「君はヒト、僕は死者。世界はときどきひっくり返る」読書傾向について
せっかくスペースを作ったのだし、私が好きな本の感想を交えつつ読書傾向について書きます
「君はヒト、僕は死者。世界はときどきひっくり返る」
著◆零真似先生
著者コメントの通り「本物」でした
本物のボーイミーツガールで、ふわふわ可愛いヒロインと、硬いけど愉快な死者の僕の繰り広げるラヴストーリー!
ヒロインが好みです。大好きです。明快な性格ですごく好感が持てます。金髪碧眼ふわふわのイラスト表紙もかわいい。
言葉は騙るためにあるのだと知りながら、真実を求める……いい……いいしか言えない……いい……
ヒロインがずっと真実を知りたがっているところが興味深く、またスリラーがいい味で入ってくるところも面白く読みました
幻想的な風景の描写も素敵で最高
扉絵もエモくて最高
読み返します
とりとめなく書きます
これは私のメモなので、読書傾向について
最近、私の読書傾向はライトノベルからソーニャ文庫に移りました。ソーニャ文庫が扱うのは「重い愛」です。ヒロイン、ヒーローの背景にシリアスな物語があったり、ストーリーに重厚な歴史の問題が絡んできたりします。
読み応えのある女性向け文庫という感じですね! 最高!
悲運のキャラ同士が幸福を模索するとか、燃える炎の中で囁く愛が本物とか、厚みのある展開が私は好きみたいです。相手を想うばかりに愛が重くなりがちなヤンデレもいいですよね。
いつかそんな話を書きたいなーと思いながら読んでいます。
こういう物語を楽しみながら現実の結婚や恋愛についても考えてみたりします
以前、ストーカー未遂みたいなものに遭ったことがあり、そのときに押し付けがましすぎるのはダメやでと感じました。接客業につきもののよくあるストーカー未遂ですが、わりと恐怖を感じました
やはりお付き合いや結婚は、お互いに尊敬できる人とするのが一番いいんじゃないかと個人的に思います
恋愛感情だけではいつか冷めてしまうかもしれませんけれど、人間的に尊敬できる部分があれば、お互いを尊重して共に歩んでいけると思うのです。相手の短所もそのまま受け入れて、歩んでいける関係に憧れます。
たとえ相手を選べば世界を滅ぼすような愛であっても、貫き通したいと想うなら貫くべきです。
愛に代償はつきものです。
周りの環境すべてぶっ壊す覚悟で真剣に向き合って愛してほしいよね、という願望混じりのお話しです。セカイ系のお話じゃなくて、二者関係の幸福を突き詰めるとそんな感じになるという……一方だけ痛くない関係なんて、そんなの現実でもほとんどないですから、二人で耐えぬいて一緒に進める人が理想ですね。
痛みを伴いつつも、私のところまで落ちて手を引っ張ってくれる人。
いつかそんな人と巡り合えることを願っています。
そんな人いないかも知らんけど
まあそれならそれで(´-ω-`)
読みたい本すべてを読み切るには人生は短いのかもしれないと感じ始めた頃合いなので、孤独もまたいいかと思ったり