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あなたの願い叶えます  作者: 音無 彌生
6/19

身体力測定

「神藤さん!ごめん!」


「え?なんの事?」


「放課後デートの時奢るって言ったのに

奢れなかったから…。」


「あぁ、その事?全然いいよ。


月神君、助けてくれたじゃん!

私はそれで十分なのっ!

あの時の月神君…かっこよかったから…。」


………はぁ。

なんなのこの子可愛すぎるんだが…。

なんだろうな…この反応が新鮮だから

俺はそう思うのか?

それにしても可愛い…。


「ほら、月神君!

学校行こっ?」


…うん。最高に可愛い。


「そうだね。」












「じゃあ今日は身体力測定だから着替えたら

体育館集合で。」


事前に告知はされていたが周りは騒ぎ出す。


「ハァー、まじだりぃー。」


「身体力測定とかやらなくてよくね?」


「ほんとそれ!」


「なぁ、身体力測定って女子も体育館

なのかな?

だったらいいとこ見せなきゃじゃね?」


その言葉で一気に火がついた一同。


フッ!俺は最初からやる気満々だし!

この為にじゃないけど体は鍛えてる方だから

自信はある。

これで神藤さんの視線を。


「月神ー!早くしろよ!」


「はぁ?!もう他の奴等は行っちまった

のかよ!」













体育館に着くと緑のネットで男子、女子と

分けられている。


まだ先生が来てないのかざわついている。


「集まったな~?これから身体力測定を

していく主席番号に並べー!」


ちらっと女子の方を見た。


うん。きらきらしてる。

キャッキャッしてる。眩しい…。


1人おどおどしておる子が居た。

髪を高い位置に結んだ、出る場所は

出ている女の子。


ん?あれ……神藤さんだ。可愛い…。

じゃなくて!誰か誘ってあげて~

神藤さん困ってるよ~、女子~

助けてあげてよ~。


でも、原因を作ってしまったのは自分で

今なにか出来ることがあるのかって

聞かれたら無くて…もどかしく感じた。



「あ…あの、私と組んでくれませんか?」


「うん、いいよー。私達三人だったから

丁度相手探してたから助かる!

ありがとう。」


良かった~…。話しかけた子がいい子で。

このまま仲良くなったらいいな。


「次、月神!」


「は、はい!」









「お、おい。あれエロくね?」


「それな。」


「なに見てんのー?」


数名の男子がそう言えばまた1人、また1人

と増えてゆく。


視線の先には女子達が


「え!!あかりちゃん体柔らかいね~!

すご~い!」


「えへへ~。」


長座体前屈をしている最中だった。


う、確かにエロい…。む、胸が…あ…当た…って

……いやいや!ここは正気を保たないと!

だけど…。


どうしても気になって仕方ない

様子のちかい君。


自分自身と葛藤しています。












ついにきた、俺の見せ場!ボール投げ!

いかに遠くに飛ばせるかを競う種目。

俺は全力で投げた。


周りからの歓声に女子達も気づいたのか

注目する。


フッ!結果なんて見なくても分かる。


「月神、37m。」


当たり前じゃん!


「ねぇねぇ、月神君すごいよ!」


「ねぇー、あとさ見てあの腕の血管!

男らしい~…!」


でしょ?でも俺は…。


「ねぇ、あかりちゃん!月神君見てない?」


「気のせいじゃ…ないかな?」


え?気のせいじゃないのに…。

俺は神藤さんだけにアピールしてるのに…。

もうこうなったら本気出しちゃうもんねっ!


「え!月神君が笑顔で手振ってるー!可愛い~!」


「ヤバい本当にかっこいい~!」


「人懐っこい笑顔…可愛い!」


「推せるわ…尊い!」


そろそろやめよ~!さぁ!神藤さんは?


赤面…!あー、今すぐにでも

抱き締めたいんですけどっ!

あーあ…授業じゃなかったらなー。すぐ行くのに。





__月神君…ずるいよ…。

あんなの…かっこよぎる…。

少しは近づけたと思ったのに…まだ遠いな…。__


そんな風に思わせてたのか…。

それじゃあの子が言った言葉どうり…

なのかな?


翔くんは優しすぎるよ。本当に大切な人が

出来た時後悔すると思う…だから気をつけてね。


もう同じ事を繰り返したくない。

その為に俺は。











午後の授業

明らかにみんなお疲れモード

先生の話しなんて左から右へと流れてゆく。


はぁ…。神藤さんに嫌われた?

