞こえてきたが、気のせいだろう。


 てか父さんの、名前ここまで広がってるのかよ。

 どうやら父さんにセクハラの被害を受けたのは、約百人にも及ぶそうだ、そのたびに半殺しに会うのだが、本人は何回も復活しそれを繰り返していた、よく捕まらなかったものだ、逆に尊敬したい。


・依頼をこなせば、ランクが上がる。

 これはもちろんのこと冒険者には依頼があり、その依頼を完了することによって、ランクが上がる。

 討伐依頼、採取依頼、雑用依頼、そしてこれはランクが高くなると指名依頼として、護衛依頼がある。

 討伐依頼は、その名の通り、魔物を討伐する依頼、採取依頼は、薬草などの素材を採取する依頼、雑用依頼、これはあまり人気がない、家の留守番や家の掃除などの雑務を依頼される。

 そして護衛依頼だが、これはCかBランクになると指名依頼として、ギルドから承る、普通の護衛依頼は、商人などの護衛なのだが、ランクが上がるにつれ、貴族、そして王族などの護衛を依頼される場合もある。

 ・魔物が大量発生した場合は強制ではないが、積極的に防衛に参加してほしい。

 魔物の大量発生いわゆる魔物行進絶望曲(スタンピード)だ。

 大量の魔物が迫り、その魔物の行進の音がまるで絶望曲だと言われる由来からこのような名前が付いたらしい。

 この世界のスタンピードってそんな由来あんのかよ……。

 そして防衛戦には冒険者は強制ではないのだが、積極的に魔物を排除してほしいとのことだ。

 レミルズ的には積極的に参加していこうと思っている、色々な魔物を見たい好奇心と、素材が欲しいからだ、倒した魔物の素材は倒した本人で好きにしていいそうだ、素材としてギルドに売るもよし、その素材で、鍛冶屋に装備を作ってもらうもよし。

 ・冒険者同士の争いごとにはギルドは関与しない

 それはそうだろうな、わざわざ危ないことに口を刺したくないよなと納得する、俺だって前世だったら口を刺さないね。

 とまあ大体はこんなもんらしい、他にもあるみたいだが、ウサミミちゃんが言うには『特に気にしなくてもいい』だそうだ。


「それではギルドカードを発行させていただきますね!」

「はい!おねが――ドン!」

 いきなりギルドの扉が乱暴に開かれた、そこには身長は180以上はある筋肉が膨れ上がっているいかついおっさんが立っていた、しかも俺睨まれてね?なんで俺だけこんな目会わないといけないの?泣くよ?泣いちゃうぞ?

「おい!ここはガキが来るところじゃねえさっさと帰って母ちゃんの乳でもすってろ!」

 来ちゃったよテンプレ、来るとは思ってたけど、そんなガキに見えますかね、一応170以上はあるんですけどね、あ、前世の俺は170もなかったわちくしょ思い出したくもねえこと思い出しちまった。

 冒険者は舐められたらそこで終わりだ!とか父さんが言ってたな。

「お前にはガキに見えるだろうがこれでも成人している大人だ、成人になったら誰でも冒険者になれるのがここのルールだ、俺らが冒険者になるのは不服か?オーク?」

 オークと言った瞬間、周囲から笑いが起き、その当のオークは顔を真っ赤にしている。

「このガキ!!」

「ねえウサミミお姉さん、これって殴られた後に反撃したら正当防衛になるかな?」

「え?!あ、はい!冒険者同士のいざこざはギルドは口を出さないので!」

「ありがとうお姉さん!」

 レミルズはウサミミさんにとびっきりの笑顔を向けた

「はわぅう」 

 ウサミミさんはあまりのかっこよさに悶えた。

「おいてめえ!!聞いてんのか?!」

「ん?ああごめんね人間の言葉が話せるオークって珍しくて!」と

 笑いながら言うと、流石にブチギレらしく

「てめえ!!先輩冒険者であるBランク冒険者様である、このトンパ様が!お前を!再起不能にしてやる!後輩がイキがってんじゃねえ!」

 そう言い俺の顔面に向かって拳を突き出すが……

 (遅すぎる……なんだこれスローモーション?速度が十分の一とかになってないよね?『思考速度加速』のスキルも使ってないけど、ここまで弱いのか、まあ避けるのも面倒だから甘んじて受けるか……)


 ――――だが、ただでは殴られねえ……――


 『不動明王』+『硬質化』発動


 ガキン!!

 その殴り音は生身の人間を殴る音ではなく、まるで鉄、いや硬い鉱石を殴る音がした、もちろん俺は動じていない、蚊が止まった程度だ。だが今の音とは別にバキバキと音が鳴った、恐らく奴の拳の骨が折れた音だろう。


「グああああああ?!俺の拳があ……!!」

 おっさんは涙を流しながら悶えている、自分で殴っておいて何言ってんだ。

 周りはそれを見て唖然としている、おいルーシー笑ってやるな、俺もこらえてんだから!

