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おまけ:メインキャラ紹介&解説

 話もソエルを離れて一段落しますし、ここで改めて、メインキャラの設定まとめなど。

 ここまで読んでくださった方にはほぼ承知の事実ですので飛ばしていただいて結構です。

 まだ物語をお読みになっていなくて、試しにここを読んでみよう! という方の場合、ここまでのまとめ要素があるのでネタバレになる部分があることをご承知おきくださいませ。

 キャラ紹介&作者からの一言です。



*ティンラッド

 「陸に上がった船長」。長年、海で船乗りをしていたらしいが、魔物の横行により船員が集まらなくなり、仕方なく陸に上がってきたようである。(本人が詳しく語らないので不明)

 現在は、どこにいるのか分からない、というか実在するのかもあやしい魔王を探して倒すことを目標に定めている。

 パーティの仲間を適当に集めているが、何を考えているのかイマイチ分からない。

 戦闘が好き。酒が好き。女の子を適当にはべらせるのも好きだが、口説いたりは今のところしていない。

 三十代男性。独身(多分)。長身で、茶色の髪と瞳。ギターが弾ける。装備は刀二本。


(一言)

 最強設定で書き始めて、一応かなり強いということに自分内ではなっているのですが、いやあ最強って難しいですね。そして、戦闘をしている時以外は割とぼーっとしているキャラなので、タイトルロールなのに時々存在感が薄くなってしまって困ります。「あれ……船長どこ行った? ヤバい目立たせなきゃ!」とあわててエピを追加することもしばしばです。



*オウル

 「攻撃呪文の使えない魔術師」。かつて魔術師が集まる「魔術師の都」で腕を磨いていたが、師であった魔術師が闇の魔術を研究していたと糾弾され、自殺。弟子も四散した。その後は、市井で占いなどしながら地味に生きていたが、ティンラッドとの出会いにより魔王を倒す旅に無理やり連れ出される。

 皮肉屋だが探究心はあり、常に自分が出来る最善のことを模索するタイプ。

 二十代前半、男性。独身。小柄でやせ形、金髪で灰色の目。攻撃呪文は一切使えないが、補助呪文や日常で使える呪文は豊富に知っている。


(一言)

 私の話になくてはならないツッコミ役なので、彼視点で話が回ることが多いです。彼のツッコミなくして物語は成立しません。ぼやいていることが多い彼ですが、その存在に心から感謝しております。



*ロハス

 「ごうつくばりの商人」。全ての価値観がお金に集約される、お金至上主義者。明るく人当たりがいいが、根のところではとことん打算的。かつて所属していたパーティが全滅した時も、それを嘆きながら残された商品や馬、荷車といった財産はしっかり着服した。

 現在は魔王を倒したことによりソエル国王から出る賞金獲得が行動の原動力。

 二十代半ば、男性、独身。中肉中背、それなりにいい男。黒髪黒目。酒も女もそれなりにたしなむが、金への愛にはかなわない。ちなみに女の子は家庭的でおとなしい子がタイプらしい。


(一言)

 彼に持たせた「何でも収納袋」(生き物以外は何でも入る)ひとつで、旅につきものの物資輸送の苦労が全て解決する、作者にとってとてもありがたい存在。交渉事も持ち前の調子の良さでうまく片付けてくれるので助かります。



*アベル

 「クサレ神官」。大神殿で仕えていたが、上役から「世界を救って来い」と魔物を封印する神言を教えられ、外に出された。そして大神殿の隣の町でバクチにハマりあっという間に旅の継続が困難に。その後、流れ流れてソエル王国の辺境の森でホームレス生活をしていた。

 大神殿の権威を嵩にきた言動が目立つ割に、酒好きバクチ好き女好きで、神官として明らかに不適格者。

 神官という職業でありながら魔力は少なく、すぐに魔力切れになる上、スキル「ビックリドッキリルーレット」により彼の放つ神言には常に不確定要素がつきまとう。

 アラサー、男性、独身、中肉中背、黒髪黒目。とにかくトラブルメーカー。


(一言)

 「使えない仲間たち」というコンセプトで考えていた時に、僧侶職だけは仲間の回復が出来ることで、どうやっても役に立ってしまう。困ったな、とかなり悩みました。

 そして、懊悩の末に彼のキャラにたどり着いた時、「よし勝った」と思いました。(←何に)

 パーティ的にどうなのかはともかくとして、作者的には後悔していません。



*バルガス

 「付き合いづらい闇の魔術師」。ソエル辺境の村で魔術師の教えを受ける孤児だったが、問題を起こし魔術師の都で学ぶことに。そこから何があったのか、西の砦で魔物を従える闇の魔術師となり、ソエルを混乱に陥れる一翼を担っていた。

 魔王を倒すパーティの一員となった現在も、「こちらから秘密を教えることはない」というスタンスを貫く。やたら思わせぶりなことは言うが、肝心なことは教えてくれない面倒くさい人である。

 三十代独身、男性、長身。攻撃呪文が得意な魔術師だが、剣の腕もなかなかである。


(一言)

 キーキャラのようなそうでもないような。敵から寝返ったパーティメンバーということで、ある意味一番冒険もののテンプレなキャラかもしれない。冷たく見せかけて実は人情家、というお約束な性格も、書いていて楽しいです(笑)


 

 と、とりあえずはこんな仲間たちで旅を続けます。140話以上、20万字超に渡って書いて来ましたが、まだ魔王の情報はほぼないですね!

 よろしかったらこの先の旅にもお付き合いいただければ幸いです。


 こんなページも読んでいただき、ありがとうございました!


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