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暗鬼の未来

「まるでバットマンみたいだね」

マギーは大企業のオーナーブルース・ウエィンがその経済力で

様々な秘密兵器を作って正義の為に戦う姿と亮を

ダブらせていた。


亮はそれを聞いてバットマンの格好してみたいと

思ったが、どうにもマントが大きすぎて動きにくいと思った。

そもそもマントは防寒と後ろからの矢の攻撃を

防ぐ為で無敵のスーパーマンには必要が無いはずである。

「何ニヤニヤしているの?」

「いや、パソコンは?」

「あるよ、そろそろ美喜と小妹が来るよ」

「マズくないか、もし後をつけられたら、正体がバレるぞ」

「その為にこの時間になったのよ」

「そうか。二人が来る前に仕事やってしまうよ」

「どんな仕事?」

「ドミンゴの金の流れ、パスワードを入手した」

「えっ、普通大事な情報ならローカルじゃない?」

「今はそうは行かないんだ。昔は現金取引だったけど、

今は仮想通貨取引が多いらしい」

「じゃあ、かなりセキュリティが厳しいとか」

「それがそうでも無いんだ24桁のパスワードだけらしい」

「それってどれくらい」

「アルファベットの大小52文字プラス数字10文字合計62の24乗だ」

「それは破れないね」


「だが人間が作るパスワードは忘れちゃいけないと言う

観念があるから、ランダムと言ってもランダムじゃない、

どうしても自分の好きな数字、アルファベットを

使ってしまうまず間違わないように0とo、1とIを抜くんだ。

そうなると52から48に減る次に自分や家族の

誕生日や住所に関する数字、他にはスポーツ選手の背番号…」

「それにしてもどうやって?」

「CIAの女性からパスワードは入手した」

「何だ知っているのか、じぁ簡単でしょう」

「いや、これが罠だったら?彼女が二重スパイだったら?」

「なぜ?」

「入手先の男と寝たらしい」


「そうか、私も亮と寝たら絶対裏切る!可能性あるね」

「じぁ、自分でハッキングするのね」

「とりあえずパスワードを入れてみるけど」

「大丈夫?」

「世界一速いコンピューターを使う」

「日本のあれ?」

「いや、アメリカンウェブが作ったOSとCPUと

ダイヤモンド半導体で作ったスーパーコンピューターで

情報収集や解析でアメリカ軍の採用が決まっている」

「じぁどうして世界一と言わないの?」

「スピードを競い合ったってもしょうがない実用性が問題だよ」

「なるほどそれで名前は?」

「アストロ」


亮はバソコンでアストロに繋いでネット上の

ドミンゴを探した。当然本名では探す事は出来ないと

思っていたがさすがロビンが作ったコンピューターは

ドミンゴに関する情報が瞬く間に集めてきた。

出てきた情報はドミンゴの普段使う偽名、過去の

犯罪歴、ビジネス、従業員、家族、愛人、友人、

ビジネスバートナー、不動産、金融資産が出てきた。

それはあくまで表向きであり裏の物は検索できない。

亮はその中からドミンゴの秘密のデータがある場所探した。

ドミンゴの経営会社の中に

不自然な業種が3社有った。1つ目は靴の販売会社通販会社、

ドミンゴの趣味が音楽鑑賞のデータは無いが楽器の

販売会社、パスタは市内に3店舗ある

それぞれのホームページは写真と在り来りの内容がかかれていた。


「お疲れ様」

そこに美喜と小妹が入って来た。

「あれ?亮来てたの」

小妹が冷たく言った。

「てっきり、新しい彼女といるかと思っていた」

「バカ言うな彼女はCIAの関係者だ」

亮は経緯話した。

「本当に彼女CIA?」

「御神仁に確認した」

「それなら間違いないわね」

元御神仁のパートナーの美喜は信用した。

「それでどうするの?」

「今からドミンゴの秘密の情報を

取り出そう思っていたところだ」

「なるほど」

小妹が腕を組んで頷いた。

