プロローグ
結構色々な漫画や小説から影響受けてるんで、「あれ?なんか既視感が…」ってなるかもしれないけどそこはあしからず…(笑)
戦火は空に、陸に、海に。野は屍が積み重なり、水底は残骸が敷き詰められる。
一度転がりだした歴史は留まることを知らず、そのまま奈落へと落ちて行く。人の命が消耗品のように使い潰されることが当たり前となる。
この世界の一角では、更なる過ち――“第四次”世界大戦の幕が切って落とされていた。
聖暦1939年5月7日。
欧州において徐々に力を高めつつあった、労働党率いるゲルマニア共和国が欧州全土を支配せんとポーレスカ共和国に侵攻を開始。
その電撃的な作戦により9月には欧州諸国の大半を制圧し、その侵攻はソビエト皇国にまで及んでいた。
開戦当初、世界連盟はゲルマニアのポーレスカへの侵攻に対し猛反発したものの、ゲルマニアはそれを無視し世界連盟を脱退。
貿易関係で世界連盟の存在を疎んでいた国民──特に労働者の支持もあり、ゲルマニアは孤立路線を突っ走ることになった。
同年11月。ソビエトは冬を待って大規模な反抗作戦を実施するものの、ゲルマニアはその強力な機甲軍団を以てこれを一蹴。
勢いをつけたゲルマニアは中東にも軍を進め、更に国名を欧州プルーツェン帝国連邦に改名した。
プルーツェンの脅威が亜細亜に近づきつつある中、秋津洲共和国政府はプルーツェンに単独講和を持ち掛け、軍事的に協力することを条件に秋津洲・プルーツェン同盟を締結した。
しかしそれはプルーツェンの属国と化すのとほぼ同義であった。
プルーツェンは秋津洲に中華民主連邦とソビエトへ進軍するように迫り、拒否権の無かった秋津洲は中華とソビエトに侵攻を開始したのである。
これに伴い、秋津洲もまた世界連盟から脱退することになった。
亜細亜の権益をその手中に収めんとフェリピンを始めとする東南亜細亜諸国に侵攻していたメリケ合州国はこれに対し強硬的な体制を取り、対秋最後通告「ハル・ノート」を突きつけた。
ハル・ノートの内容を端的に説明すると、秋津洲軍の中華及びソビエトからの撤退。秋津洲・プルーツェン同盟の放棄を要求するものであり、明記はされていなかったもののこのことを即刻行わない場合に軍事的制裁があることは目に見えていた。
自国の安全を守るための対処が、結果的に秋津洲をプロイセンとメリケの板挟みにしてしまったのである。
かつての秋津洲・メリケの友好は完全に断たれ、世論は世界連盟討つべしの一色へとなりつつあった。
忙しい中で娯楽として書いてるので、定期は難しいかなぁ…
現実逃避してるときはガンガン書くかも




