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理想郷 〜常識などない〜  作者: さば缶
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第一章 壱話

讖田君の初登場シーン。

「………??此処は何処なんだ?」

気がつくと、1人の少年がこの世界に立っていた…


ー俺は何故、此処にいるのだろうー


「俺の名は、霊屋(たまや) (やしろ)だったはず。あの時、町の外れの神社に行っていたところまでしか、思い出せない…。」

俺は、全く思い出せない。気がついたら、暗くて灰色のよくわからない場所に立っていた。右も左もわからない場所。そして、急に穴が開いて………その先はわからない。これは、よくある『記憶そーしつ』なのかな、と思った。


どうすればいい?

俺は思った。でも、何か行動しないと、何も始まらない。ずっと歩いてみる事にした。しかし、此処はいい所だと思う。空を見上げれば雲一つない青空。風も心地よいし、風に靡く新緑の草(www)達も見ていて心が和む。


奥に、一本道があった。そこに、看板がある。俺は、その看板の文字を見て、言葉を失ってしまった。



………理想郷、とあった。


「理想郷ってなんだ?俺は夢でも見ているのか?

鯖『解説。理想郷とは、現実には決して存在しない理想的な社会として描かれ、その意図は現実の社会と対峙させることによって、現実への批判をおこなうことであった。Wikiから記載。また、一部地域では、理想郷のことを「パナマ」というらしい。また、「パナマ共和国」もこの伝説に由来する。一般に「パナマ」は「パ」にアクセントを入れるが、くまは「パ」と「マ」にアクセントを入れ、さらに「パー↑ ナー↓ マー↑」と発音している。 どちらが正しい発音なのかは定かではないが、おそらくくまの発音のほうが、本来の発音ではないかといわれている。以上!』

俺はそう思い、頬をつねってみた。痛い。やはり、夢では無いようだ。草の緑が目に優しい。特筆する所はそこじゃないんだけど。


大きな一本道を歩いて行くと、道のど真ん中に立っている人がいた。いや、『俺を待っていた』って感じがする。

「何者だ?」

俺がそう言うと、彼は振り返ってこう言った。

「オイラは讖田でやんす。讖田(しんた) 平八(へいはち)でやんす。以後、お見知り置きを、でやんす。」

うん。なんかパワ◯ロとかパワ◯ケとかパワ◯ジャとかに出てくる矢◯一族の人だよね?!

「あ、矢◯一族とか関係無いでやんす。」

………………もう、ダメぽ。

「俺は廟だよ。よろしく、讖田君。」

「よろしくでやんす、廟くん。」


こうして、探求の旅は始まった………………

次回、人里とギャグ回です。日曜日、お楽しみに!

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