「ところで小妹、屋敷の地下室は?」

「地下はあるけど監視が厳しい」

「FBIのエージェントが捕らえられて居るかもしれないし、

地下道があるかもしれない」


「うん、昔中国でも王族の屋敷には必ず地下通路が有るって聞いたとがある」

小妹が答えると美喜も答えた。

「日本の城も熊本城や上田城にもあったらしいわ。

 もちろん忍者屋敷にも」


「明日夜ドミンゴの屋敷に突入した時、

ドミンゴは危険を感じて地下道を通って逃げるかもしれない」

「そうか、ありえるね。

地下道はどこまで続いているか分からないと

逃げられたら終わりだね」

「出口の可能性があるのが3か所

1ヶ所が金と麻薬が有ると思われるところだ」

「じゃあ、そこで待ち伏せしていればいいじゃない」

「いや、そこにはレンジャーが居るから

もっと逃走しやすい場所を選ぶだろう」

亮はそう言って美喜の顔を見た。


「さぁ、続きをやるぞ」

亮はパソコンのある部屋に入って検索の続きを始めた。

そこに美喜と小妹が入って来て美喜が亮に体を寄せてきた。

「明日、ドミンゴの相手をするように言われた」

「計画通りですね」

「うん、ドミンゴには愛人に産ませた娘もいるらしいから、

しっかり聞き出すわ、それとも殺る」

「いいえ、逮捕です」

「あれ?靴屋さん」

亮が見ていたデータを見て小妹が言った。

「マリファナ樹脂を固めたハシシは形が

靴の踵に似ていため。隠語で踵という事もあったらしい」

「なるほど、この靴屋に注文すると

ヤバい取引になるかもしれないんだ」

亮そう言ってホームページの中から隠れボタンを探し出した。

「あった、IDとパスワードを求めている」

「決まっているわよ、あれのオーダーよ」


「このパスタ屋は?」

美喜がモニターを指差した。

「メキシコ語の隠語でパスタはお金の事」

「お金に関する事か」


「楽器屋は?」

「メキシコではお金の事を隠語でギータ、ギターラと言うらしい」

小妹が答えた。

「なるほど」

亮は残り2つに絞りホームページから入り込もうとしたが

危険を感じていてロビンに電話を掛けた。

「ロビン、ちょっと急ぎのハッキングがある、手伝ってくれないか」

「さすがの亮でもダメか?」

「ああ、時間が無いんだ、しかもミスをしたら終わりだ」

亮はロビンに状況を説明した。

「おお、ついにドミンゴをやるのか」

「うん、頼む」

「分かった」

亮は仕事をロビンに引継いだ。


亮はその間、古地図と照らしながら、地下道の出口を探した。

「マギー、ドローンをここから

9000m先に飛ばせるか?」

「電池は持つけど電波が届かないから

オートで戻ってから録画映像を確認する事になる」

「分かった頼む、位置はここだ」

亮は9000m先の缶詰工場を指差した。

「頼む」

「了解」

1時間もしないうちにロビンが連絡があった。


「さぁ、続きをやるぞ」

亮はパソコンのある部屋に入って検索の続きを始めた。

そこに美喜と小妹が入って来て美喜が亮に体を寄せてきた。

「明日、ドミンゴの相手をするように言われた」

「計画通りですね」

「うん、ドミンゴには愛人に産ませた娘もいるらしいから、

しっかり聞き出すわ、それとも殺る?」

「いいえ、逮捕です」


「あれ?靴屋さん」

亮が見ていたデータを見て小妹が言った。

「マリファナ樹脂を固めたハシシは形が

靴の踵に似ていため。隠語で踵という事もあったらしい」

「なるほど、この靴屋に注文すると

ヤバい取引になるかもしれないんだ」

亮そう言ってホームページの中から隠れボタンを探し出した。


「あった、IDとパスワードを求めている」

「決まっているわよ、あれのオーダーよ」


「このパスタ屋は?」

美喜がモニターを指差した。

「メキシコ語の隠語でパスタはお金の事」

小妹は何故か隠語に詳しかった。

「お金に関する事か」


「楽器屋は?」

