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論説 日本国憲法 戦争なんか放棄していない日本国憲法第9条  作者: 田中 康之
零章 世界最終戦争を遂行するための条文が憲法第9条の正体である。
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たった20tで中国国民を阿片漬けにすることが出来るのだ。阿片は金である。

大英帝国は、中国国民を阿片漬けにして巨万の富を得ていた。

その阿片利権を日本人が奪ったのであった。


元々は大英帝国が印度で栽培したケシを精製し、阿片として香港の専売所を拠点に中国全土での流通網を確立させていたものである。


ただ、大日本帝国が香港を含む中国各都市を占領するに至り印度産の阿片は流通量が激減したのであった。


そこで関東軍は、自らの権益を確保するため中国東北部(満州国)でのケシ栽培強化に乗り出していくことになったのである。


たった年間20tで良いのだ。


これで、中国の全国民を阿片漬けにする。それが、関東軍の方針であった。

だが、武人を自負する関東軍の内には、中国の農民にケシ栽培の農業指導を希望する者など誰も居なかった。


無論、出来る者も居ないのだが。


偶然、一人の農商務省(現在の農林水産省に相当)の官僚が中国大陸に居た。この男に農民の指導をさせよう。三流の官庁、農商務省の小役人程度は、奥地の百姓を相手に畑で泥にまみれさせて置けばよい。


そんな安易な発想でしかなかった。


Manchuria(中国東北部)のKing(支配者)が誕生した瞬間であった。


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