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見られた

なんか今回長めです。


あー学校で久しぶりに声出したかも。

なんて思いながら自作の弁当を頬張る。うむ、うまい。

空を見ながら食べていると玉子焼きが一個家出して行った。

「あ、うまいな。この玉子焼き、あんたがつくったの?」

話しかけられる。

「え?誰ですか。あと玉子焼きとらないでください」

なんて言っているが内心びっくりしまくっている。

てか全然気づかなかったし。

「誰って・・・。さっきあんたを助けた人だけど?」

とか言ってきた。見たらさっきのイケメン野郎だったわ。

なんでこいつがいるんだ?

「先程はありがとうございました。それで私に何か用事でも?ないなら帰ってください。」

イケメン野郎、びっくりした顔してる。そりゃそうだwさっき助けた人に帰ってください。って言われるんだからw

するとイケメン野郎は

「いや、用事はないけどあんたのことが気になったから来てみた」

とか言ってきたんだが。え?何こいつ。戸惑いながら私は返事を返す。

「は、はぁ?気になるって何がですか。髪ですか?眼帯ですか?」

なんと意味のわからない返事だなと言ってから思う。

イケメン野郎は

「それも含めて全部。あんた面白そうだし。てか名前は?俺知らないんだけど」

「え?全部?名前は鈴藤涼音。イケメン野郎、あんたは?」

「イケメン野郎?w俺は日代佳(ヒシロカイ)

ふむ。イケメン野郎は日代佳って言うのか。てかほんとなんでこいついるんだ。

私が返事を返さないから無言。別に気まづくはない。

そこで耐え切れなくなったのか日代君が喋り出す。

「なぁ、あんたそれ地毛?あとなんで眼帯つけてんの」

「地毛。眼帯は目を隠したいからしてるだけ」

「地毛なのか。目、怪我でもしたのか?もし良かったら眼帯とってみてよ」

はぁ?こいつ何を言うんじゃ!!とったらあんたは気持ち悪がるだろ!馬鹿か!

とりあえず見せない方向で

「嫌だ。見せない。見たらあんた私のことを気持ち悪がる。」

日代君は薄笑いを浮かべて私に近づいてくる。

なんかやばい気がする!

「へー。でも見てないし。それは俺が見てから決めるから見せろ。」

な、なんて自分勝手な!やばい眼帯とられる!

「や、やめて!とんないでよ!!」

立ち上がって逃げようとするが日代君に腕を掴まれ彼の方へ倒れてしまった。

「わっ!?や、やめて!」

「捕まえた。さぁ見せて」

日代君に腕を掴まれて防げない!や、やばいとられる!

スッと日代君は私の眼帯をとった。

私は絶望した。覚悟を決めて目を開けると、日代君は驚いた顔をしていた。

「きもちわるいでしょ。これでわかったでしょ。だから早くいなくなってよ」

私は冷たい声で言い放つ。すると日代君は

「そんなことない。綺麗な目をしてる。」

と言ってきた。私は驚いた。どうして?どうして逃げないの?みんないつもいなくなるのに!

呆然としている私に彼は言った。

「君がどんな人に何を言われたかは知らないけど俺は好きだよ。その目。」

と笑って言った。


どうも神城優羅です。

ついに佳を出せましたー!

てか涼音可愛すぎるw

途中から涼音が違う人見たくなったのは内緒ですw

次回も早めに投稿したいと思います。

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