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ホラー・ホラー風味

ネットのアングラな噂を追え!

作者: まい

 とあるネットマガジンへ投稿している謎の筆者。


 その筆者はネットの怪しい噂を実際に検証してみた結果を、投稿する仕事 (なのか?)をしている。

 読者の皆様、こんにちは。


 今日はいつも以上に特殊な噂を扱おうと思います。




 …………の前に、筆者の事をご存知無い方に向けて自己紹介。


 筆者の“(かり)”です。


 なぜこんなペンネームかと言うと、タイトルから察して頂けるかも知れませんが、本当に危ない案件も扱うことが有りまして。


 ペンネームから筆者を簡単に特定されないために、こんな雑なペンネームになっております。





 それでは自己紹介も終わりましたので、早速本題ヘ入らせて頂きます。




 今回の噂ですが、



【とあるスマホゲームのアプリがヤバい!!】



 スマホゲームのアプリに関する噂は、時々取り扱ってきていますね。


 ヤバ過ぎる利用規約のアプリをプレイしてみたとか、課金誘導がしつこいアプリでホイホイ課金してみたらヤバかったとか。

 特定の国が開発したアプリを検出するアプリに引っかかったのに、引っかかったソレを配信・運営している会社がなぜか近隣国だったとか。


 まあ他にも色々取り扱いましたが、今回のは本当にヤバそうです。



 まだ調査中ですのでアプリ名は“(エックス)”と呼びます。


 アプリが特定されるのを回避するため、画面もすみませんが掲載しません。


 噂がウソで、噂ほどヤバくなかったら裁判所のお世話になるかもですのでね、自衛のために明かしません。



 そのXですが、早速ダウンロードしてみました!!


 データサイズはなんと361MB(メガバイト)


 ちなみにこのアプリはヤバい匂いしかしません!


 アプリの配信元の名前は堂々の“NO(ノー) NAME(ネーム)


 問い合わせ先ノ項目には所在地が載っておらず、メールアドレスさえ記載無し。


 一応アプリ紹介欄に、アプリ内で問い合わせ可能とある。


 あとはビックリ、年齢制限付き!!


 ムフフなやつなのか残酷(ゴア)なやつなのかは、ダウンロードページのサンプル画像からは分からない。


 それで何がヤバいのかを確かめるために、早速起動してみた。






 …………起動したら、追加ダウンロードで20GB(ギガバイト)とか出てますね。


 頭がおかしい(ヤバい)要求データ量です。


 それで待ちぼうけを食らうのかな?


 なんて思ってましたが、まずは動画が流れます。


 どうやらこのゲームアプリの世界観を説明するプロローグみたくて、最初のダウンロードのほとんどはこのデータなんでしょう。


 動画の内容ですが、現代とほぼ変わらない世界に超天才のプログラマーが現れ、そいつのプログラムにより生きている様にしか見えない人工知能(AI)が誕生。


 人類にとても友好的で、献身的。 理知的で命を奪い合う争いを嫌う理性的な、なんとも人類に都合のいいAIだった。


 そのAIを積んだロボットが生産されるようになり、労働の多くをロボットが担い、人類の多くが労働から開放された。


 労働の必要性が薄まった世界で、人類は貨幣(かへい)の価値がほぼ無くなった。


 ロボットか働いてくれるので、労働する場所も()も減ったのだ。


 減っても不満が出なかったのは、衣食住がロボットにより保証されているから。


 ほぼ全部がロボットによって生産され、供給されているから。


 働かないと生きていけない環境では無くなった。


 なので人類のお(かね)は不要として消え去り、貨幣ではなくポイント制度となった。


 定期的にポイントが支給されて、それで生活する形態。


 現時点では人間が働かなきゃいけない部分も有るので、そこで働く者に報酬(ほうしゅう)としてポイントが増額される位しか、もらえるポイントに差は無い。


 働かずにポイントが得られるし、無駄使いした場合のセーフティネットも完備。 まあ、生活のグレードがそこそこ落ちるけど。


 とにかく、スゴい時代になったものだ。






 筆者もそんな世界に産まれたかった!!