「なんで殴った側が怪我してるんですか?てか今の音、完全に折れましたよね?、なぜ殴った貴方が怪我を負っているんですか?」

「て、てめえ!何しやがった?!」

「いや、ただ突っ立ってただけなんですけど、自滅が上手いですねルンパさん!」

「トンパだ!、こいつ!もう許さねえ!」

 そう叫ぶと、トンパは背中に背負っていた大剣を手に取り、俺に向かって剣を振る

「ちょっと貴方!武器は規則違反よ?!、冒険者ギルドから除外されたいの?!」

 どこからか女性の声が聞こえるが、それを言うには遅かったもう俺の腕の方に剣を振られる

 おそらく鉄、いや、ヒヒイロカネか……鉱石で作られた剣か、まあこいつの性格上、どうせ初心者から金を巻き上げて買った感じか。まあいい、これも受けよう。

 カキン!バキ!バキバキ……パリ―ン!

「「「「「「「は?」」」」」」

 俺の体に当たった瞬間剣ははじけ飛んで、折れた。というか灰になった

 『不動明王』+『硬質化』+『武器破壊』

 『不動明王』

 動かずそのままの状態でいるとき、防御力が∞になる

 なんだこのチートスキル作ったの!……あ、俺でした。

 『硬質化』

 魔力を込めれば込めるほど体全体が硬質化する

 あまり魔力は流していないんだが、それでもオリハルコンという伝説の鉱石の何倍も硬くなっている。

 『武器破壊』

 自分に当たった武器をすべて破壊する

 自分に当たった武器なら何でも破壊される、『硬質化』と相性がいいのでよく使う、魔剣だろうが、聖剣だろうが、神器だろうが、何でも破壊する。チート。


「な、お、俺のヒヒイロカネの剣が……」

 トンパは絶望的な顔をしている、よっぽど大事にしていたのか、まあこいつの記憶を見たが、犯罪的なことしかしてねえな、こりゃ救いようないね

 『記憶読取メモリー・リーディング

 見たい相手の記憶を読み取ることができる、これは人間に限らず、魔物や無機質……武器などの記憶を読み取れる。

 

 しっかしこいつろくな記憶ねえな、新人いびりに、強盗まがい、強姦?!、見たくねえもん見ちゃったなこりゃ。

「て、てめえ、何を……」

「いや、さっきから貴方が攻撃してるだけなんだけど」

「お前の体どうなってんだよ!?」

「ん?どうとは?」

「なんで剣で叩き斬ろうとしたのに逆にこっちの剣が折れるんだよ?!」

「貴方の剣が脆いだけでは?」

「ふざけるな!ヒヒイロカネで作られた剣だぞ?!この化け……?!」

 俺は間髪を入れず、奴の額に指を置く

「おまえ!何して?!」

「うるさい……『睡眠(スリープ)』」

 睡眠魔術を使うとトンパはその場で倒れ眠ってしまった。

 周りはいきなりトンパが倒れて何が起こったか分からなかったらしい。

「ね、ねえ君……」

「は、はい?」

 いきなり呼ばれて、気の抜けた声で返事をしてしまった、恥ずかしい。

 俺を読んだのは、紫髪の美人さんだった、目がとてもきれいなのが、印象的だ。どことは言わないが大きい、ルーシーよりも大きいぞ

 『鑑定』

 《ルリア》《半淫魔》《160歳》《処女》

 攻撃B

 防御B

 魔力A

 魔攻A

 魔防B

 俊敏A

 称号(エイラ国王都冒険者ギルドマスター)

 固有スキル 魅了 淫夢


 なるほどギルドマスターか、ギルマスってガチムチのおっさんが出てくるイメージだったが、とんでもない美人が来たな、ていうか久しぶりに鑑定使ったな、成人になったら鑑定を使ってもよしとかいう意味不明な『制約』だったな。そして半淫魔か、淫魔なのに処女なんですね、ていうかこの鑑定どこ見てんだよ、俺の知りたいこと裏目に出てんじゃん、俺ってやっぱり父さんの子だわ。

「聞いてる?」

「え?!、は、はい!」

 ルリアというギルドマスターが頬を膨らませ、こちらを見てくる、可愛すぎねえかギルマス……

「それで……殺しちゃったの?こいつ」

 恐る恐る聞いてくるギルマス

「いえ、殺してはいませんよ、睡眠魔術で眠らせてるだけです」

「え?詠唱何て聞こえなかったわよ?」

「ん?無詠唱ですよ?」

「む、無詠唱……?」

 ルリアがありえないと思っている顔をしている。

「それよりこの人の処罰どうします?」

「え?!う、うん、ここで剣を抜いて人に向けたというか剣を叩きつけたから、除名は免れないわね」

「ならよかったです、あとこの人、他にも新人いびりや裏で女性に強姦をしていたみたいです」

「なんでわかるの?」

「この人の記憶を読み取りました」

「記憶を……読み取る?」

「俺の自作魔術です、記憶読取っていう魔術で、人の記憶を読み取ることができる魔術です」

「ま、自作魔術?!」

 

