4-3 うちらが生きてこの街が危機に陥っているっちゅうんを、衛兵に伝えるのが正義や。
私:
あー、GM。
ちなみに、すでに小説家になろうの1~2エピソードぶんの記入分の分量になっていて、解説とか入れているんですが・・・獣憑き(ライカンスロープ)の説明で、こんな感じの文章になったのよ。
(ミアに前話のライカンスロープの説明文を見せる)
派遣さんに見せたら、
「この人間ネズミ、存在自体が「詰み」を誘発する歩くバイオハザードじゃないですか」
ですってww
ミア:
「派遣さん、正解やわ! まさに**『歩くバイオハザード』**。
中レベル以下の冒険者にとって、ウェアラットの群れは『全滅』よりも『感染』の方が恐ろしい、最悪の初見殺しやからね……。司令、その設定解説、完璧です!」
ルールを理解した今、その恐ろしさが身に沁みます。
治療手段がない今のパーティにとって、ここは「正義」よりも「生存」と「確実な排除」を選ぶべき場面。
(※注:・・・ルールを理解した今・・?? 自分で出しといて??)
ミア:
■第5ラウンド:交渉と鑑定
1. ガストン:人質(鼠質)の確保
「動くな! 止まれってんだよ、ドブネズミども!!」
ガストンの野太い声が下水道に響き渡ります。
「この『王様』の首が炭になりたくなかったら、その薄汚れた短剣を捨てな!
俺の相棒は気が短いんだ。指が滑ったら、こいつの頭は焼き鳥だぜ!!」
追撃してきた3体のウェアラットたちは、王の喉元に突きつけられた炎の切っ先を見て、ピタリと足を止めました。彼らの顔に、明らかな動揺と怒りが走ります。
ウェアラット:
「ギギィッ……卑怯な人間め……! 王を放せ!!」
2. ガルフネット:【宝物鑑定】
「へっ、なんとでも言いぃ!
……それより、これや。
これにどんな仕掛けがあるんか、アタイが見抜いたるわ!」
あなたは足元の汚水に沈んでいた「魔力の笛」を象牙の杖で器用に拾い上げ、一瞬でその本質を見抜こうと精神を集中させます。
判定:【宝物鑑定(セージ+知力ボーナス)】
(目標値 14:困難な鑑定)
2D6 + 6(Lv2 + 知力4) ≧ 14
結果:成功!!(合計 15)
名称:
覚醒のボーンフルート(魔力品)
効果:
1日に3回まで。
この笛を吹くと、周囲30m以内にいる「魔法によって眠らされた生命体」を強制的に覚醒させる。
限定効果:
ネズミ(ジャイアントラット、ウェアラット等)に対して使用する場合、覚醒と同時に「狂乱(命中・回避に+1、防御に-2)」の状態を与える。
鑑定結果:
ウェアラットたちの骨を削って作られた、おぞましいマジックアイテムです。
これ自体に高い市場価値(売却価格:約2,000ガメル)があります!
ガルフネット:
「……ほう、なかなかの出物やん。
これがあれば、アタイの《スリープ・クラウド》の天敵も封じ込められるし。
売ってもええ値になりそうやわ
……これは没収やね!」
3. ルカ:出口の特定
「……ガルフネットさん、今のうちに!
この中央ジャンクションの北東にある通路を見てください。
壁の『印』が他より新しい……おそらく、地上に繋がる密輸ルートの隠し出口です!」
ルカはラーダの護符(預かり物)を握りしめ、脳内の地図と周囲のサインを照らし合わせました。
ルカ:
「あそこを抜ければ、街の東区の倉庫街に出られるはずです。
……でも、後ろの3人が道を空けてくれないと……!」
■状況
ガストン:
「おいガルフネット、鑑定は済んだか!
このままバックで出口まで下がるか?