「メキシコではお金の事を隠語でギータ、ギターラと言うらしい」

小妹が答えた。

「なるほど」

亮は残り2つに絞りホームページから入り込もうとしたが

危険を感じていてロビンに電話を掛けた。

「ロビン、ちょっと急ぎのハッキングがある、手伝ってくれないか」


「さすがの亮でもダメか?」

「ああ、時間が無いんだ、しかもミスをしたら終わりだ」

亮はロビンに状況を説明した。

「おお、ついにドミンゴをやるのか?」

「うん、頼む」

「分かった」

亮は仕事をロビンに引継いだ。


亮はその間、古地図と照らし合わせながら、地下道の出口を探した。

「マギー、ドローンをここから

9000m先に飛ばせるか?」

「電池は持つけど電波が届かないから

オートで戻ってから録画映像を確認する事になる」

「分かった頼む、位置はここだ」

亮は9000m先の缶詰工場を指差した。


1時間もしないうちにロビンから連絡があった。

「亮、大変な事をしてしまったな」

「なんですか?」


「パスタ屋は仮想通貨の取引先口座、

楽器屋はドミンゴの隠し口座はアメリカ、

スイス、シンガポール、モナコ、ケイマン

そして日本の銀行に有る

仮想通貨を含めた総額は100億ドル以上あるぞ、

靴屋は麻薬の注文サイトだ」


「やはりそうですか、オフショア銀行かでも日本の銀行・・・」

「それで俺に頼んで良かったよ。

何重にもトラップが仕込んで有って

失敗したらホームページが閉鎖する様になっていた」

「さすがロビン、ありがとう」

「いや、ドミンゴと関係ある企業と銀行が分かった。面白い事になるぞ」

「あはは、想像が付きます。株価が落ちたら株買いましょう」

「いや、俺は買収しようと思う」

亮はロビンが送ってきたデータを見ると

フロリダの貿易会社を見つけた。

「これってジュリアの両親の会社か…」

出来る事ならその会社をジュリアに返したいと

亮は考えていた。


「ロビン、ありがとう」

「終わったらニューヨークへ来るんだろう」

「うん」

「気をつけてな。それから聞いたパスワードは違っていたぞ」

「あっ、すみませんでした」

「じぁまたな」


賄賂を渡したアメリカの議員の名簿どこにも

見当たらなかったらしく、ロビンは何も話さなかった。


朝食の準備の為に美喜と小妹は朝早く

ドミンゴの家に向い、

亮はマギーと帰って来たドローンの

映像を観ていた。

缶詰工場の駐車場には何台もの

トラックが止まっており

夜の為に人の出入りは確認できなかった。

「マギーここが地下道の出口の可能性が有る

 でもここからだとドローンのリアルタイムの

 映像が観られない」

「一層の事飛行機でも飛ばしたら、

 あっ、監視衛星は?」

「監視衛星か・・・」

亮はクリスに電話を掛けて状況を説明した。

「もちろん、調べられるぞ」

「アメリカ以外でも?」

「もちろんアメリカは世界中を監視している、場所を教えてくれ」

亮は缶詰工場の場所を教えた。


9時過ぎに仁から亮に電話があった。

「そちらの準備は?」

「整いました。後は夜の突入の時間を待つだけです。

兄さん一つ質問があります」

「なんだ?」

「CIAは議員のリストを入手してどうするつもりですか?」

「もちろん、アメリカの敵を告発する」

「わかりました。兄さんを信じます。

入手出来るように頑張ります」

「頼む」

亮は既に隠し金が見つかった事を仁に言わなかった。

隠し口座が分かっても、本人が裁判で有罪になって

違法性が確定して初めて口座凍結になる物で

常に移動先を追跡すべきしなければならない。

「それから、イレーヌは入院して順調に回復しています。

入院費はお願いします」

「もちろんだ」

******


「アクセスして写真が送られてきている、そちらにも

 転送する」

クリスから電話がかかってきた。

「ありがとうございます。調べます」

「こっちの準備は出来たぞ」

