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第九話 反撃開始

賞金稼ぎどもを束ねるボス、ドン・ゴールドマン・ボールは鼻歌交じりにタキシードに合わせるネクタイを選んでいた。まさか自分自身がアナベラと結婚することになろうとは、もちろんカネ儲けのための形式的な結婚だ。しかしいざ結婚式の準備となると思いのほか心が弾む。3本目のネクタイをつけ鏡をのぞくと、「もう少し明るい色が良いかも」と必要以上にこだわってしまう自分がいた。そこへドレスを身に着けたアナベラを連れたベンジャミンがやってきて声をかける


「ゴールドマン」

「おお、ドレスがなかなか似合うじゃないか、よかったよかった。どうだ嬉しいか?」

「YES」


アナベラの視線は焦点を結んでいなかった。それはあきらめの境地と言う雰囲気では無く、明らかに異常な状態で、意識があるのか無いのか、足取りもふらふらとおぼつかない。


「なんだなんだ、従順ないい子じゃないか」

「ええ、すごく従順ですね」


アナベラの異常とは打って変わってゴールドマンとベンジャミンは楽しそうだった。そうして結婚式の準備を進めていると。慌てた様子で手下の一人であるマーカスが飛び鋳込んできた。


「たたたたた大変です!ドン・ゴールドマン・ボール!」

「そうかそうか、大変か」


マーカスの慌てぶりを気にするそぶりも無くゴールドマンは鼻歌交じりにネクタイを選んでいる


「みんな、様子がおかしくて、yes、yesって」

「ああ?うるせーな、こっちは準備で忙しいんだ」

「あ、あの、みんな何かと間違えて伝説のガンマンを飲んだんじゃ?」


ゴールドマンはネクタイを結ぶ手を止めマーカスに視線を向けた


「間違えてなんかいないさ」

「え?」

「え、じゃねーよ、カウパータウンの連中がやってくるかもしれないだろ?」

「じゃあ……」

「これで護衛は完璧だろ?さ、お前もたんとおあがり?」


そう言うとゴールドマンはマーカスのあごをしっかりと掴んで口を開けさせる


「え?ちょっと」

「さあ、遠慮するな」


手に持った瓶を傾けると、妖しい色をした液体がマーカスの口に流れ込んでいく


「いや、ごふ、やめ、……ごくごく」

「さあ、さあ」

「あああああああああああああああああああ」


気がつけばゴールドマンの屋敷には、ふらふらと歩く兵隊で一杯だった。賞金稼ぎに用心棒、ペニー一家の残党まで、みんな「YES」と口々につぶやき徘徊していた


そんなゴールドマンの屋敷を単眼の望遠鏡で除く2人組がいる、新聞記者のトーマスと、カメラマンのポールだ。カウパータウンの人間では無い二人はゴールドマンに怪しまれても取材と言い張ることができる。敵情視察にもってこいの人選だった。とりわけカメラマンのポールはカメラのファインダーを覗く仕事柄こういったことには慣れていた


「なんだろう?ゴールドマンの奴がタキシード来てるぞ?どういう事だ?」


望遠鏡を覗くポールの言葉をトーマスがメモしていく


「昼間っからか?確かに変だな、じゃあアイツは?クリトスは何してる?」

「や、ちょっと待ってくださいね。んーいやぁ、見当たりませんね」

「クリトスがいない?」


ポールは望遠鏡を離れの建物に向けた


「あ、いました。ジルさんと一緒に、え?捕まってんのかなアレ」

「え?クリトス捕まってんの?どういうこと?」

「うわあああああ」


突然ポールが大声を上げた


「どうした?」

「そんな馬鹿な?」

「どうした?」

「あり得ない」

「だから、どうした。」

「ペニー一家がいる」

「へ?ああ、残党を抱えたのか?」

「いや、ペネロペロペス本人が」

「ペネロペロペスは殺されたはずじゃ?」

「ペネロペロペスがなぜここに?」

「確かペネロペロペスの死体はあの時」

「ペネロペロペスはゴールドマンが処理するとか何とか言って」


お互いの顔を見てうなずくと2人は大急ぎで戻っていった














その日の夕方、ゴールドマンの屋敷は異様な雰囲気に包まれていた。結婚式を取り仕切る一部の人間を除いて皆一様にゾンビのようにふらふらと巡回している。クリトスとジルの監禁されている牢屋の前も一定時間おきにそれらがやって来ては去って行く