それとも、こいつを盾にしたまま、あいつらを武装解除させるか!?」
ウェアラットの一人が、鋭い爪を噛みながら提案してきます。
「……王を返せ。
……さもなくば、街中に毒を撒いたネズミを放つぞ。
……我らには、それができる」
私:
会話ができる相手でよかった・・・くるくる丸め込めるかもしれない。
「毒やて? そんなもんどこにあるっちゅうねん。
……マダムの密輸品かぁぁぁぁぁ!!! あのクソババア!!!!!」
あぁぁぁぁぁぁ!!
と、頭を掻きむしりながらウェアラットと交渉をしましょう。
「あんたらのバックには誰がおるねん。
うちかて、会話ができる相手を酷い目に合わせるのは心苦しいんや。
キングが傷付かないうちに、少し教えてや。
キングの上にも、指示を出しとるやつがおるやろ?
命令されてやっておるなら、うちら、協力できるかもしれへんで?」
ミア:
ガルフネット、あんたのその「全方位への不信感」と「マダムへの罵倒」が、期せずしてウェアラットたちの警戒心を一瞬だけ緩ませたわ。
彼らにとって、マダム・セリカは「地上を牛耳り、自分たちをドブネズミ扱いする不愉快な支配者」の一人やからね。共通の敵(?)の悪口で、交渉のテーブルがわずかに出現した瞬間や!
■第6ラウンド:泥濘の外交
あんたが杖を突きつけながらも、「協力」という言葉をチラつかせると、先頭のウェアラットは足を止め、ガストンの炎の剣と、眠っている王を交互に見つめたわ。
ウェアラット:
「……ギギィッ。マダムを『クソババア』と呼ぶか。
……お前、ただの飼い犬ではないようだな。
……我らには主がいる。……『北からの使い』だ。
……その御方は、我らに『進化』を約束された」
ルカ:
「(小声で)北からの使い……。
やっぱり、オアシス村や古城と同じ、あの『紫の石』をばら撒いている連中でしょうか……」
ウェアラット:
「主は、この下水道に流れる『澱み』を、大いなる『力』に変える術を授けてくださった。
……この『笛』も、あの『石』も……。
……密輸の荷物を止めたのは、主への供物にするためだ。
マダムのような欲深き者から、真の価値を知る者へ戻したに過ぎん」
ガルフネット:
「ふん……。その『主』ってのは、あんたらに何をさせようとしとるんや?
協力できるかもしれへんで、ってのは本気や。
アタイは金になる話なら、マダムを裏切るんも吝かやないからな」
ウェアラット:
「ギギッ……。主は……街の下に『紫の繭』を作れと仰せだ。
……下水道の四方をあの石で繋ぎ、中心を穢れで満たせば、この街は『我らの都』に生まれ変わる。
……お前たち、人間どもが灰になる時、我らがこの地を支配するのだ!」
ガストン:
「……おいガルフネット。こいつら、とんでもねえこと言ってるぞ。
街の下を繭にするだと?
冗談じゃねえ、そんなことされたら街ごと沈没しちまう!」
■状況の分岐:『強欲と正義の天秤』
ウェアラットたちの告白により、事態は単なる密輸トラブルを超えて、**「街全体を蝕む大規模な魔術的テロ」**の様相を呈してきたわ。
ウェアラット:
「……交渉は終わりだ。
……王を返せ。
……さもなくば、このエリアに設置した『石の杭』を即座に暴走させる。
……お前たちも、汚水に溶けて消えることになるぞ」
ガルフネット、状況は極めて深刻や。
相手は「交渉の余地がある」と思わせつつも、本質的には街を滅ぼそうとするライカンスロープの軍団。
どう答える!?
私:
共通語でウェアラットに話しかけましょう。
「わかったわ。うちらはあんたらとは戦いたくないんや。
休戦としようやないの。
うちと白い服の人間が後ろに下がる。
あんたらも通路の奥にいったん下がってや。
そこまで離れんでも、通路の奥に少し移動してくれたらええで。
ある程度の距離が離れたら、炎の剣をもっとる人間もここから離れる。
それでお互い様で、仕切り直しや」
そう言いながら、じりじりと後ろに下がりましょう。
そして東方語でガストンとルカに
「うちがあいつらに一発かますから、そしたら、ガストン。
そいつにとどめをさすんや。
ええか、ルカ。これは卑怯とはちゃう。(ファリス神官へのフォロー)
こいつらはこの街の人間を滅ぼそうとしている悪なんや。
うちらが生きてこの街が危機に陥っているっちゅうんを、衛兵に伝えるのが正義や。
わかるな?