なんかさっき避けられた気がする…。


外からポツポツと音がした。

暫くすると更に降ってきた。


まじか…。傘忘れたんだけど…最悪。






授業も終わって帰り支度をする隣を見ると

神藤さんは居なかった。


やっぱり避けられてるのかな…。

あー、ショック…。

俳優だった時は常に愛想振り撒くのも

仕事の内だったから…。

はぁ…誤解された。

俺は他の子からの視線より神藤さんからの

視線がほしい…。





気分は駄々下がり。

下駄箱を開けると一つの折り畳み傘が

入っていた。


「…っ!」


傘を持ってがむしゃらに走った。


そんなに遠くは行ってないはず…。

神藤さん!どこに居るの?








「待って……っ……神藤さん!

ちょっとでっいいから……

俺の話聞いて…っほしい。」


傘をさして二人並んで歩く。


「その…さ俺昔から愛想振り撒くのが

癖みたいで。

本当にごめんね。」


「そうなんクシュン…。」


「…大丈夫…?じゃ…ないよね。顔赤いし。

このままだと風邪引いちゃうから、はい。」


「え?…無理!大丈夫歩けるもん!

それに…ほら!私重い…と思うし…。」


「大丈夫!俺鍛えてるからさ。

それより早くしないと俺

もっと濡れちゃうんだけどw」


さぁ、優しい神藤さんなら俺の事を気遣って

乗ってくれるはず…!


「~っ!その言い方…ずるいよ。

断れないじゃん。」


「ごめんね、代わりと言っちゃなんだけど

俺のブレザー羽織ってて、

少しは暖かいと思うから。

じゃあ神藤さんの家まで急いで行こー!」


そう言った彼はとても無邪気で

眩しく感じた。


駆け足で進んでいく、その振動が

その大きな背中がとても心地よくて。






「とうちゃ~く!神藤さん、着いたよ?…って

寝てる…。どうしようかな…。」


流石に鞄の中を見るのは…ね?

気が引けるし、かといって起きるまで

このままって訳にもいかないし…。












結局、俺の家に連れてきた。

神藤さんのおでこに冷えピタ、頭に水枕を

用意して喉が渇いたとき用にスポドリも

机に置いておく。


「取り敢えず、これで大丈夫…だよね…?」



それにしても…真っ赤な顔に、乱れた呼吸、

喉を伝う雫。


うぅ~…!エロい…!直視できない!

本来病人をそんな風に思うこと事態が

駄目なのに…!


神藤さんの寝顔をずっと見ているのは

耐えられないので逃げることにした。


「他に用意できそうな物って言うとお粥かな?

作ってこよっ!」


「………行かないで。おねぇ……ちゃん。」


「大丈夫、俺はどこにも行かないよ。」


頬を伝う雫を拭って、優しく頭を撫でた。









「あの…さっきの話を聞いてて思ったんですけど

神様って生きてた時の事全部覚えるんですか?」


「まぁ、神様はちょっと特殊?みたいな所がある

からね~。うん、全部覚えてるよ。

私の名前は神藤 縁。

ご縁の『縁』って書いてゆかりとも読むの。

素敵でしょ?」


「そうですね。

え?神藤って…。」


「うん!あかりちゃんの

お姉ちゃんですっ!

だからこれからちかい君は私の事は

神様ではなく縁さんと呼んでほしいなぁ。」


…本当に姉妹揃って無自覚でやってるの?

だって今上目遣いして

言ってきてるんだけど。


「分かりました。」


「え!今呼んでくれないの…?」


はぁ。本当に神藤さんに似てるな。

表情がすぐ変わる所とか

自分が可愛い事を自覚してないのか

トキメク事をしてくる所…とか。

なに、俺試されてるの?


「…縁…さん。」


「うん!そう呼んでね、ちかい君!」








「……………ん~……え!月神君どうして

ここに?」


「………ん?……あー神藤さん、起きたんだね

神藤さんおんぶしてた時

寝ちゃってたんだよね~

だから俺の家に連れてきたんだ。」


「そうなの?ごめんね。重かったよね…。」


「全然!むしろ軽いくらい。

もうちょっと食べていいぐらいだよ。」


「ありがとう、月神君。」


「神藤さん、喉乾いた?それとも

お腹すいた?

あ、それとも着替える?だったら俺出てく

けどどうする?」


「…あはっ、心配しすぎだよ。

月神君はここに居てよ。

それと私…寝言とか言ってなかったよね?」


「…あー。」


「え!なんて言ってたの?」


「行かないで、お姉ちゃん…って

手首捕まれたね。」


「そっか

……私ね。」


「言いづらかったら無理して言わなくて

いいよ。」


「ううん、大丈夫。

それに今言わないと言うタイミング

逃しちゃいそう…。」



「私とお姉ちゃんね。

10年も歳が離れてるんだけど

凄く優しかったの。」


お姉ちゃんは昔から絵が得意で金賞も

何度も取ったことがあるの。

私もお姉ちゃんの絵が好きで自慢だった。

だから


「お姉ちゃん!漫画家になって!」


月刊の少女漫画雑誌に漫画家募集の

ページを見せた。


「うーん…でも私に出来るかな~?