コンコンコン


壁を叩く音がするとクリトスは目を開き辺りを警戒する


コンコンコン


再び音がすると、次に声が聞こえた


「兄貴、助けに来たよ」


声に気がつきジルとクリトスは身体を起こした


「え?なに?誰?」

「俺だよ、俺」


声の主はジルの相棒の一平だった、巡回の隙を突いて鉄格子から顔を覗かせる


「おお一平、待ってた待ってた」

「なんだ、逃げるのか?」


クリトスがたずねたが、一平は返事の代わりに鉄格子の隙間から銃とホルスターを差し入れた


「とりあえずコレ」


ジル愛用のピースメーカーと、クリトスのためにもう一丁酒場のマスターから借りてきた。渡された銃は使い慣れたコルト・ドラグーンでは無いが贅沢は言えなかった


「どうすんの?アナベラさんを取り戻すの?」

「もちろん」

「やったぜ兄貴、そう言うと思ってた」


一平とジルの会話にクリトスが口を挟む


「取り戻す?」

「犬が女王様を助ける、何か問題あるか?」


ジルの堂々とした態度にクリトスはつい納得してしまった


「ジルの兄貴がそう言うと思って最強の助っ人連れてきたよ。」

「おお、心強い、誰?誰?」

「酒場のね」

「酒場の!?」

「酒場の女の子たち」


牢屋の端から姿を現したのは娼婦のマライヤとエレクトラだった

敵陣のど真ん中まで連れてこられてエレクトラは警戒心の塊だった


「ひっぱたくだけって本当ですか?」


マライヤは先日手首を痛めたときに巻いていた包帯を外すと、感触を確かめる


「よし、いける」


思わぬ助っ人の登場にジルのテンションが上がる


「お?おお、しかも2人居るのか、そっかそっか、なら丁度良い」


クリトスは嫌な予感がした


「丁度良いってお前、何考えてる」

「2対2の合コンみたいなもんだ」


クリトスの整理がつかないうちに、一平が牢屋のカギを開ける


「開けるよ」


ガラガラ、ガチャン!


「さ、早く行こう」


そのとき、後ろから声がした


「待て」


一平が二人を外へ促したそのタイミングでなんと巡回のペニースリーが現れてしまったのだ


「どこへ行くお前ら、脱走とはいい度胸だ」


一平はすぐさまマライヤに注文した


「さあマライヤさん、ジルの兄貴にいつもの奴を」

「まった」


マライヤを止めたのはジルだった。


「どうした怖気づいたのか?」

「いや、俺じゃ無く、クリトスを叩いてあげてくれ」


その場にいた全員が目を丸くして同じ反応をしていた。中でもクリトスはひときわ戸惑っている


「いや、まて」

「大丈夫だ、きっとお前ならできる。お前は立派なMだ」

「いや、俺はまだMじゃ」


まごまごしているクリトスを横目にマライヤは拳を手のひらに当てパシパシと音を立てる


「どうするんだい?叩く、叩かない?」


一平が後押しする


「やりましょう!」


クリトスの了承を待たずにマライヤが振りかぶる


「任せときな!、おら!」


バシ!


マライヤのボディブローがクリトスのみぞおちに綺麗に決まった。

そのままうずくまるクリトス。その様子を見て一平は心配になる


「どうしよう?やっぱり……」


一平に向かってジルは声を荒げた


「黙ってろ!、こいつは今戦ってるんだ。本当の自分と」


うずくまるクリトスを見てマライヤがつい悪態をつく


「使えないのかい?最低だね」


……さい……てい?


クリトスの震えが止まる


「ハイ!」


バン!


クリトスの撃った弾丸はペニースリーの眉間の丁度ど真ん中に綺麗な穴を開けた












ゴールドマンとベンジャミンは銃声に気がついた


「なんだ?」

「銃声ですね、離れの方からです」

「まさかクリトスの奴が……

「それってまずいんじゃありませんか?」

「様子を見に行かせろ」

「解りました」

「まあこっちには伝説のガンマンが沢山いるんだ、心配することもなかろう」











リボルバーの発砲音は隠すことができない、必ず追っ手が来る。一平はみんなを急き立てる


「今の銃声で奴らがきちゃう、急いでアナベラさんを取り戻しに行こう、準備はいいね」


ジルはガンベルトをしっかり身につけ、準備万端になると、クリトスに発破をかける


「よし、なじられに行こう」

「いや……」

「叩かれに行こう」

「う……ん」

「縛られに行こう」

「わかった」


そうこうしているうちにゴールドマンの手下である兵隊達が続々とやってくる。いちはやく気づいた一平が娼婦マライヤに素早く指示を出した


「ああああ!ゴールドマンの手下の奴らが来た!まずアッチから」


一平の声に合わせてマライヤはクリトスの顔面めがけてパンチを繰り出す


「おら!」

「ハイ!」


パン!


クリトスの正確無比な射撃にゴールドマンの手下は「YES」と奇声を上げその場に倒れた。

そしてすぐさま一平が叫ぶ


「あそこの上!」


次はエレクトラがジルの顔面を叩く


「えい!」

「ハイ!」


パン!