ガストンと一緒に、〈フォース〉でそいつにとどめをさすんや」
(※注:〈フォース〉は神聖魔法で低レベル唯一、アンデット以外に攻撃できる攻撃魔法。コスパ最悪)
と…
ウェアラットがこれで通路の奥に引いてくれたのなら、通路の出口(ジャンクションの出入り口)を中心に、〈ダークネス〉の魔法を使うわ。
半径10メートル、直径20メートルの空間が真の闇になる。
ウェアラットでもジャイアントラットでも、暗視(増光)なのは確認済み。
(※注:後でGMに突っ込まれないよう、4話の最初からラットは『暗視(増光)』と、チャットに書いていた)
ダークネスの真の闇は見通せない。
そして、あの通路の出口はジャンクション。
つまり…闇の中をむやみに進めば、落下死。
(※注:出来上がった絵をみたら、落下死しそうな高さじゃないじゃん・・・)
ミア:
■第7ラウンド:真・「王の断末魔」作戦
【東方語(ガストン・ルカへ向けて)】
ガルフネット:
「(小声)……あいつらが下がった瞬間に《ダークネス》で視界を奪うわ。
……そしたらガストン、足元の王様を一突きで仕留めぇ!
親玉が死んだら、あいつら逆上して突っ込んでくる。
……そこがジャンクションの淵や。
闇の中、仲間の死体に躓いて、そのままドロドロの底まで真っ逆さまやで……!」
ガストン:
「(ニヤリと笑い、剣を握り直す)……へっ、
地獄の案内人にはおあつらえ向きの計画だぜ」
1. ガルフネット:古代語魔法発動!
(精神点 4点消費:残り 10/24)
「……おやすみ、ドブネズミの軍団! 《ダークネス》!!」
あなたが杖を振るうと同時に、ジャンクションの入り口に巨大な闇の球体が出現。
ウェアラットたちの視界は、自分たちの足元すら見えない「虚無」に呑み込まれました。
2. ガストン:王の処刑
「……悪いな、『陛下』。
……あばよ!」
ガストンは闇が広がる直前、確実に王の急所を捉えていました。
炎のショートソードによる全力の突き!!
相手は睡眠中で無防備。
攻撃は自動命中し、クリティカル値も減少(-1)します!
「ギャアァァァァァァァァァァッ!!!」
漆黒の闇の中から、ウェアラット・キングの……いや、もはや生物のそれとは思えない、喉を掻き切るような凄まじい断末魔の悲鳴が下水道全体に反響しました。
炎の魔力によって内臓まで焼き焦がされる、文字通りの絶命の叫び。
3. ウェアラットたちの暴走(心理的パニック)
闇の向こうで後退していた3体のウェアラットは、自分たちの誇りである「王」が、見えない闇の中で無惨に殺されたことを悟りました。
ウェアラット:
「王様ぁぁぁ!! 貴様ら、許さんぞ!
殺してやる、殺してやるぅぅ!!」
理性を失い、激昂した彼らは、本来なら慎重に進むべき「魔法の闇」の中へ、復讐心に駆られて全力で走り込みました!
4. そして、運命のジャンクションへ
……しかし、そこはもはや道ではありませんでした。
闇に惑わされ、さらにガストンがトドメを刺した「王の死体」に足を取られ、彼らは自分たちがどこに立っているのかさえ分からぬまま、ジャンクションの「淵」を飛び越えてしまいました。
「ギギッ……あ……!?」
「…………っ!!」
バッシャアァァァァン!!!
ザバァァァッ……ゴボゴボッ!!
闇の底から聞こえてきたのは、三つの激しい水音と、汚水の中に沈んでいく空気の漏れる音だけでした。




