第一章 弐話
ギャグ回。
「讖田君、何かこの『理想郷』って所の事は知っているかい?」
俺がそう尋ねると讖田君は、いきなりICBMを飛ばした位速く言った。
「そういえば、この先に人里があったでやんす。だから、ひとまず行ってみるのも良いでやんすよ?オイラも、深くまでは知らないでやんすし。」
なるほど、一理あるなぁ。そうしてみようかな。知らないってのも、しょうがないかも。ここは、メチャンコ広そうだし。
「ああ、人里に行ってみようぜ讖田君。俺、他にあてがないんだ。」
「賛成でやんす。何事も行動しないと意味がないでやんすからね。でも、かなり遠くに行った場所でやんしたから、ここから半日位かかるでやんす。それでも大丈夫でやんすか?」
「………」
今、急にAとBとCの選択肢が現れたんだけど。やっぱり俺、色々と危ないんじゃないかな?でも、ここまで来たらAしかない。Cを選びたいけど。
「大丈夫だ、問題ない。」
そう言って俺は讖田君に『かましてやったぜ』ってフレーズを送った。
「………大丈夫でやんすかね………」
おい。
こうして、讖田君と人里へ向かう事になった。
少年移動中………………
鯖「今の内、ゲームを語ります。飛ばしても結構です。私が最初にやったゲームといえば、『ドラゴンクエスト』と『ファイナルファンタジー』でした。後にRPGの礎を築いた偉大なゲームでした。ファイナルファンタジーの中で一番好きだったのは4ですね。音、シナリオ、キャラもよかったです。リディア可愛いよリディア。でも、ちょっと『ファイナルファンタジー』の2は瀕死で倒さないとLvが上がらなかったっけ?だから、苦労しました。『ドラクエ』では7のPS版が嫌でした。不思議な石板が集まらなくて。今は攻略本があるから良いですけど。
好きなのは、3でした。かなりやりこんだかも。勇戦武賢のPTが僕的に最強だったんじゃないかな?遊び人よwww
長くなってしまいました。では、続きをどーぞ。
〜人里〜PM10:15位
………危なかった。かなり危なかった。俺も今、足が震えている。しかも讖田君、SAN値が4くらい下がった顔をしているし。え、何故かって?
鯖「聞いてねーs」(ウボァー‼︎)
こ、こんな事があったからだ………(回想)
「ん?あれはなんだい讖田君?」
何かいたし。なんだろアレ?
「ん〜。なんでやんすかねェ〜。ん?!近づいて来るでやんす!」
鳥かな、かな?
「あれは………江?!鬼だァァァァァ‼︎‼︎‼︎」
ヤバい‼︎かなりヤバい‼︎
「絵?‼︎じ、じゃああれは夜行の群れでやんす‼︎人喰いの妖怪でやんす‼︎大晦日と節分にしか現れない筈でやんすが………!?」
詳しいなぁ讖田君。じゃなかった!逃げるしかない!
「と、とにかく逃げろおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ………………」
(回想終了)
「と、とにかく泊まり場所を決めるでやんす。」
「そうだね。」
俺は相槌を打った。こ、怖かった………
次は2月16の火曜です。お楽しみに〜