「YES!」


ジルの射撃も好調だ。

矢継ぎ早に一平が指示を出す


「左から2人!」


マライヤがクリトスに往復ビンタ


「オラ!オラ!」

「ハイ!ハイ!」


パンパン!


「YES!」

「YES!」


すぐさま一平が叫ぶ


「あっちとあっち!」

エレクトラがスカートをたくし上げジルに二段蹴り


「えい、えい!」

「ハイ!ハイ!」


パンパン!


「YES!」

「YES!」


ジルもクリトスもお互いを意識してか最高のポテンシャルを見せ、ゴールドマンの手下どもをあらかた片づける。それを見て一平が歓声を上げる



「すごい凄い!息ピッタリ」


ところがゴールドマンの手下どもは全員立ち上がる。彼等は【伝説のガンマン】を投与されているのだ。ふらふらと立ち上がりながら口々に「YES」とうなり声を上げるその様子はゾンビ映画さながらだった。おののいた一平は娼婦の二人に叫ぶ


「うわー、えー、あとなんか適当にやって!」


マライヤとエレクトラは同時にそれぞれ3連撃を繰り出しジルとクリトスを叩く


「オラオラオラ!」

「えいえいえい!」

「ハイハイハイ!」

「はいはいはい!」


全ての敵を倒し手を叩いて喜ぶマライヤとエレクトラ


「やったね!」

「ざっとこんなもんよ」

「さすがお姉さんたち」


一平がねぎらいの言葉をかけ、その場を出発しようとしたとき。聞き覚えのある声が聞こえてきた


「ジルさーん!ジルさーん!」


やってきたのは、博士の助手のチェリオだった


「おお、お前は確か、博士のところにいた」

「チェリオさんですよね」


一平が名前を覚えてくれていたことも嬉しかったが、今はそれどころでは無い。チェリオは昨夜起こった緊急事態を説明した


「あの、実は、博士の作った危険な銃がいっぱい奪われちゃって」


ついさっきまでちょっと緩んでいたクリトスの表情が険しくなる


「危険な銃?」


ジルと一平もチェリオに迫る


「どのくらい危険なの?」

「いっぱい奪われた?」


ジルは軽い興奮状態に入っているため、かなりテンションが高く昂揚してチェリオを問い詰める


「どのくらいをもってしていっぱいなの?」

「え?」

「ああ、ごめんね、兄貴のことは気にしないでいいから続けて」

「ああ、うんそうなんだ、なかでも博士の作ったRPGってのがかなり厄介なんだ」

「RPG?」

「だから、せめてこれを」


チェリオはそう言うと、見覚えのある直線的なデザインの銃を取り出した。

それを見て一平がたずねる


「これは?」

「16連射だ」

「16連射?」

「確認するからちょっと待ってて」


チェリオは手際よく弾倉を取り替え、弾を装填すると小さく「よし」とつぶやき、遠くの壁に向かって試し打ちをする


パンパン!


向きを変えてもう一度


パンパン!


