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「Schoolgirl」 2024/10/23

著◆九段理江先生


 「School girl」と同時収録の「悪い音楽」を読みました。

 悪い音楽目当てで読んだのですが、School girlも良かったです。


 School girlは流れる文章が、太宰治の女生徒を彷彿とさせました。頭がいい故に厨二病をこじらせてしまった娘と、死にそうな幸薄そうな母である主人公の話だと私は解釈しました。

 作中にも太宰治の女生徒は出てくるのですが、母の大切にしている本に傾いていく……というのがいいですね。


 悪い音楽の方は音楽の先生である主人公がクビになるまでの話です。主人公が口が悪く、才能を感じます。とにかく才能で人を封殺できる登場人物だと思いました。

 こういったキャラクターを書けるところに九段先生のセンスを感じます。

 読んでいて、没入感がものすごくあり、読み終わったあとに感慨に浸れました。

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