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論説 日本国憲法 戦争なんか放棄していない日本国憲法第9条  作者: 田中 康之
第2章 戦後日本を創った権力機構が現代日本に受け継がれている。
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吉田茂と彼の蜜月時代。GHQの占領後を考えていた二人。奇妙な主従関係。

1950年(昭和25年)3月、前年の第24回衆議院議員選挙で266議席を獲得して単独過半数、第1党となった民主自由党は、分裂した民主党の一部(民主クラブ)と合流して自由党を結党した。


この分裂した民主党の一部に後の闇将軍、田中角栄が混じっていたのであった。当時は、全く知られていない傍流系の傍流の最たるものであった。


佐藤栄作は結党直後の自由党幹事長を務めるなど吉田茂直系と言っても過言ではないだろう。


当時、総理総裁であった吉田茂とこの自由党の元で日本国全体の復興が進められていた。


さらには、日本国の独立、GHQ占領後のことも二人は考えなくてはいけなかったのであった。


政治勢力としては、頻発する労働争議、労働組合の台頭、日本社会党・日本共産党などの左翼勢力の党勢拡大に対抗するため保守勢力を結集する合同路線に政策転換していかなければならなかった。



*憲法第9条を読み解く3つのポイント

1.{国際紛争を解決する手段として}①戦争と②及び③が放棄されている。


2.{前項1.の目的を達するために}陸海空軍その他の戦力を保持しない。


3.The right (of) belligeren-cy (of) the state will not be recognized.

交戦状態を意味する belligeren-cy という単語を選んだ。

戦争行為を意味する belligeren-ce という単語を避けた。


戦争権ではなく交戦権にしたかった。一連の戦争(始~交戦~終)行為の中で交戦に限定した。

戦争の始の部分は、先制攻撃するので交戦権に含まれていない。


Will が含まれている構文は、未来を表している。

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