015:テーマ:固有スキル, 当選メール, 声劇
声劇風台本です。
場面
異世界転生をした少年の住む村に移動式劇団の一座がやってきた。
世界を旅したい少年と一座の副団長が出会って話している場面。
サンゴ:異世界転生をした少年
ミコ:現地の村に来た劇団の副団長
サンゴ「あの、劇団の人ですよね」
ミコ「うん、そうだよ、君はこの村の子だよね。どうしたの?」
サンゴ「どうやったら劇団に入れるのかなって思って、、、聞きたくって、、。」
ミコ「劇団に入りたいなら何ができるか教えてもらわないと入れないかな。もし、いい人材なら団長に話通すよ」
サンゴ「特技は声を変えたり、役になりきったりすることです。特に声劇が得意です」
ミコ「そうなんだ。その"セイゲキ"っていうのは私たちの演劇と違って声だけで演技するってこと?」
サンゴ「はい、そうです。固有スキルも"変声"っていうスキルなんです」
ミコ「へぇー、声を変えるスキルに演じるのも得意なんて君に合ってるスキルなんだね」
サンゴ「そうなんです。でも、村のみんなは戦えないからって村から出してもらえなくって、、、ボク、世界を見て回りたいんです」
ミコ「世界を見て回りたいのかぁ、私たちの一座に入ればできるね。でも、村の人たちが反対するんじゃないの」
サンゴ「そうですよね、、、(せっかく、当選メールが届いて転生したのに)ボソッ」
ミコ「とうせん、、何?聞こえなかったからもう一回言ってくれる」
サンゴ「当然、迷惑をかけちゃうなぁって言ったんです。家族も村の人も説得できたら連れて行ってくれますか」
ミコ「うーん、それならいいかな。団長には話しておくよ。でも、あと3日でこの村を出るからリミットはそこまでだよ」
サンゴ「わかりました。説得してきます」
ミコ「頑張ってね。って行っちゃったか、うちの劇団にナレーションが付くと面白くなりそうだなぁ。あの子も説得できるといいな。私も団長の説得に行こうかな」