自信ないな~。」


「お姉ちゃんなら大丈夫だよ!

自信もって!」


それからお姉ちゃんは漫画家にとって

必要な画材を買い揃え他の作者さんの

作品を見てどうゆう風に描いているのか

試行錯誤を繰り返す日々。


「…お姉ちゃん、大丈夫?」


「あかり、お姉ちゃんは大丈夫だよ!

心配してくれてありがとう。」


笑って頭を撫でてくれるのが

とても心地よくて暖かくて大好きだった。


でもお姉ちゃん…笑ってたけど目の下に

クマ出来てたの私知ってるよ…。








「お邪魔しまーす。」


「縁~!助けにきたよー!」


二人はお姉ちゃんと同じ学校の友達。


「お!あかりちゃんだ!

ちょっと大きくなった?」


「うん!身長二センチ伸びたのっ!」


「そっかー!いいな~私なんて身長全然

伸びなかったよ~…羨ましい。」


「結依、なにしに来たか覚えてる?

縁が待ってるんじゃないの?」


「そうだね、ごめんねあかりちゃん。

また今度喋ろうね!」


「うん!」









そしてついに。


「…出来た…出来たよー!

ありがとう結依、琴音!」




「ううん、縁が頑張ったからだよー!

おめでと~!」


「おめでとう縁。お疲れ様。」


無事お姉ちゃんは少女漫画を描き上げた。





更に数ヶ月。



「見てみて!お姉ちゃん!

お姉ちゃんの漫画最優秀賞だよ!」


「え!本当!?やったぁぁぁ!!」


晴れてお姉ちゃんは漫画家になった。




「ふふっ、あかりがつけてくれた

ペンネーム可愛いな~!

私も頑張んないと!」


立花 ゆり

ゆりは花言葉が純粋でぴったりだと思って。

そして立花は…。


「あかりの好きな子の名字にしよう!」


「え!お姉ちゃんそれはだめ!

恥ずかしい…。」


「大丈夫だよ~、本人にバレたり

しないと思うから、駄目?」


「そういう訳じゃ…

じゃあお姉ちゃんその事誰にも言わない?

言わないんだったらいいよ。」


「うん!言わない!

ありがとうあかり!」


それがペンネームの由来。


そんなある日お姉ちゃんがスマホ片手に

百面相していた。


「お姉ちゃん、どうしたの?

そんなにやにやして…。」


「うん?だってほらこの人!かっこよくない?

次の新キャラのモデル探してた時に見つけたの!」


「…ふーん。」


あんなにデレデレしているお姉ちゃん…

初めて見たから少しその人に妬けた。


でも凄く楽しそうでそれはそれで

嬉しかった。






それから月日は経ち三年。


「見て!あかり!高橋君のツイート

9月16日に公演する菊ミュに小波役で出ます!

みんな見に来てね!絶対だよ!

(*ノ゜Д゜)八(*゜Д゜*)八(゜Д゜*)ノィェーィ!

ほら可愛いでしょ!かっこいいでしょ~。」


かなりご機嫌な様子。


まぁ…お姉ちゃん色んな理由が重なって

断念してもんね。


例えば締め切りが丁度、公演日と一緒で間に合わせた

はずなのに担当から駄目って言われたり…

チケットが当たらなかった事だって数知れず…。


何度もなんども願掛けに行って当たらなくて…

いつも笑っていたお姉ちゃんがずっと泣いている…。


またチャンスが巡ってきて

今度こそ当たっていてほしい!

私まで願ってしまう。


だって…泣いてるお姉ちゃん見るのなんて嫌だもん!

お姉ちゃんには笑っていてほしい…。








そして見事に


「………っ…!あ、あかり~!見てよこれ!

あ、あた…当たった…当たったよぉぉ!!」


高橋君主演のミュージカルのチケットを

ものにして泣き崩れるお姉ちゃん。


「うん。お姉ちゃん、おめでとう!良かったね。」


そうは言ってもなんだか複雑なもので…

お姉ちゃんが目一杯お洒落して

出かけるのかと思うと…やっぱり駄目!

お姉ちゃん、ただでさえ可愛いのに…

もっとって…それも愛想振り撒いてる

チャラチャラした人なんかの為に…。


でもお姉ちゃんに本音を言ってしまったら

絶対困らせてしまう…。

だから私の心の中に留めておくの。







9月16日 公演日。

朝からるんるんで支度をするお姉ちゃん。

可愛い…。



「お姉ちゃん、本当に行くの?」



「うん、行くよ?だって私にとっては

翔かける君の初めての舞台だもん!

