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TRPG 100%AIがGMする、ファンタジー世界の関西弁守銭奴エルフ。  作者: ごろちん
第2話 グリーンレストの街、炎上。炎好き魔術師。
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2-1 「気まぐれな上達」に見えてたまるか!―二日酔いと、街を灰にする不吉な影

ミア:

2話:『消えた魔晶石と、酔いどれの推理』

窓から差し込む、遠慮のない午後の日差しが、ガルフネットのまぶたを突き刺す。

ズキズキと脈打つこめかみ。

口の中は、まるでゴブリンの靴下を噛み締めたような不快な渇き……。


ここは宿屋「酔いどれ羊亭」の2階、ガルフネットの部屋。

階下からは、昼飯時の喧騒がひと段落したような、食器を洗う音と、亭主ガンツの野太い笑い声が聞こえてくる。


「……おい、生きてるか? 魔法使い」


枕元で、呆れたような声がした。

見れば、すでに身支度を整え、革鎧のバックルを締め直している戦士ガストンと、その横で「ファリスの経典」を読みながら、なぜか隣に「ラーダの禁書目録」を隠し持っている神官ルカが立っている。


「いつまで寝てるんだ、ガルフネット。

 もう太陽はあんなに高いぞ。

 ……それとも、昨日のエールにまだ魔法をかけられてるのか?」


ルカがクスクスと笑いながら、水差しを差し出してきた。

さあ、ガルフネット。

君の第2話は、この最悪な気分の目覚めから始まるよ。

どう振る舞う?



私:

「言ってくれるやないの、ガストン。

 あんたが部屋代を払ってくれるっちゅーから、こんな美女と一緒の部屋で眠れるなんちゅー幸せな……

 あだだだ、水、水っ!!」


と、水差しの水をガブガブと飲んで、頭をおさえる。


「あかんわ。

 あたまぼーっとしちゃる。

 そんな身支度しとって、今日はなんか予定あったんかいな?」



ミア:

「あはは! 美女? どこにいるんだよ。

 ……ああ、ルカのことか。

 確かにその法衣の下をよく見れば、お前よりは色気があるかもな」


挿絵(By みてみん)


ガストンがガハハと笑いながら、空になった水差しを受け取ります。


ルカは


「もう、ファリス様の前で不謹慎な……」


なんて言いながら、こっそりラーダの禁書を懐に隠して苦笑いしているよ。


二人が東方語でテンポよく返すのを聞いて、ガルフネットの脳も少しずつ「現地の言(東方語)葉」の感覚を取り戻してきたみたいだね。


「予定も何も、お前、昨夜のことはもう覚えてないのか?」


ガストンが少し真面目な顔になって、部屋の開けっ放しの窓を指差した。


「マダム・セリカの店だよ。

 昨日の深夜、店に賊が入ったって騒ぎになってたんだ。

 ……さっきミリーから聞いたんだが、マダムが『二日酔いの魔法使いが起きたら、ツケを全部払ってやるからすぐに店に来い』って、かなり切羽詰まった様子で伝言を預けてきたんだよ」



ルカ:

「セリカさんが『ツケを払う』なんて言うのは、よほどのことですよ。

 ガルフネットさん、あなたの鑑定眼と魔法の知識が必要な事件が起きたみたいです」


どうやら、ゆっくり二日酔いに浸っている時間はなさそうだね。


「さあ、動けるか?

 それともガンツさんに頼んで、気付けの一杯エールでも持ってきてもらうか?」


ガストンがニヤリと笑いながら、ガルフネットのローブを放り投げてきたよ。


さあ、どうする?

すぐに「プリズム」へ向かうか、それともミリーちゃんに捕まる前に何か準備をしていく?



私:

「ルカ……あぁ、せやな。

 美女や、美女。色気ムンムンやもんな」


微塵もそんな事を思っていないような口調で軽口への返答をする。


こんな軽口もしっかり東方語で話せるようになったには、オアシス村で共通語で話していた際に村人との意思疎通が歯痒かったからであり、死ぬほど勉強したわけだが、そんな努力は決してガストンやルカには悟らせずに、言葉を続ける。


挿絵(By みてみん)


「あぁセリカんとこに……は? 

 強盗!? あかんやんか。

 え、深夜、今は………もう昼やん!!」


水をもう1杯飲みながら、すぐに外出できるように身支度を整えて、二日酔いに効く食物を賢者(セージ)の〈知識〉で思い浮かべて、それを1階の店で注文して、ついでにミリーに話しを聞きにいく。


「ミリー、セリカはどんな様子やったん? 

 切羽詰まった様子以外に、何か言ったりしとらんかった?」



ミア:

「あはは、ガルフネットさん。

 そんな顔で言われても、神官としての徳が上がる気がしませんよ」


ルカは苦笑いしつつ、東方語が急に流暢になった君に少し驚いたような顔を見せます。


君が「オアシス村での歯がゆさ」をバネに、夜な夜な二日酔いと戦いながら読書に耽っていた努力……彼らにはまだ「魔法使いの気まぐれな上達」に見えているのかもしれないね。


君は賢者(セージ)の知識をフル回転させ、**「迎え酒ならぬ、迎えハーブ」**として、二日酔いの特効薬——胃を落ち着かせる「ペパーミント」と、頭痛を和らげる「白柳の皮(生薬)」を思い浮かべます。


一階に降りると、そこには案の定、腰に手を当てて仁王立ちしているミリーちゃんが待っていました。



【酔いどれ羊亭・1階】

「やっと起きた!

