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皆様こんにちは。

俺の名前は山本央太、高1です。

最近、隣に住む幼なじみの奈々ちゃんと、ようやく恋人になれました。


このお話は『私の隣』の続編ですが、初めて読まれる方も大丈夫なように書かれていますので、お時間が許すなら、どうぞしばらくおつきあいください。

それでは…

いつものように、俺は隣に住む俺の幼なじみ兼彼女の奈々ちゃんと一緒に高校から帰宅した。


今日はそのまま俺のうちで遊ぼうということになり、二人で家に入った。



「きゃあ!これかわいい!」


「本当!あ、じゃあこっちは?」


「これは旅行の時のやつでしょ?」


玄関を開けると、リビングからきゃあきゃあと楽しそうな声が聞こえてくる。

……母さん?

俺と彼女は顔を見合わせて同じように首を傾げた。

とりあえず靴を脱いで、リビングに向かう。


「ただいまー」


ドアを開けてリビングに入ると、奈々ちゃんのおばさんが来ていた。

二人ともなにかに夢中で全然こっちに気がつかない。


「おじゃましまーす……あれ?お母さん?」


俺の後ろから奈々ちゃんがリビングに顔を出し、驚いた声を上げる。


「あら。央ちゃんに奈々、おかえり」


奈々ちゃんの声に気付いたおばさんが、にこやかにこちらを振り向いた。


「あら央太、いつの間に帰ってたの?まあ、いらっしゃい奈々ちゃん」


「こんにちは。おじゃまします」


「母さんたち、楽しそうに何してたの?」


「これよこれ」


そういって母さんが見せてくれたのは、数冊の分厚い革の表紙のアルバムだった。


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