見届けなくちゃ!」



「…………そっか、行ってらっしゃい。」


お姉ちゃん行かないで…。

そう言いたかった…!だってお姉ちゃん

いつも笑顔でおちょこちょいで

世話焼きで。


お姉ちゃんの周りにはいつも人がいて

ちょっと羨ましかった。


それに…もしその高橋君?がお姉ちゃんに

一目惚れしちゃったら…?

偶然装って直接会いに来られたら…?

そんなの駄目!絶対やだ!

だったら会わせない!!

…でもそれだとお姉ちゃんが…。

だから言えなかった…。








「あかり、これ縁に届けてきて。」


「うん、わかった!」


お母さんから渡されたのは

お母さんお手製のクッキーと

暖かい紅茶が入った水筒

お母さんも応援してくれてる証拠。 


暫く歩くと


鳴り響くサイレンの音、消防隊員が安否確認

をする声、ざわめく人々。


この先にはお姉ちゃんの仕事場があるのに…

興味本意で人混みの中を見た。


その時血の気が引いた。


横たわっているのは綺麗な赤茶の髪に

青を基調としたフリルのついたワンピース

に可愛いぺたんこ靴。


お姉ちゃん…?


信じたなくて…どうしていいか分からなくて

ただただその場に立ち尽くした。


うそ…うそでしょ…?お姉ちゃんなわけ…っ

だって…!あんなに…笑顔で…

それなのに…っ…どうして…?

お姉ちゃんの身に…なにが起こったの…?








数日後、ニュースで報じられた。


どうやら接触事故だったらしい…。

その時の様子を防犯カメラが

捉えていて発覚した。


お姉ちゃんが飛び出してきた…?なんで…?

死因は…?


そのあとに流れたのは車の運転手のインタビュー、

近隣、友人へのインタビュー、

親族へのインタビュー…。


その後も結局あやふやにされ次のニュースに代わる。


ネットではこうじゃないか?と憶測を話をする人、

お姉ちゃんの作品を惜しむ人、喜ぶ人…。


さまざな意見、見なきゃよかったかも…。


でもやっぱり真相を突き止めたくて見てしまう…。


お姉ちゃんの作品についてどんな風に

書かれているのか見ていると

一つ気になるツイートが


9月何日かに立花 ゆりの作品について

話してたら近くを通ったお姉さんが

泣きながら駆けてたんだけどw

なにあれウケるw


写真つきで投稿されていて上手く言葉がでなかった。


なにがあったのかこの人なら知っているかも

しれないと思いこの人にメッセージを送ってみた。







「へぇー、妹さんなんですね。」


「はい、このツイートについて

お話聞かせてもらえませんか?」


「えぇ、いいですよ。」


にこやかに段々と話す彼女に不信感がわく。












「………そうですか。

これで警察の方に出せます!

ご協力ありがとうございました。

それではまたどこかでお会いしましょうね。」


「はぁ?ちょっと待ちなさいよ。

なに勝手に録音してんのよ!

消しなさいよ!」


「なにいってるんですか。

あなたがしたことは犯罪なんですよ。

罪を償ってください。

当然の報いですよね?」


「ふん、あんたの姉メンタル

弱すぎなんじゃないの?

私言い足りないんだけどw」


「…よくそんなこと言えますね。

それに警察にこの事を言ったらあなたの人生

めちゃくちゃになるんじゃないんですか?

自分が不利な立ち位置だと分かっての

発言ですか?」


「ふふっ、本当はもうちょっと言って

やりたかったけどまぁいいかな~。

言いたければ言えば?そしたら私は自殺して

終わりだけどね!」


「………っ!それは出来ないと思いますけど?

警官が居るのにどうやってですか?」


「教えないわよ?あなたの用件は

もう済んだんじゃないのかしら?

ごめんなさい、私これから行く場所があるの。

またどこかで。」






そのあとすぐさま警察の方に

証拠を渡してその人が誰なのかも

全部話すとすぐさま調べてくれて。



緊急速報で逮捕されたのが分かった。

その人はパトカーに乗る前も乗った後も

笑っていた。


「気味が悪かった…。

なんで…笑っていられるんだろうって…。

………私ね、お姉ちゃんの作品が

大好きだったんだ。

ただの恋愛じゃなくて笑える部分があったり

切ない部分があったりして。

でも…もう読めないや。」


ヘラっと笑う彼女。


俺は彼女を優しく抱き締めた。


「うん…。

俺がお姉さんの作品以上の物を

見せてあげる。だから無理に笑わなくて

いいんだよ。」















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