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010:居酒屋での日常

テーマ:ちくわぶ,音量注意,信号無視

ここは老舗の居酒屋。

会社帰りのサラリーマンのような二人組が入ってきた。

「店長、やってる?」

「やってますよ。カウンター席が空いてるんでどうぞ」

やってきた二人を席に案内する。

「おでんがあるみたいですよ」

「おぉ、もうそんな時期か」

「アツアツのおでん出来てるんでどうですか」

上司と部下の二人組におでんを勧めてみる。

「じゃぁ、大根とタマゴ、あとは、、、生2つお願いします」

「スジとちくわぶも頂戴」

「はいよ、ちょっと待っててくださいね」

注文をもらい、生ビールとおでんを二人の前に出す。

ブゥゥゥゥゥゥーーーーーー!!

店前が大きな交差点のため、時々クラクションの音が聞こえてくる。

「うるさいですね」

「ほんと、音量注意しろって感じだよな」

「クラクションっていえば最近、自由研究か何かで信号無視の割合を調べた子がいるらしいですね」

クラクションへの不満から話題を変える。

「あ、それ今日のニュースで見ましたよ。交差点の信号を車とか自転車がどれくらい守ってるかってやつですよね」

「へぇー、そんなのがあるんだな」

「ほら、これですよ、これ。警察が立っているときとも比べていて意外としっかりしてるんですよ」

「最近の若いもんは偉いなぁ」

その後も二人は話に花を咲かせていた。

「いやぁ、食べましたね」

「うまかったな」

「ありがとうございます」

上司の方から勘定をもらう。

「またのお越しをお待ちしております」

「はい、ごちそうさまでした」

「ごちそうさま。おでん、うまかったよ」

二人が帰るのを見送るのだった。

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