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論説 日本国憲法 戦争なんか放棄していない日本国憲法第9条  作者: 田中 康之
零章 世界最終戦争を遂行するための条文が憲法第9条の正体である。
109/117

彼は、大英帝国から阿片利権を奪った日本人に接触した。

海軍は既に新型爆弾(原子爆弾)をB29に搭載し、実戦配備を完了している。


時間は無い。


彼は、OSS(戦略諜報局)を動かすしかないと判断した。


ただ、正規のルートではない。


長官のウイリアム・ドノバンに直接面会したのであった。


CIAの前身であり、COI(情報調査局)の後身であるOSSは、このウイリアム・ドノバンが創始者である。


ドノバンはさる1941年(昭和16年)10月に当時の大英帝国情報部第6課(MI6)の米国支局からロックフェラー・センター3603号室を引き継ぎ、COI(情報調査局)本部を設置していたのであった。


会談は、このロックフェラー・センターで行われた。


「私たちの仲間である日本人に接触したい。」気難しい彼が、誰にも見せた事の無い笑顔をドノバンに見せていた。


「そろそろ彼に接触する段階か。」ドノバンもこれ以上無いであろう親しみを込めた笑顔で応じた。


二人は結社に所属する肉親よりも信頼できる仲間なのであった。


「私はこの部屋を大英帝国から奪った。彼はもっと大きな利権を大英帝国から奪った。彼はManchuria(中国東北部)のKing(支配者)だからな。」


ドノバンは愉快この上ない口調であった。


彼もまた愉快であった。


イスラエル建国は目前なのだ。


日本人にも協力してもらおう。


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