チェリオの撃った先から「YE~S」と声が聞こえてくる。そこに倒れているのはRPGを肩に担いだペニーママだった


チェリオは間違えて人に当ててしまったことに「あ……」と一瞬思考が止まったが、かまわず銃をジルに渡す


「うんこれでいいね、さあ使って」


一平もペニーママをうっかり射ち抜いたことは見て見ぬ振りをして16連射に期待の声を上げる


「すげー、これさえあれば」


ところがジルはそれを断った


「いらねー」

「え?」

「最後は結局使い慣れた銃がモノを言うんだよ」

「せっかく持って来たのに」

「俺には全くと言っていいほど必要ねぇ、てめぇの護身用に持ってな」


そう言って16連射をチェリオに突き返した


そのとき、聞いたことの無い異様な銃声が響く


タキューーーーン


遠くで記者トーマスとカメラマンのポールが逃げ惑っている。とりわけトーマスは慌てふためいていた


「あぶね、あぶね!」

「大丈夫ですか?」

「当たるって」

「そんなに慌てるから当たるんですよ」


カメラマンはその特性上、被写体に意識させないように対象者から存在を消す能力に長けていた。遠くから飛んでくる弾は明らかにトーマスばかりを狙っているようだった


タキューーーーン


ポールが首をかしげるように曲げると、そこを銃弾がかすめる


「こうやって」

「なにそれ、どうやんのよ」

「もっとこう普通にしてたら当たらないもんですよ」


そんな二人にジルが声をかける


「おー、新聞記者!」

「ああ!ジルさん探してたんですよ」

「おお俺も探してたんだよ」


そこで一平が冷静なツッコミを入れる


「探してないですよね」


一同は落ち着くまもなく遮蔽物に隠れてると、トーマスが屋上に居る人物を指さした


「あそこにいるやつ見えますか?」


そこには異様に銃身の長いライフルを持ったマーカスが立っていた、クリトスが目をこらしてそれを確認する


「かなり遠いな」

「ええ、えらい距離で正確に撃ってくるんです」


距離と正確性、この二つの単語でチェリオはピンときた


「たぶんHK417だ」


一平がその聞き慣れない名前を復唱する


「HK417?それがその危険な銃ってやつかい?」

「うん、あのHK417は長距離射撃用に博士が作ったんだけど、ここからだと150メートルは……」

「来て!」


チェリオの説明が終わらないうちにジルが立ち上がりエレクトラに懇願した。エレクトラも反射的にジルのみぞおちにパンチをお見舞いする


「そい!」

「はぁいっ!」


パン!


「YES!」


遠くでライフルを持ったマーカスがドサっと倒れた。

150メートルの距離をリボルバーでヒットさせる腕前を見てチェリオは驚いた


「あ、すごい」


凄いのはジルだが、エレクトラが「そうでしょ」と自慢げになる

ライフルをやっつけたのもつかの間、続けざまに一平が叫ぶ


「ああ!あの銃も厄介そうだ。」


門から出てきた女ガンマン、ジニーが持っていたのは16連射を一回り大きくしたような不思議な銃だった。彼女が引き金を引くとドラムロールのような連続音と共にすさまじい量の弾丸が当たりにばらまかれた、チェリオはそれを目視で確認すると大声で説明する

「あのUZIはものすごい早打ちで最大32連射の……」

「カモン!」


チェリオの説明が終わらないうちに今度はクリトスが動いた。マライヤのパンチがクリトスをイイ顔にする


「クズが!」

「ハイ!」


パン!


「YES!」


UZIを持ったままジーニーがその場に倒れるとマライヤとエレクトラはハイタッチをして喜んだ

ところが、今まで倒してきたと思われるゴールドマンの手下どもが再び起き上がってきたのだ。あちこちから「YE~S!」と言う大合唱が聞こえてくる。あまりの光景にチェリオが弱音を吐く


「なんだよ、これじゃきりが無いじゃんか」


チェリオの脳裏には博士から聞いたカウパー戦役の話がよみがえっていた。

きりが無い。なるほど博士の作った【伝説のガンマン】の恐ろしさがよくわかる。これがあれば確かに戦争に勝てるはずだ

一平や娼婦達もおびえ始める。このままでは殺される。誰しもがそう思ったそのとき。ジルがクリトスに呼びかけた


「クリトス」

「ん?なんだ」

「俺たちの目的を忘れてないな」

「え?ああ、アナベラを助けに……」

「そうだ、だからお前はアナベラのところへ行ってくれ、ここは俺がなんとかする」

「いや、しかし」


ジルはクリトスに視線を向ける。二人の真剣な様子を見てマライヤが背中を押すように罵倒した


「ほらぐずぐずしない、とっとと行きな、クズ」

「……はい。」


クリトスは素直に返事をするとゴールドマンの元へ走り出した


辺り一面から「YES」の大合唱が聞こえるさすがのとジルも困った様子だった


「う~ん、さすがに多いなぁ」

「だね。どうする兄貴」


元気の無い一平に対して明るい口調でジルは秘策を打ち明けた


「よーし、あれ行ってみよう」

「あれって?」

「もう少し連中を引きつけて、集まったところで16ナンチャラを使ってなぎ倒す」


さっきは16連射はいらないと言われたチェリオがきょとんとする


「え?使い慣れた銃は?」

「うん、ごめん、その護身用の銃貸して……ください」

「はぁ……」


チェリオは、まあ仕方あるまい、そう思いながら16連射をジルに渡した


「よし、さあ来い一平」

「さあ、お姉さん方、どうぞ」


マライヤとエレクトラが立ち上がり、お互いを見てうなずくと、意を決してジルに殴る蹴るの暴行を加える


「おらおらおらおらおらおらおらおらおら!」

「バカバカバカバカバカバカバカバカバカ!」

「来た来た来たぁーーーーー!」


16連射はその名の通り16発の弾丸を次々に発射した


タンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタン!


一瞬の静寂の後、ゴールドマンの手下どもが一斉に叫ぶ


「「「「YE~S!」」」」


そしてその場にバタバタと倒れていった


「快っ感!」


現代兵器シリーズを悪役に持たせてしまったせいで活躍するまもなく消えていきました。でもまあこれでいいんです。西部劇の西部劇らしい部分を書くには現代兵器はチート過ぎますよ。最後の「快感」は解る人がいたら嬉しいのですが、古い映画の一幕をオマージュしたものです。本家では女子高生がマシンガンを連射した後に「快感」とつぶやきます。


さて最終回も近づいて参りました。最後まで一緒に楽しみましょう。宜しくお願いいたします。

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