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二人だけのLOVE SUTORIES  作者: ゴーすト
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人生の危機

なんか読み直してみたらめちゃくちゃ誤字脱字が多いので自分でわかるようなところは直してみましたがまだまだ多いと思うので誤字脱字報告をお待ちしています。

家に帰りリビングの机の上を見ると「お母さんは仕事で忙しいから腹が減ったらこれをチンして食べていつものようにゲームばかりして夜遅くまで起きていないでね」


  母さんはシングルマザーでいつもバリバリのキャリアウーマンなので帰った時に、家にいないのは結構あることだ今日は母さんが家に帰るのが遅くてとても嬉しい。


 今日は人生でたぶんもっとも濃密な一日を過ごしたと思うから情報の整理がまだできていないから一人でベッドの上で情報を整理したい。


 ご飯はあとでいいからとりあえず二階にある僕の部屋に行きベッドに横になりながら今日のことを振り返る今になってもなんで日向さんにあんなことを言ってしまったのかよくわからない。


 昔も日向さんにはなった言葉で傷つけてしまったから十分言葉の重みというのは理解できていたと思うのに、誤らないんならまだしも日向さんにあんなにお世話になっているのになんであなたのことは知りませんなんて言えてしまうのか?


 ぼくにはもう日向さんに本当のことを打ち明ける自信はなくなってしまった。もはや僕はいっそ彼女から気付いてもらうようにしたらいいんじゃあないかそんな心の声も出始めるほどださすがにそれは人間としてだめだということはクズの僕でもわかるから。


 何度でもいい彼女に伝えられるように全力を尽くしていきたい結局今まで通りのことしか決められずにいると気がついたら朝になっていて「早く起きなさいご飯もうで来たわよ」「わかった」

 

 とりあえずそういうものの、いつの間にか朝になっていて久しぶりに頭をたくさん使ったから疲れて寝てしまったんだろうと思うが違和感が半端ない。制服に着替えて一回のリビングに降りていくと「昨日のご飯なんで食べなかったのよ、せっかく作っていったのに」


 「かえって部屋で考え事をしていたら寝ちゃったんだよ」珍しいものを見るような、例えるなら学者が新種の動物を見つけてきて博物館で見ている観客のような目といえばわかるだろうかそんな目で見てきて「仕方がないわねしかし珍しいわねー奏多でも頭を使う時があるんだ」



 流石に陰キャの僕でもそこまで言われたら怒る「侮辱しないでくれる、いつも頭はフル回転させているんだよ、周りに見せていないだけで」


 「ほんとかねーでも今日は起きるのが早かったから頭を使うと早起きできるのかね」時計を見てみるとまだ7時になるちょっと前ぐらいだったから久しぶりにゆっくりニュースを見る。もう何年振りかもわからない平日の穏やかな朝だった。学校に行くのにちょうどいい時間になったので

 

「行ってきます」「わかった」もう何回したのか分からないやりとりをして学校に久しぶりにギリギリでもなく普通の時間についた。そして一番気になっていた日向さんの机を見ているとまだ来ていなかったがきた瞬間話しかけようとしている人たちを見ていると


「やっぱり美人はとくだなー」なんて思ったりもする。でも日向さんはいやがるからやっぱりおとくでもなんでもないかもしれない。こういうのは自分にとってほしいものだったりしてもその人にしてはただの迷惑でしかないものなのかもしれない。



 ほら、身心不一致者にとっての体心一致している人をうらやましく思ってもその逆はまたしかりといったところだろうか。とあるアンケートでは生まれ変わったら同姓異か異性どっちになりたいか?っていうのがあって、70パーセント以上の人が生まれ変わっても同性になりたいと答えたそうだ。


 まあ少し違うかもしれないかもしれないけどよほど化学が発展しないと自分の性別なんて買えられないだろうから少なくとも僕が生きている間には、だから輪廻転生を信じるなら生まれ変わったことを信じるしかないわけでそう考えると結構あってるんじゃないだろうか?


  そんなに頭はよくないからよくわからないけど。周りのやつも僕が言える立場じゃあないが少しは日向さんの気持ちになって考えれば結構迷惑に思っているのわかると思うのに。


 でも今日の僕の目標は今の日向さんを困らせてしまうとわかっていてもついさっき机の前で群れている奴らを馬鹿にしていたのにぼくはもっと災厄だ。


 周りの奴らのほとんどを迷惑とも何にも考えていないだろうけど僕は日向さんが迷惑だって知っているのにそれでも自己満足のために、誤らなくてもいいから自分から日向さんに話しかけに行くそれが目標だ。自覚してるのにやってる僕はこの中で回りの奴らを心の中で侮辱して優越感を得ているだけで客観的にみると僕が一番侮蔑されるような人間だ。

 

 それでも僕は勇気を出してみんなで囲んでいる机に歩み寄ると案の定石川が「どうしたオタクなんで日向さんの机の近くにいるんだ?


 お前もしかしたら日向?やめとけよあんな奴顔はいいけど他がな。暗くてのりも悪いしなに言ってるのかよくわかんねーからああいうやつを顔だけっていうんだぜ」


 笑いながら僕に行って一瞬何言っているのか分からなかったが頭に血が上って


 「僕のことをいくら悪く言うのは構わないが日向さんのことは悪く言うのはやめろ」言ってしまった僕の人生の中で一番今勇気を出した。でも反対に今は人生トップクラスの危機だ。

夜にもまた投稿すると思います

もし差し支えなければ感想とかいろいろ書いてくださると幸いです

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