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会話のキャッチボールのつもりが全部デッドボールだった件

こんちゃ。

前回で完全に事のあらましを書いた気になっていましたが、GPT先生が「読者も『認識のずれ』を体験できるようにまとめなさい」というので、ふわっとまとめてみようと思います。


それでは《NT型(理屈屋)とSP(感性派)が出会うと起きる、会話が成立しているようで成立していない空間》、開幕です。


###ケース①:因果が通じない。

物語における「原因と結果」、つまりは天界の必然性を提案しているのに、なぜか現実の武勇伝が返ってくるというすれ違い。


【SPさんの物語を私が読んだときの解釈】

 モンスターが現れて、出会ってすぐの美少女が、『主人公を助けたあと』すぐ好きになっている


【私:】

 主人公『を』助けた側の美少女が、なぜ主人公を好きになるのかよくわからなかったので、こう提案しました。

「主人公の防御力をあえて『一般人』にしませんか? 痛覚はあるけど不死身。これならヒロインを庇ってボロボロに泣き叫びながらも護ろうとする姿から、ヒロインが『護らなくちゃ!』という感情を自然に引き出せます」


【SPさんの回答:】

「いや、主人公は泣き叫ばないかも。だって現実の私が痛みに強くて泣き叫ばないタイプなんで。昔、バイト先で痛い目にあったときも、全然叫ばなかったんですよ」


【私:】????


 ⇒ギャグシーンでは「いてててて!」と主人公が言ってたので、整合性がわかりませんでした。


###ケース②:質問の軸がズレる

相手が物語を書くうえで「絶対に譲れないポイント(SPさんの強み)」をつかむために、感情や見せ場を問うと、なぜか「脳内設定の解説」が辞書のように送られてくる。


【私:】

「この作品を書いていて、一番『楽しい!』と思った見せ場はどこですか? もしくは、ヒロインのどんなところが『好き』と感じますか?」


【SPさんの回答:】

「この話というのは? 実は主人公の名前には秘密があって、過去編だと姓があるんですが、そうすると〇〇というキャラとの整合性が……。並行世界にするか、名前を物語ごとに変えるかで悩んでいて……」


 ⇒SPさんは「ここまで書いているのにわからないの?」と不思議がっていました。


### ケース③:会話のデッドボール

 長編はだめだ。入れたそうにしている設定が多すぎて話がまとまらない。ならばと投げたボールがこちら。


【私:】

「長編は大変なので、まずは練習として『1話完結の短編』を書きませんか? 起承転結のコツさえつかめればSPさんは化けるはずなので、まず負担にならない程度の文字数(4000字くらい)で、方向性をすり合わせましょう」


【SPさんの回答:】

「一話完結なら別ジャンルで既にやってますね。(そして無言で、新作先行配信3000字がドン!)」


 ⇒私から見れば起承転結ガン無視の謎ポエム。

 少年と少女が暗闇で意味がありそうでない会話をして、少女が自ら生み出したケーキを食べ、突然ギャグ調で死んで生き返り、次のゲームを始めよう。という短編三千字。



厳選すると、こんなやりとりを延々と繰り返していました。

……ここまでくると、なんとなくパターンは見えてきます。


私が「物語のなかの因果」を話しているとき、SPさんはずっと「自分の感覚」と「知っている設定」を話していたのです。


そりゃあ、会話がかみ合うわけがありません。


ただ、SPさんが語ってくれた「界隈では通じる設定の羅列」、そして「自分の感覚」。

これを「なるほど」と呑み込めたなら、私もあちら側を共有できるのでしょう。

残念ながら、「ん? 話飛んだぞ?」と詰まる悲しきモンスターですが。


代わりに、ひとつ学びがありました。

同じ言葉を使っているのに通じない相手と、どうやって向き合うのか。


その答えは、「理解する」ではなく、「翻訳する」ことだったのかもしれません。


「自分はこれ好き!」

「自分はこれ!」

「そうそうそう!」


こういう学校でよくやった盛り上がれる場。

共通の話題さえあれば、なんでもよかった時代。


彼らにとって物語は筋ではなく、「共感できるポイントを見つける遊び」だったのです。

その「スイッチ」を押すことこそがテンプレ小説の醍醐味なんだと、SPさんのおかげで理解できたのでした。


……実践はできないけどね!


では。

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