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「書けない……」と悩んでいる方に向けた話です。
あなたの書けないはどこから? 私は基礎能力から。
小説を執筆していると、「書けない……」と手が止まる経験はありませんか?
多くの方がこの「書けない……」を経験しており、悩み苦しんだことがあるはずです。
この「書けない……」への対処法は、いろんな方がいろんな記事を書いています。
私も「書けない……」に悩む1人として、たくさんの記事を読んできました。
リラックス、気分転換、多種多様な方法を試してきました。
けれど、今現在まったく書けません。
多くの著名人や実体験者の話を参考にしたのに、どうしても書けません。
そこでまた思い悩み、ふさぎ込みました。
ところが、この話を投稿するほんの数時間前に、私は自身の「書けない……」の正体に気が付きました。
その正体とは冒頭でも書いていた、基礎能力です。
皆さま方が今まで読んできた「書けない……」への対処法は、「心理的な負荷を軽減させる方法」ではありませんでしたか?
美味しいものを食べる、よく寝る、適度な運動をする。そんな内容ではありませんでしたか?
それらの対処法は間違ってはいないのでしょう。しかし、正しくもありません。
それらの対処法は、「そもそも書ける基礎能力があるのに書けない」人にしか効果が無いのです。
私は、基礎能力が低いのだと気が付きました。
「書けない人間は気分転換したところで書けない」のだと、気が付きました。
ネットなどに上がっている対処法の多くは、そもそも書ける人が書いた記事です。なので、そもそも書けない人が読んだところで参考になりません。
「書けない……」にも、2つのタイプがあります。
1つ目は、そもそも書けるのに書けない、です。
こちらはよく見かける気分転換等の対処が有効です。
2つ目は、そもそも書けるだけの基礎能力が無い、です。
こちらは気分転換などしても効果が無いので、勉強をしましょう。
基礎能力が低いうちは、書きたい理想を形にできるだけの文章を作れません。
高い理想に、能力が追い付いていないのです。
理想を下げるのも有用な手ではありますが、下げたくないのであれば能力を上げましょう。
あなたの「書けない……」は、もっと根本的な理由なのかもしれません。