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1分程度で読める、掌編小説集です。「こちら」から、他の掌編小説を読みにいけます。

「書けない……」と悩んでいる方に向けた話です。

作者: 行世長旅

 あなたの書けないはどこから? 私は基礎能力から。



 小説を執筆していると、「書けない……」と手が止まる経験はありませんか?

 多くの方がこの「書けない……」を経験しており、悩み苦しんだことがあるはずです。


 この「書けない……」への対処法は、いろんな方がいろんな記事を書いています。

 私も「書けない……」に悩む1人として、たくさんの記事を読んできました。


 リラックス、気分転換、多種多様な方法を試してきました。


 けれど、今現在まったく書けません。


 多くの著名人や実体験者の話を参考にしたのに、どうしても書けません。

 そこでまた思い悩み、ふさぎ込みました。


 ところが、この話を投稿するほんの数時間前に、私は自身の「書けない……」の正体に気が付きました。


 その正体とは冒頭でも書いていた、基礎能力です。


 皆さま方が今まで読んできた「書けない……」への対処法は、「心理的な負荷を軽減させる方法」ではありませんでしたか?

 美味しいものを食べる、よく寝る、適度な運動をする。そんな内容ではありませんでしたか?


 それらの対処法は間違ってはいないのでしょう。しかし、正しくもありません。


 それらの対処法は、「そもそも書ける基礎能力があるのに書けない」人にしか効果が無いのです。


 私は、基礎能力が低いのだと気が付きました。

 「書けない人間は気分転換したところで書けない」のだと、気が付きました。


 ネットなどに上がっている対処法の多くは、そもそも書ける人が書いた記事です。なので、そもそも書けない人が読んだところで参考になりません。


 「書けない……」にも、2つのタイプがあります。


 1つ目は、そもそも書けるのに書けない、です。

 こちらはよく見かける気分転換等の対処が有効です。


 2つ目は、そもそも書けるだけの基礎能力が無い、です。

 こちらは気分転換などしても効果が無いので、勉強をしましょう。


 基礎能力が低いうちは、書きたい理想を形にできるだけの文章を作れません。

 高い理想に、能力が追い付いていないのです。


 理想を下げるのも有用な手ではありますが、下げたくないのであれば能力を上げましょう。


 あなたの「書けない……」は、もっと根本的な理由なのかもしれません。

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― 新着の感想 ―
[一言] 興味深い話でした。 他にも、心理的な抵抗で書けない、というタイプも多いと思います。 『書けない人』は書き方が分からない。 『書ける人』はとにかく、なんでもいいから書いてみればいい。といい…
[一言]  ワタシはここ(なろう)でエッセイを書いています。  本当は物語が書きたいのですが、行世長旅さまのように基礎的な物が足りてないと感じ、踏み出す勇気が持てません。  書きたいモノは沢山ある…
[一言] 面白かったです。 基礎能力ですか。 いつになったら身に付くやら…。
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