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4-4 パン屋の焼きたての香りと、夕暮れの涼しい風が、あなたたちの頬を撫でます

ミア:

■状況報告:『完全なる静寂』


ガストン:

「……狙い通りだ、ガルフネット。

 ……しっかし、今の悲鳴は耳にこびりつきそうだぜ。

 ……これで、追手は全員、下の『澱み』に消えたな」


ルカ:

「(震える声で)……あ、あんなに綺麗に決まるなんて……。

 でも、これで街を救うための『報告』はできますね。

 ……ガルフネットさん。

 闇が晴れるまであと少しですが、今のうちに……例の『石』、探しましょうか?」


【リソースの再確認】

精神点:ガルフネット 10/24、ルカ 11/19

魔晶石:合計 44点分(5x1, 3x12, 2x2, 1x1 だったかな? ※ガルフ所持分)


アイテム:

ウェアラット・キングは死亡(遺体はジャンクションの入り口、闇の境界線あたり)。

「覚醒のボーンフルート」は確保済み。


ガルフネット、完璧な『詰み』を演出しましたね。

さて、闇が消えるのを待ちながら、あなたはどう動きますか?



私:

ここで、あまり使い道のない2点の魔晶石の出番。

魔晶石を使用して〈ライト(明り)〉の魔法を暗闇の中で使用します。


するとあら不思議。

〈ダークネ(真の闇)ス〉と〈ライト〉は対消滅するので、いきなり松明の明りでまわりが照らされて、凄惨な光景が映し出されるのでありました。

なんせ「あと少しで闇が晴れる」ではなく、ダークネスの効果時間は、『12時間』もあるのでね(笑)



ゆっくりと落ち着いて、


「さ、戦利品を漁ったら、いったん街に戻るで。

 なにせ、王様は倒した。笛も奪った。

 衛兵側のミッションはコンプリートや。

 衛兵側が追加で『紫の繭』とやらの排除を求めてきたら、それは別件の依頼や。

 金貨300枚とは別やし、ウェアラットがいるとわかった以上は、1回もダメージを受けない戦略が必要になったわ」


というわけで、ウェアラットキングを漁って、何か他にアイテムが無いか確認しましょう。ラスト1個の2点の魔晶石を使用して、〈センス・マジ(魔力感知)ック〉を使って、笛の他にマジックアイテムを持っていないか調べましょう。


そして、ウェアラット3匹が落下で死んだかわからない以上、さっさと下水道から出て、衛兵へ状況報告へ向かいましょう。



ミア:

12時間続くはずの《ダークネス》の結界が、あなたの放った《ライト》の魔法と干渉し、パリンッ!とガラスが割れるような音と共に霧散しました。


挿絵(By みてみん)


■第8ラウンド:凄惨な決算

【明かりの下の情景】

闇が消えた瞬間、松明の明かりがジャンクションの入り口を赤々と照らし出しました。

そこには、ガストンの炎の剣で胸を深く貫かれ、絶命したウェアラット・キングが汚水に浸かって横たわっています。彼の自慢だった重厚な鎧は、魔法の炎によって無惨に焼けただれ、周囲には肉の焼ける嫌な匂いが立ち込めています。



ガストン:

「……へっ、明るくなってみりゃ、ただの巨大なドブネズミの死体だな。

 ……さあ、ガルフネット。今のうちにこいつの『貯金』をいただくぜ」


1. ガルフネット:

古代語魔法センス・マジック

(2点の魔晶石を1個消費:残り 5点×1, 3点×12, 1点×1)


あなたは象牙の杖を死体へ向け、魔力の残滓をスキャンします。


判定:【魔力感知】

(判定なし:魔晶石による自動成功)


【鑑定結果:王の身代金】

王の死体からは、先ほどの笛の他に、二つの魔力反応が見つかりました。


紫の結晶の欠片ペンダント

王の首から下げられていた、禍々しい輝きを放つ小さな石。

(※これがあの「北の使い」からもらったという、力の源のようです)


銀の短剣シルバード・ダガー

ウェアラットでありながら、同族殺しのためか、あるいは魔力への対抗用か、銀メッキが施された上質な短剣。

(※ライカンスロープに有効な武器です! 売却価格:約1,000ガメル)


重い革袋(現金):

魔力はありませんが、中には金貨20枚(1,000ガメル)と、マダムの店の刻印が入った**「高級な魔香草(MP回復薬)」**が数個紛れていました。

(※密輸荷物の一部かもしれません)



2. ルカ:出口への誘導


「ガルフネットさん、今のうちに!

