巨大与党、日本国の政治の中枢を担い続けている自由民主党の誕生。
1955年(昭和30年)11月15日、日本民主党の鳩山一郎は、メイソンの資金をバックに吉田自由党衆議院議員112議席の買収に成功、日本民主党の衆議院議員185議席とあわせると定員467議席の衆議院で297議席(議席占有率63.59%)と単独過半数を超える巨大与党、自由民主党を誕生させるに至ったのであった。
そして結果として現代日本国の政界の中枢を占め続けている自由民主党が誕生した瞬間でもあったのである。
これが世に言う保守合同と呼ばれる合併劇であり、日本民主党と自由党が合同して保守政党である自由民主党が結党されたことを指し示す言葉となっている。
これにより先行して行われた社会党再統一とあわせて俗に言われる55年体制と呼ばれる政治体制が成立したのであった。
ただ、勢いに乗りまくる鳩山にも一つの誤算があったのである。
元GHQ参謀第2部部長、ウイロビーが米国に帰国してから創立したCIA(合衆国中央情報局)を通じた資金が旧吉田自由党GHQ派を中心に流れ込んできたことであった。
*憲法第9条を読み解く3つのポイント
1.{国際紛争を解決する手段として}①戦争と②及び③が放棄されている。
2.{前項1.の目的を達するために}陸海空軍その他の戦力を保持しない。
3.The right (of) belligeren-cy (of) the state will not be recognized.
交戦状態を意味する belligeren-cy という単語を選んだ。
戦争行為を意味する belligeren-ce という単語を避けた。
戦争権ではなく交戦権にしたかった。一連の戦争(始~交戦~終)行為の中で交戦に限定した。
戦争の始の部分は、先制攻撃するので交戦権に含まれていない。
Will が含まれている構文は、未来を表している。