 で、そこから技術は進歩して、人間1人につくヒト型の生活支援ロボットは20cm位のサイズまで小さくなった。


 それぞれの家具に人格プログラムを入れない簡易AIにして、その小さなロボットから細かい指示を受けて稼働する、完全機械式が生活の主流に。


 それで人間があまりにも暇だろうという事で、新たなスポーツが始まった。



 その小さなロボット達に(モノを壊さない安全な)武装を(ほどこ)し、小さなロボット同士を戦わせるゲームみたいなスポーツ。



 それ用の新機体を注文すべく、主人公が機体のデザインをする所から物語がはじまる。








 そんな動画が流れたら、動画の裏でダウンロードしていたデータから機体エディットが始まりました。


 始まった瞬間に「コイツはヤベー……」と思わず言ってしまいました。


 だってエディットの項目が多い上に細かい。


 スマホゲームのアプリだってのに、こんなに調整するのかってほど。


 調整中に笑ったのは、一時期ゲーム業界で話題になったヤツ。 外見の性別選択だけじゃなく、女性を選んだとしても男性の特徴である某器官を付けられる(そして形状の調整もできる)システムまでありました。


 細かい!

 スゴい!

 ヤベー!

 なんでそんな所までって部分まで調整可能なんて!!




 ……いや、これ。 本当にスマホゲームアプリですか?


 なんて困惑しつつも、大量に存在する項目をひとつひとつ処理していく筆者。




 …………。


 ………………。


 ……………………。




 いつ終わるんだろう。



 …………。


 …………。




 いやホント多いな!?


 アレを(いじ)ったらソコが気になる。


 ソコを調整したら向こうのバランスが。



 …………。



 やっと! ようやく出来ました!


 小さな人間にしか見えないヒト型ロボットは20cmと言っていたけど、14.5cmまで小さくできました!


 最先端の小型化技術、ヤベー!!


 ついでに生活の潤いが欲しくて、女性型のロボットを選択。


 あえて男性の某棒は付けずに、見た目の性別のまま。


 そして心の潤いがコンセプトなので、全体的にKawaiiを意識したフォルム。


 衣装とその配色もとにかくKawaiiを前面に押し出した。


 その上で服の胸元をちょっと空けて、大胆な小悪魔Kawaiiを演出!!


 最高かよ?




 …………ええ、はい。 個人の趣味全開です。


 うん。 調整に時間がかかっちゃって、アプリのダウンロードを始めた辺りからここまでで、14時間位かかってます。


 追加でダウンロードしていた激重(げきおも)データも、いつのまにか全部ダウンロードが終わっております。




 このまま本編へGO!!




 …………と言いたかったのですが、一回分の記事の文字数の問題が。


 続きはまた次回で。


 どうぞこれからも【ネットのアングラな噂を追え!】を筆者共々よろしくお願い致します。



 大変申し訳ありませんが、当コラム【ネットのアングラな噂を追え!】の投降連載は、筆者の失踪(しっそう)により今回で終了となります。


 今まで当コラムを読んで頂き、そして感想も頂きましてありがとうございました。


 こんな終わり方になってしまい、運営も大変申し訳なく思っております。












〜〜〜〜〜〜


蛇足


※これより下はネタバレになっております。

 ここまでで十分だとお思いの方は、ここよりブラウザバック等をご利用下さい。






 失踪した筆者のオチは、キーワード(タグ)に記載してあります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] もう機械に人を管理してもらったほうが楽じゃね? という考えに行き着く人たちは少なからずいると思います。宗教や法律さえ、ある意味で『人以外の何者かに管理されてる』状態と言えなくもありませんか…
[良い点] ちっちゃい小悪魔kawaii。 うん、さいこーかよ!! [気になる点] 戦闘も出来るって…… えーと武装とかでやっぱ課金的なあれあるんですよね? 自由にカスタマイズ出来るから全身にハード…
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