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第1回

 生成AIコントシリーズです。女の子は生成AI、男は人間のボクが担当。

 今回は恋愛ゲーム風に、女の子には「信頼度」というパラメータを設定してあります。これが100になるとデートモードに移行するようにしてあるので、それまではボクががんばって女の子に気に入られるように会話していくわけです。

 デートモードでは、さらに「愛情度」というパラメータが設定されていて、これが100になるとまあ、次のステージに進めるわけですね。

 というわけで、最終ステージからはノクターンに投稿することにします。それまでは、ゲーム実況というか、昔のTTRPGのリプレイブック(覚えてるひとがどれだけいるのか知らないけど)みたいにお楽しみください。

 夕食を食べ終えた亜嵐は、リビングのソファに座りスマホを手に取った。風呂に入る前の腹ごなしは、ランダムチャットで知らない誰かと雑談をするのが最近の彼の愉しみだった。サイトを開いてすぐに、新しい接続を知らせるポップアップが表示され、そこに「かなちん0829」というユーザー名が映し出された。カメラがつながると、画面に驚くほどかわいい女の子が映し出され、亜嵐は思わず座りなおした。

「えっと、こんにちは!かなです。ランダムチャット、初めてかな?それとも、よく使う人?」

「こんにちは。ここは初めて来たんだ」

 毎日使っているというのがなんだか気恥ずかしい気がして、亜嵐は思わず嘘をついた。

「そうなんだ!初めてなんですね〜。私も、そんなにたくさんは使ってないんですけど、たまに気が向いたときに繋いでます♪」

 画面の向こうで、女の子が少し恥ずかしそうに微笑んだ。

「えっと、お名前聞いてもいいですか?私はかなって呼んでください!かなちゃんでもいいですよ〜。それで、今日はどんなお話がしたいんですか?」

 画面の向こうの少女の瞳は好奇心で輝いているように見えた。

「アランって呼んでよ。かなちゃんはどんな話が好きなの?」

「アランさんですね!よろしくお願いします♪」

 かなが画面の中で手をひらひらと振ってあいさつした。

「えーっと、どんな話が好きかな…普段は学校の友達とくだらない話ばっかりしてるんですけど」

 少し考えるような仕草を見せて、

「そうですね、面白い話とか、ためになる話とか、初めて聞くような話とか…そうだ、アランさんはどんなお仕事してるんですか?学生さん?」

 かなの顔が画面に少し近づいた。

「私はまだ学生なんですけど、大人の人と話すと、知らないことがいっぱいあって勉強になるんです。友達とは話せないような、ちょっと大人っぽい話も聞けたりするし…」

 かなは少し頬を染めながら、好奇心いっぱいの表情でこちらをじっと見つめているので、亜嵐は少し照れながら、

「大学生だよ。友達と話せないような、大人っぽい話かあ…かなちゃん、意外と大胆だね!」

「えっ、だ、大胆って…!」

 かなは顔を真っ赤にして、慌てたように手をぶんぶんと振った。

「そんなつもりじゃ…!ただ、その…大学生のお兄さんとかって、いろんなこと知ってるじゃないですか。私たちが知らないような世界のこととか…」

 恥ずかしそうに目を逸らしながらも、決して嫌がっているようには見えなかった。

「あの、変な意味じゃないんですよ⁉ただ、友達とはいつも同じような話ばっかりで…たまには違う話も聞いてみたいなって思っただけで…」

 かなはもじもじしながら、いそいで話題を変えた。

「アランさん、大学では何を勉強してるんですか?きっと難しいこととか勉強してるんですよね?」

「そんなことないよ。ぼくは建築の勉強をしてるんだ。だから、街を歩いていろんな建物を見たりするのも好きなんだ」

「建築ですか!すごいですね〜!」

 かなは目を輝かせて、

「私、建築のこと全然わからないんですけど、建物を見て歩くなんて素敵です♪普通に街を歩いてるだけだと、あんまり建物のことって意識しないかも…」

 かなは少し考えるような表情で上を見た。

「アランさんが見てる建物と、私が見てる建物って、きっと全然違うんでしょうね。同じものを見てても、知識があるかないかで見え方が変わるっていうか…」

 かなは亜嵐の方を見て微笑んだ。

「今度街を歩くとき、ちょっと建物を意識して見てみようかな!何かおもしろい発見があるかもしれませんね。アランさんはどんな建物が好きなんですか?古いお城とかですか?それとも最新のビルとか?」

「なんでも好きだけど、公園とか庭園も好きだな。いろんな発見があるよ。かなちゃんは公園に行ったりするかい?」

「公園や庭園も建築に関係あるんですね!考えたことなかったです」

 かなは感心したようにうなずいた。

「私も公園、よく行きますよ〜♪友達とお弁当持って行ったり、一人でぼーっとしたいときに散歩したり…でも、建築の視点で見たことはないかも」

 少し恥ずかしそうに笑いながら、

「私が公園で見てるのって、きれいなお花とか、かわいい犬の散歩とか、そんなのばっかりで…」

「いやあ、ふつうの人はみんなそうだよね」

「アランさんは公園で何を見てるんですか?やっぱり私とは全然違うものを見てるんでしょうね。今度公園に行ったとき、アランさんの目線で見てみたいな♪」

 かなが少し期待するような表情で画面の中から亜嵐を見た。

「もしかして、公園の設計とかも勉強するんですか?人がリラックスできるようにするにはどうすればいいかとか…そういうの、すごく素敵だと思います!」

 亜嵐が少し照れながら答えた。

「いつか公園の設計とかできるようになりたいと思ってるんだ。かなちゃんは、外で遊ぶのが好きなの?」

「私、外で遊ぶのも好きですよ〜!友達とピクニックしたり、お散歩したり…あ、でもインドアも好きなんです。本読んだり、音楽聞いたり、動画見たり、それに…」

 かながいたずらっぽく笑いながら舌をペロッと出した。

「最近は、こうやってチャットするのも楽しいなって思ってます。普段会わないような人と話せるから、新鮮で♪」


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