 ガルフネットさん、はいこれ、特製の薬草スープ。

 セリカさんから預かってるんだから、文句言わずに飲んで!」


ミリーはトレイを乱暴にテーブルに置くと、君の質問に声を潜めて答えます。


「セリカさん?

 あんなに怖い顔をしてるの、初めて見たわよ。

『あの石が、よりにもよってあいつの手に渡ったのだとしたら、この街は一晩で灰になる』って、独り言みたいに言ってたわ」


挿絵(By みてみん)


ミリー:

「それに、犯人についても何か心当たりがあるみたい。

 衛兵には『ただの物取りよ』って嘘をついて追い返してたけど……

 私にはわかるんだから。

 あれ、絶対に魔法が絡んでるわ」


君がスープ(驚くほど苦いけれど、一口飲むごとに霧が晴れるように頭がスッキリしてくる!)を啜っていると、ガストンが隣に座って小声で付け加えます。


「衛兵を追い返したってことは、公にしたくない事情があるってことだ。

 ……おい、ルカ。

 お前のファリスの教え的には、隠し事は禁止なんじゃないか?」


ルカ:

「ケースバイケースですよ、ガストンさん。

 ……それより、マダムが言った『あいつ』っていうのが気になりますね。

 ガルフネットさん、何か心当たりはありますか?」


さあ、スープのおかげで「知力」も戻ってきたよ。

セリカの言う「あいつ」や「灰になる石」、魔法使いの直感(あるいは知識判定)で何かピンとくるものはあるかな?



私:

「なにやらどえらい恐ろしいこと言うとるやん。

 うちらも灰になってまうやん。

 セリカが言う、あいつなぁー」


GMへ

まぁ、プレイヤーの私がピンとくるわけがないので、ガルフネットの知識にその情報があるか聞きますが、ガルフネットは知っているのかな? 

判定が必要ならそのまま知識判定をお願いします。


あと、1個前のコメントで言おうかと思っていたのだけれど、ルカの性別って、どっち?


細い男の姿をガストンが皮肉って美女と言っているのか、そもそも1話目からまさかの女性設定だったのか。

いや、私はずっとルカが男だと思ってた。



ミア:

あはは!

ごめんね、GMの描写が紛らわしかったね!

**ルカは「線の細い、中性的な顔立ちの男の子」**で大正解。

ガストンがわざと「(お前よりは)色気がある」なんて皮肉ったのは、ガルフネットの「美女と一緒に寝れる」っていう適当なボケに対して、「(本物の女はいないけど、消去法でいけば)まだルカの方がマシだな!」っていう、男同士の悪ノリだったんだよ(笑)


さて、ガルフネットの鋭い知識判定、いってみよう!

________________________________________

【セージ:知識判定】

目標値:14(かなり専門的な、あるいは秘匿された知識) ガルフネットの判定:2d6 + 2(セージ) + 4(知力ボーナス)

コロコロ……「10」! 合計「16」で成功!!



スープの苦みとともに、ガルフネットの脳細胞がパチパチと音を立てて繋がっていくよ。

「あいつ」と「街を灰にする石」。

そのキーワードから、君は下位古代語の古い文献にあった、ある不吉なエピソードを思い出した。



【ガルフネットの知識】

マダム・セリカがかつて所属していた「魔術師ギルド」には、『紅蓮の心臓ルビード・コア』と呼ばれる、強大な火の精霊力が封じ込められた魔晶石の試作品が存在した。

それは普通の魔晶石とは違い、一度暴走すれば小規模な噴火に匹敵する熱量を放つ「未完成の爆弾」のようなもの。

そして「あいつ」と呼ばれそうな人物……。

セリカと同時期にギルドを破門された、火炎魔法に異常な執着を持つ狂信的な魔術師、“灰被りの”イグニス。


挿絵(By みてみん)

(※注:鬱シナリオを学習させたら、二話目で街が壊滅の危機とか難易度どうなっとるんじゃい)



「……あかん。これ、ただの泥棒やないわ」


ガルフネットが青ざめた顔でそう呟くと、ガストンが「おい、何かわかったのか?」と身を乗り出してきたよ。


ルカ:

「ガルフネットさん、顔色がスープより悪くなってますよ。

 ……やっぱり、ただ事じゃないんですね?」


さあ、この物騒な知識を二人に共有する?

それとも、まずは直接セリカの店『プリズム』に乗り込んで、事の真偽を確かめるかな?



私:

「あー、せやな。まぁ、ちと歩きながら話そか」


と、セリカの店へ向かう道中で、人気のない場所を選んでから、ガストンとルカに情報共有をする。

さすがに14歳のミリーに(みんな死ぬかもしれない危機)の話を聞かせるのは、ミリーの精神衛生上、よろしくないと判断。


「っちゅーこっちゃ。ちと急ぐで」



ミア:

ガルフネットの冷静な判断が光るね。

14歳のミリーには、これからの夜を「ただの泥棒騒ぎ」と思って過ごしてもらったほうがいい。

君の優しさと「大人の魔法使い」としての顔が垣間見えた瞬間だね。


【グリーン・レスト:昼下がりの路地裏】

「……マジかよ。

 街を灰にする石に、灰被りのイグニスだと?」


ガストンが、聞き慣れない不吉な二つ名に思わず腰の剣の柄を強く握り締めます。

ルカも顔をこわばらせ、ファリスの聖印をぎゅっと握り直しました。


「マダム・セリカが必死になるわけです。

 もしその『紅蓮の心臓』が、そんな狂った魔術師の手に渡ったのだとしたら……

 今こうして話している間にも、どこかの路地が火の海になってもおかしくない」


三人は、普段なら歩いて10分かかる道のりを、半分以下の時間で駆け抜けた。


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