「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」感想
細月とは関係なく私がハマった本です。
映画も漫画も追いました。
以下、うっすらネタバレありのあらすじ
ヒロインである御園マユは幼い頃に誘拐され、精神のタガが壊れてしまう。絶対的な「みーくん」信奉者で、「みーくん」さえあれば周りの人なんてどうでもいい。
主人公はそんな「みーくん」を騙り、一巻ではマユの起こした事件、マユをめぐる事件に関わる。一巻以降は元彼女や家族をめぐる事件になぜか関わっていくことになる……。
全体としては「異常」をテーマに据えて、なにが正常か、なにが幸福かを突き詰めていきます。
作品の持つ独特の雰囲気が好きです。悲壮感と独特のカタルシス、ミステリ、クライム、すべてが絶妙なバランスで配合されています。
御園マユは顕在意識では、起きた事件を否定して甘い夢に溺れていますが、深層意識では真相に気がついているのだと思います。
起きた事件もマユが犯した罪も、それを不幸だと言う人もいると思いますが、私個人としては幸福は絶対の基準がなく当人が幸福なら幸福! でいいと思っています。
またマユが幸せになることは許されて然るべきとも思います。
みーくんとの淡い夢さえ否定されたら、マユは壊れた人生を壊れたまま歩むことになり、それはバッドエンドです。
ハッピーエンドで良かったなあと思いました。
11巻はあんまり好きじゃないです(笑)
幼い子供がそういった犯罪の犠牲になるのが見ていられなくてですね……
でもマユが家族を持てたことは安心しました




