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二人だけのLOVE SUTORIES  作者: ゴーすト
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再会した彼女

 バタ「何すんだよ母さん危うく首の骨が折れるところだったぞ」「母親に向かってなんて言う口の利き方よあともう七時半学校遅れるわよ」


 慌てて時計を確認すると七時半しかたなく「へへー申し訳ございませんでした今すぐに着替えます」そうしたら気持ち悪いものを見るかのようにみて「何その言い方気持ち悪いんだけど」


 だそうだまったく親ぐらいの年代になるとノリという言葉を知らないから大変なんだ。そんな文句を言いながら急いで征服に着替えて階段を降りパンを口にくわえて椅子に座りひと休憩をテレビのニュースを見てるとまた「早く行きなさいよ遅刻するわよ」


まったく40を過ぎると自分の実感委はルーズなのに人の時間にはせっかちで困る。結構学校にはもう行きなれているからそんなに言われても、学校にぎりぎりつく時間は分かっているのに。


 そんな愚痴を言っても仕方がないから「もう行く」 


 それにしても不思議なものだ朝起きると特に興味がなくてもついニュースを見てしまうから困ったものだ。


 そんなくだらないことを考えながら適当に返事をして玄関で「行ってきます」

走って学校に行くそれが僕の日常だ。しかし今日は違ったそれは途中で無意識に後ろを振り返ると彼女によく似た女の人がいた。


 いや不意気は彼女には似ても立たないほど何か暗い感じだったが慌てて

「待ってくれ」そういうまもなく朝の通勤ラッシュの人ごみに消えて行ってしまった。


 こんなに通勤ラッシュを恨んだのは生まれて初めてだ。ふと我に返ると彼女はもともとここにいなかったそんな気すらしてくるが、確かに彼女はここにいたが見失ってしまった。


 こんなもやもやした気持ちで学校に行くぐらいなら、いっそしばらく探してみるかそう思い背伸びして道行く人々を探してみたりするが見つからずこのままだとただ学校に遅れてしまうだけになってしまうかもしれないから走って学校に行き息を荒くしながら八時半の始業のチャイムが鳴ると同時にクラスに駆け込む。


 いつものように先生に{いつも遅いんだよ」と叱られながら教室に入るといつもと違い教室の空器がピリピリしているのが気になりなりオタク仲間一年生の一年生のずっとクラスが同じで気がついたら自分で言うのも恥ずかしいが親友と呼べるぐらいの関係になっていた杉原に聞くと


 「お前まだ知らないのか?今日転校生が来るらしいぜしかもめちゃくちゃ美少女の」

 思わず「マジで」と返してしまうが仕方がないことだと思う。今年は2年生とはいえそろそろ大学受験を控えて受験勉強をし始めるころだから。


 それに美少女ときたものだ気にならないわけがない。僕はまだ10代だから別に枯れちゃあいない。毎日色々見まくりだ。将来まったくあの感動を味わ和えないと思うとぞっとする。

パンパンという音が鳴り先生が


「今日の学校を始める。最初に知っている奴もいるかもしれないが今日から転校生が入ってくるみんな仲良くしてあげろよそれじゃあ入ってきてくれ」


 入ってきた人にみんなは声を上げそうになり僕も思わず声を上げそうになった。その理由はみんなはが想像したよりもその女の子がはるかに美少女だったからだろう。


 そして僕が驚いたのは間違いなく彼女によく似た女の人で今朝僕が合い声を上げそうになった人だった。先生が自己紹介してくれというと 


「日向夏です。私は………」

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