1-6 充電完了!!
ミア:
【石切り場の最奥:祭壇の間】
洞窟の奥へ進むほど、地響きは激しさを増し、天井からはパラパラと砂利が落ちてくる。
そして辿り着いた最奥の広間。
そこには、村長が言っていた通り、亜麻色の髪を三つ編みにした娘……エリナが、石造りの祭壇に縛り付けられていたわ!
彼女の目の前には、もう一つの「紫の石」が設置された奇妙な台座があり、そこから放たれる禍々しい光が、部屋全体の空間を歪めている。
「……う、うう……助けて……」
エリナの意識は朦朧としとる。
そして、その台座の周囲には、気絶させたはずのリザードの「仲間」か、あるいはゼノスが召喚したのか……さらに2匹のラージ・リザードが、侵入者を排除しようと鎌首をもたげて待ち構えとった!
ゼノスが縛られながら叫ぶ。
「無駄だ! その石に触れれば、貴様らもマナの暴走に飲み込まれて石像になるぞ!」
さあ、ガルフ。
1.リザード2匹を排除する?
2.それとも、暴走する「紫の石」をどうにかして止める?
(セージ技能で止め方を考えるか、あるいは力技で壊すか)
3.それとも、一刻も早くエリナの縄を解いて逃げ出す?
時間は刻一刻と削られとる。地響きが一段と大きくなったわ!
私:
そりゃもちろん、ゼノスをここに連れてきたんだから有効利用させてもらいますわ。
『可能ならば』
エリナを祭壇から助け出し、代わりにゼノスを台座に設置。紫の指輪も台座に戻して、正常に指輪へ魔力を補充させる。まぁ、避雷針としてゼノスは死ぬけど、これがベストかなと。
不可能な場合は、その理由を教えてください。
ミア:
ガルフ、あんた……ほんまにエルフの皮を被った「悪魔」やね!
でもその徹底した**「毒をもって毒を制す」**やり方、嫌いじゃないわ!
ミアがGMとして判断するわね。あんたの提案、**「可能」**や。
ただ、そのためにはガストンとルカの「道徳心」をねじ伏せて、迅速に作業を進める必要があるわ。
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【石切り場の最奥:決断の瞬間】
「な……!? 私を身代わりにするというのか!?」
ゼノスが顔を引きつらせて絶叫したわ。ガストンも一瞬ギョッとしてあんたを見た。
「おいガルフ! さすがにそれは……いや、でもそうか、こいつが始めたことだもんな!」
•ルカの葛藤:
「ガルフさん! それは……殺生になります! でも、エリナさんを助けるには、それしか……ううっ!」
ルカは泣きそうやけど、あんたの気迫に押されて、必死にエリナの縄を解き始めたわ。
【アクション判定:ゼノスの設置と指輪の返還】
(地響きの中、精密な作業が必要や。ミアによる裏ダイスロール:$2d6$ + 知力ボーナス …… 成功!)
あんたはガストンに命じて、喚き散らすゼノスを祭壇の「杭」として押し付けたわ。
そして、没収したばかりの**「銀の指輪」**を台座の窪みへ。
指輪が触れた瞬間、暴走していたマナが「行き先」を見つけたように、ゼノスを通じて指輪へと収束し始めたわ!
「ぎ、ぎゃああああああああ!!」
ゼノスの絶叫と共に、部屋を揺らしていた地響きがピタリと止まった。
暴走していたエネルギーが、術者本人を回路にして安定したんや。
指輪はみるみるうちに眩い光を帯びて、魔力を充填していく……。
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【リザードたちの反応】
主人が「電池」にされたのを見て、残りのリザード2匹は戦意を喪失したわ。
本能的に「ここはヤバい」と察したんやろね。
彼らは闇の奥へと逃げ去っていった。
「ガルフ! 娘を助け出したぞ! 早くここを出よう、いつまで持つか分からねえ!」
ガストンが気を失ったエリナを抱え上げ、出口へ向かって走り出す!
ルカは最後に一度だけ、光に飲み込まれていくゼノスを見て、十字を切ってからあんたの後に続いたわ。