「じぁスタートです」

するとすぐに道路工事の機材積んだトラックが

敵のアジトから5キロほど離れ駐車場から出発した。


亮はつなぎの作業服に着替えた。

「その格好で戦うの?」

「うん、中には防弾スーツ着ている」

「もっとかっこいい黒のアサルトジャケットを着れば良かったのに」

「何で?今昼なのに」

「いいよ、もう……」

「さて、もう一度言うよ。7時にアジトに突入する、それから僕とは一切連絡ができないから

問題が有ったら屋上の見張りを倒してくれ」

「了解」


「ご苦労さん、亮」

そこに劉文明がはいってきた。

「お久しぶりです」

「ちょっと隣りの部屋で話がある」

亮と文明が隣の部屋に入った。

「資産を海外に移すのに世界中を飛び回っていたよ」

「香港でもですか?」

「ああ、香港も完全に本国の管理下になってしまった。デモをしただけで逮捕拘束、海外に逃げれば逮捕状が出る始末だ。こんな我々でも何か有ったら国家安全法で理由も無しに逮捕されるかもしれないからな、もちろん財産没収だ」


「それは危険ですね」

「それどころか暗鬼もその対象になるかもしれない」

「えっ、今まで国のために働いていたのに?」

「ああそうだ、それで趙剛に頼まれて暗鬼の

移転の候補地を探していた。」

「どこですか?」

「日本だ、もちろんランドエステートに見つけて貰った」

「えっ?ありがとうございます」

「東北に忍者村を作って暗鬼のメンバーは表向き忍者のスタッフで働く、同じ東洋人だから日本なら目立たない」

「それはいいですね、インバウンドで外国人観光客も呼べる。でも射撃訓練は?」

「それはまぁ……その代わりこれから暗鬼の維持費の半分は俺が持つ」

「そう言っても暗鬼が日本に来たら、暗殺はさせませんよ」

「わかっている。俺が考えるには対悪の正義の組織になってもらいたい」

「でもその報酬は」


「逆にドミンゴの組織を潰したらいくら貰うつもりだ?」

「前回、300万ドルをいただきました」

「今回はいくら請求するつもりだ」

「成功報酬として500万ドル」

「それでも安いくらいだ、怪我人や死人が出たらどうする?」

「そうですね」

亮は組織を預かる身の責任を感じた。

「東北は10年前の災害で空き家が多いから

買い取って暗鬼の移住先の準備をした。

まもなく暗鬼は国との縁を切る」

「そんな事を・・・」

個人の持つパスポート、資産の移動、もちろん

家族への影響など亮は気になった。

「大丈夫だ、彼らは元々孤児でマギーのように

家族は居ない、忍者村が出来るまで当面の間

職場はうちの関連会社、ルーセントホテル、

亮の警備会社に所属してもらおう」

「そうですね、賛成です」

「今度の仕事が終わったら、暗鬼は亮が暗鬼を統率するんだ」

「でも趟頭領は?」

「出国して身を隠す」

国と縁を切れば、趟剛は国の秘密を知る裏切り者、国家反逆罪の首謀者として命を狙われるだろう。

「それと同時に暗殺組織暗鬼は解散する」

「わかりました。それで小妹のお父上は?」

「あぁ、誰も知らない話だ、問題ない。

ただ念の為に暗鬼メンバーの小妹は亮の妹にすればいい」

「えっ、また妹ですか?」

「なんなら結婚するか?彼女も喜ぶぞ」

「いえいえ、父の養女にします」

「あぁ、それが自然だ」

「この事を知っているのは?」

「関龍だけだ、小妹も知らない」


「彼は僕の事を……」

「もちろん、生涯亮に使えたいそうだ」

「文明兄さんの立場は?」

「俺は暗鬼の相談役としてVIPボディガード、産業スパイ監視業務、反社会組織から企業、個人の保護業務などの営業をする。そして千紗子のお婿さんになって團文明になる」

文明の計画は完全出来上がっていた。

「暗鬼の名前は?」

「一切残さない新しい組織として再出発だ」


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