「おい、自作魔術ってマジかよ!?」

「あの使いこなせなければ最弱と言われる魔術ね!?」

「初めて見た!なんて恐ろしい能力だ!」

 ガヤガヤガヤガヤ

 やべえ、言わなきゃよかった、目立つのはいいんだけど、恥ずかしい。

 「これはもう立派な犯罪ね、今すぐ衛兵を読んで!」

「は、はい!」

 受付嬢は衛兵に報告に向かった。

「あ!」

「どうしたの?」

「すみません、ちょっと失礼します」

 そう言うと俺はトンパの体に触れ魔術を発動する

 『悪夢(ナイトメア)

 その瞬間トンパの絶叫がギルド中に響き渡る

「ぎゃあああああああああ?!?!?!」

 トンパがのたうち回る

「やめろおおお!!!???こっちにくるなあああ?!?!?!」

 その様子を見て、周りが真っ青になった、そして約一分もすると。

「も、もう……ころして……くれ……かあちゃん……」

「反省したみたいですね『悪夢』解除」

 魔術を解除すると、トンパは眠りながら気絶した。

「あなた意外と鬼畜なのね……」

 ルリアは少し引いているが、あまり気にしていないようだ、周りは青ざめてるけど。

「まだ十段階中の一段階なんですけどね、恐ろしい魔術ですねまったく……」

「ふふ、自分でやっておいて何言ってるの!」

 と背中を叩かれた、友達か! そしてこれを聞いていた周りの冒険者は、『今ので一段階なのか』や『十段階はどうなるのよ……」などをぶつぶつ言っている。

「それでーそのーここで魔石を売りたいのですが大丈夫ですか?」

 そう、この前エイラの森でたくさん狩った、魔物どもの魔石があるんだ、素材は燃やし尽くしちまったからな、魔石しか残ってなかった。

「ええいいわよ?どんな魔石?」

「これです『異次元空間アイテムボックス・オメガ』」

 異次元空間アイテムボックス・オメガ。ありとあらゆるものを入れることができる、だが生物はいれることはできない、死体なら入れることができる、容量は、発動者の魔力量によって決まる。なぜオメガが付いてると聞かれると、俺には分からない。

 おまけに時間停止付きという破格、お値段なんと魔力1,000億です。高かった。

「アイテムボックスなんて珍しいわね、商人ぐらいしか持てないと思っていたけど」

「はい、それでこの魔石を……(アイテムボックスの上位互換なんだけどね)」

 そして出したのはやや大きめの魔石極魔の魔石だ。

「うんうん……ん?!ちょっと君!えーとレミルズ君だっけ?この魔石って……」

「ええ極魔の魔石ですよ?」

「極魔?あなたが倒したの?」

「それ以外に何が?」

「え、まあそうよね、こちらで買い取らせても?」

「ええ、お願いします」

 かなり驚かれたが、あまり強くない極魔だったんだがな、他の人達に聞こえないように小声で話してくれて助かったよ、これ以上目立ちたくないし、恥ずかしいからね。

 

 約十分後にルリアさんが戻ってきた。

「はい、こちらが買い取り料金ね」

 そう渡された子袋を覗いてみると、白金色に輝くものが入っていた。

「白金貨15枚よ」

「え?!多くないですか?」

「そんなことないわよ?極魔の魔石なんて滅多に見られないわよ?しかも上位種の魔石なんてSS冒険者案件よ」

「そ、そうなんですか……」

 俺強くなりすぎだろ、自重しないとな。

「ありがとうございます、では今日は、この辺で失礼させていただきます」

「ええ、また来てね期待のルーキー!」

 そうして俺とルーシーは冒険者ギルドを後にした。



「お兄様、いくらこの世界が一夫多妻制だからと言って、こんなにも早く他の女に手を出すんですか?」

「ばっ、誰が手を出すだ!?」

 ルーシー後でお仕置きだ



 《ルーシー・ルミナス》《人族》《15歳》

 攻撃A

 防御B

 魔力S

 魔攻A

 魔防C

 俊敏S

 称号レミルズの寵愛を受けし者

 






改稿させてもらいました

ルルイエという名前が被ってしまいましたので ギルドマスターの名前を『ルリア』に変更させていただきました

薄氷の女神とギルドマスターは別人です!


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