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「N/A」 2024/02/12

著◆年森 瑛先生


 基本的には生理の話なのだけれど、LGBTQにも疑問を呈している作品です。


 高校2年生の松井まどかは、生理がくるのが嫌で、体重を40キロ手前で止めている。

 うみちゃんという女の子と交際して3か月経つが、LGBTQ、つまり同性が好きな性的指向というわけではない。

「最強のふたり」という関係性がほしくて、同性からの告白を受けてみた、それだけ。


 型にはまらない自分らしい生き方を探すまどか、だけど他人は型に嵌めようとしてくる……という話だったと思います。


 それ自体は思春期のときに抱きやすい想いで、中高生から支持を得られそうな物語だと思いました。

 大人になると何者かになりたいという意志が強く出るようになりますが、まどかは何者にもラベリングされたくないんだなーと。そこがほかのLGBTQ系の主人公たちと違いかなと。


 女性であることから逃れられないのも、体が女性なので当然といえば当然なのですが、最近私が読んでいる本たちの多くの終着点という感じがします。

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