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論説 日本国憲法 戦争なんか放棄していない日本国憲法第9条  作者: 田中 康之
第4章 世界は少しだけ変わっている。
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象徴天皇の生前退位からの元首天皇即位への準備。天皇を輔弼する組織のイメージを明確に伝えたい。

現在の象徴天皇が、横滑りで元首天皇に即位されても違和感を持つ国民が大多数になると思われる。


それであれば、現在の象徴天皇には生前退位をしていただいたらどうだろうか?


良い案だと思います。


今の皇太子がそのまま元首天皇に即位できれば一番良いと思うのだが。


多分、そこまで憲法改正のタイミングを揃えられるかは疑問です。


なるほど。やはり、皇太子には一旦象徴天皇に即位してもらうしかないか。


しかし、やむを得ず象徴天皇に即位してもらうとしても、その象徴天皇としてのイメージが固定してしまう前に元首天皇に移行してもらう必要があるな。


現段階では、今上天皇のお気持ちを発表する事によって生前退位への前段階を整えてある。後は、やはり憲法改正のタイミングだな。


国民投票になった場合、元首天皇制移行への賛成率はどの位だ?


そうか。ぎりぎりだな。


国民投票は、改正する憲法の各条文ごとに賛成・反対を表明するもの形式になる。


9条改正に反対の国民が象徴から元首制に移行する第1条にも反対するとは限らない。


もう少し条文ごとへの賛否が前もって調べられないか?


さらには元首天皇を輔弼する組織のイメージをもっと明確に国民に伝えるようなキャンペーンが必要だな。


天皇は、もちろん一人の人間である。


この人間一人が判断するには重過ぎる量と範囲の決裁が、元首天皇に集中してしまうと言うことだ。


これを、潤滑に正確に決裁するためには輔弼機関、憲法諮問機関が絶対に必要になる。


渡辺。準備は進んでいるのか?



*憲法第9条を読み解く3つのポイント

小説の最後に表示されているWikipedia)ウイキペディア 日本国憲法第9条でチェック。





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