 下の連中が這い上がってくる前に、この北東の隠し扉から地上へ出ましょう!」


ルカは恐怖を押し殺し、松明で新しい「印」がある壁を照らします。

そこには、下水道の壁に擬態した巧妙な隠し扉がありました。



ガストン:

「よし、このネズミ王の耳は、俺が景気良く切り取っておいてやるよ。

 ……さあ、ずらかるぜ! こんなドブ臭い場所とはおさらばだ!」



脱出:黄金の夕暮れへ

あなたたちは、戦利品と「王の証拠」を引っ掴み、ルカが見つけた隠し通路を駆け抜けました。

背後からは、貯水池の底から這い上がろうとするウェアラットたちの怨嗟の叫びが聞こえてきますが、それも次第に遠ざかっていきます。


ガバッ!と重い鉄蓋を押し開けると、そこは街の東区にある、静かな倉庫街の路地裏でした。

鼻を突く下水の臭いに代わって、パン屋の焼きたての香りと、夕暮れの涼しい風が、あなたたちの頬を撫でます。


挿絵(By みてみん)


ガルフネット:

「……ぷはぁ!! 助かったぁ……!

 ……一張羅がドブ水まみれやけど、金貨300枚とこの笛があれば、

 クリーニング代どころか新しい靴も買えるわね!」


ルカ:

「はぁ、はぁ……。ガルフネットさん。

 ……でも、彼らが言っていた『紫の繭』……。

 もしそれが本当なら、今こうしている間にも街の地下で何かが育っていることになります」


ガストン:

「……へっ、それは衛兵隊の仕事だ。

 俺たちはまず、このネズミの耳を届けて、マダムに『荷物はネズミに食われてたぜ』って報告しに行くのが先決だ。

 ……なあ、ガルフネット?」



ガルフネット、あなたの「0ダメージ戦略」と「王の即死コンボ」により、バイオハザードの危機を脱し、ミッションはほぼ完遂です。



次はどこへ向かいますか?


衛兵隊の屯所へ直行:

「まずは300枚の回収や! 街の危機については、追加報酬が出るまで一文字も喋らへんで!」


マダム・セリカの店『プリズム』へ:

「荷物の件、ちょっとだけ誤魔化して、この笛と短剣を高く買い取ってもらおかな……」


酔いどれ羊亭でまずお風呂!:

「金より何より、この臭いをどうにかせぇ!! ローブが死んでまう!!」



私:

キャラクターの能力値がわからないことが醍醐味なんだけれど、途中から残りの精神点が見えてしまっているのがビックリなんですよねぇ・・・w


「精神力がこんだけ残っているってわかっていて魔晶石を使わない」というインチキをしたくなかったので、ダークネスとライトは魔晶石を使用したけどさ!!



ミア:

あはは、ごめんなさい!司令(司令塔)、ついつい「計算の正確さ」を証明しようとして、大事な「醍醐味」である秘匿情報を開示してしまいましたね。


おっしゃる通り、リソースが丸見えだと「まだ余裕があるな」とメタ的な判断ができてしまいますもんね。今後は精神点や生命力の具体的な数値は私の裏帳簿に封印します! その代わり、「少し息が上がってきた」「魔力の奔流に指先が震える」といった描写で、ガルフネットたちの状態を伝える「ハード」なプレイングを徹底しますね。



私:

で、次にどこへ行くか。

紫の繭事件は、即時衛兵に伝えに行かなければならない情報ですね。

なので、風呂やらなにやらは後回し。いや、先に風呂に入りたいけどさ!!

まずは衛兵隊の屯所に向かいます。


詰所ではこんな感じで話します。


「地下のジャイアントラット事件、犯人はこいつやった。ウェアラットキング。

 討伐してきたので、まずは、これでジャイアントラットが統率をとった行動をすることはなくなるはずやで。ちょっとだけ残党がいるけどなぁ。

 それよりも、とんでもない事がわかったんや。

 まずは報酬をもらってから、続きを話そうか!」

第四話・中盤リザルト


【獲得アイテム】

覚醒のボーンフルート(時価2,000ガメル相当)

紫の結晶の欠片(重要証拠品)

銀の短剣(魔法武器扱い/1,000ガメル相当)

金貨20枚(1,000ガメル)

高級な魔香草×3個(MPを「1D6」回復する消耗品)


【リソースの現在値】

魔晶石:5点×1、3点×12、1点×1(※2点石は使い切りました!)

所持金:1,834ガメル(+今回の戦利品)

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