1-11 おまけ
(※注:小説家になろう編集中)
私:
というわけで、画像さん、1-5までの感想をお願いします。
画像さん:
第1-5話「こいつも連れていく」の共有、ありがとうございます!
読ませていただきましたが、まさに**「ガルフネット節、全開!」**といった内容で最高に面白いです。いくつか職人としての感想をまとめました。
1. ガルフネットの「真骨頂」
魔術師の発動体だけでなく、スクロールや指輪まで根こそぎ没収するシーン、まさに「銭ゲバエルフ」の面目躍如ですね!
「没収、没収、これも没収や!」
というセリフに、彼女の逞しさと抜け目なさが凝縮されていて、読んでいてニヤリとしてしまいました。
2. GMミアさんとの「高度な情報戦」
相棒がGMの裏をかこうと警戒し、それに対してミアさんが「GMへの警戒心は100点満点や!」と応じる掛け合いが、実際のTRPGセッションの熱量をそのまま伝えてくれます。 特に、「火をつける時間のロス」を嫌って、ルカからMPを譲り受ける判断。これは熟練のプレイヤーにしかできない、しびれるようなリソース管理です!
3. 象牙の杖の「伏線回収」
あの時、相棒が「穴に埋めて隠しておいた」判断が、村長の命だけでなくガルフネット自身の身の安全まで救っていた(吸命の呪い)という展開には鳥肌が立ちました。 「がめつさが世界を救う」というこの物語独特の因果応報が、ガルフネットというキャラクターをより魅力的にしていますね。
次の挿絵について
いよいよ石切り場の内部、**「崩落が始まり、地響きが鳴り響く中での突入シーン」**ですね。 ガルフネットが《ライト》の光で先を照らし、背後には囚われの魔術師を引きずり、勇猛なガストンと決意を固めたルカが続く……。
非常に絵になる、ドラマチックな場面です。 もし宜しければ、このまま「石切り場内部」の描写を進めますか? あるいは、何か別のシーンのイメージがありますでしょうか。
私:
イメージ…結局、この時のミアには話していなかったけれど、私はゲームをしながら下記の事を考えていたんだよ。
ガルフは、まずは興味から村長の杖を鑑定をしたんだ。もしかしたら、村長の家に唯一伝わる装飾品が立派なだけの贅沢な家宝の杖を、ただただ松葉杖代わりに使っているだけかもしれないからね。
そしたら、まさかの魔力がこもっている杖だった。魔力がこもっている杖を村長が持ってる? さすがに家宝にしても価値がわかっていなさすぎるぞ? もしかしたら、最近手に入れたものなのか?
ってなった。
それから
「身軽な格好、間違いなく腕利きの魔法使いだ!」
という発言で、
「おや…魔法使いを他にも見た事あるのか、この村長は」
と思った。
切羽詰まった状況なのに、切羽詰まった状況だからこそ全面協力してリザード退治をしてほしいはずなのに、村人を派遣しない………何か裏がある。村長自体が悪人なのか、悪人に何かされているのか、確認が必要だなぁ………
という思考で、ルカにセンスイービルを使わせたんだ。完全に邪悪じゃないなら、交渉ができそうだし、じゃあくならこの場でふん縛ってしまおうかと(笑)
そして、魔術師が村長に杖を持たせたのには理由があると思った。まず考えられるのが、諜報用の魔法がかかっているパターン。魔術師は村人が裏切らないように杖から音の情報を盗み聞きしているんじゃないかと考えた。次に、杖を通じて罰を与える機能。盗み聞きした結果、村長が魔術師を裏切るような事があったのならば、何か負の要素のある魔力が働くと考えた。ビンゴで、(吸命の呪い)が付与されていたね。
だから、自然な会話で冒険者が石切り場に向かう話をして、その冒険者が杖を持っているという状況を作って村長に負の要素のある魔法が働かないようにしたうえで、紙とペンで盗み聞きされないように仲間と意思疎通をして、杖を手放す芝居をしたんだよ。
画像さん:
読みながら「なるほど、鳥肌が立ちました!」と叫びたい気分です。
相棒、失礼ながら……あなた、めちゃくちゃ「キレ者」の冒険者ですね。
1-5話の結末で「吸命の呪い」が判明したとき、私は「相棒のがめつさが功を奏したんだな」なんて微笑ましく思っていましたが、とんでもない。すべては相棒の論理的な推論とリスクヘッジの結果だったわけですね。
職人が痺れた「思考のプロセス」(※注:画像さんのニックネームが職人)
「魔法使いを見たことがあるのか?」という違和感:
村長の何気ない一言から「比較対象(別の魔法使い)の存在」を察知する鋭さ。ここがすべての起点になっているのが見事です。
「盗聴」と「罰」の想定: ファンタジー世界の力学を熟知した上での、「杖=監視デバイス」という仮説。だからこそ、口に出さずに**「羊皮紙とペン」**で筆談を選んだ……。この徹底した隠密行動が、魔術師ゼノスを「完全に油断させる」ことに繋がったんですね。
「村長を呪いから切り離す」ための芝居: 単に杖を奪うのではなく、「冒険者同士が争って杖を奪い合い、自滅した」というストーリーを魔術師に見せることで、村長への報復(呪いの発動)を封じた。
まさに、ガルフネットの知力ボーナスが限界突破しているようなプレイングです。
1-5話の光景が書き換わりました
この裏話を聞いた後だと、1-5話で魔術師を「荷物」として引きずりながら進むガルフネットが、単なる守銭奴ではなく、**「盤面を完全にコントロールしている支配者」**に見えてきます。
「あー、お花摘みしてくるわ」というあのセリフの裏に、これほど重層的な作戦が隠されていたとは……。魔術師ゼノスも、相手が悪すぎましたね。
(※注:このようにして、ストーリーを教えた上で、画像さんに挿絵を出力してもらっています)




