表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/50

2度目の結婚

 最初の結婚の前には、父親とお見合いのことで、口論を繰り返していた。


バツイチになり、結婚は懲りていた。


しかし、一人になり、寂しい気持ちも出ていた。


矛盾しているが、お見合いを拒否する気持ちも薄れていた。



 1年後、別の女性を紹介された。


愛嬌のある顔立ちであったが、最初の彼女のようなときめきは、やはり無かった。


ただ、この女性は話好きで、親身に話を聞いてくれる人であった。


その前の離婚の騒動もあり、寂しく暮らしていた。そんな時に、この女性と出会った。


自分は、本来は家庭的な女性を求めていた。


しかし、この当時は、前2人の女性との関わりによる苦い思いがあり、真逆の女性を選んでいた。


この彼女は、外に出ないと気が済まないタイプであった。経済観念も大雑把なところがあった。



 私は、かなり迷った。結果、2度目の結婚を決断していた。


結婚後、価値観の違いから、やはり衝突することは多かった。


結婚してみないと分からないことは、多かった。育った家庭環境による考え方の違いも表面化した。


(判断は、間違っていたか) そういう気がしていた。


しかし、相手のことを思いやる対応を心掛けていた。


その結果、破綻せず、現在まで結婚生活は続いている。20年来の連れ合いになっている。


家族は、結婚翌年に生まれた娘が一人いる。素直に育ってくれた。 その点では、嫁さんと周りの人に感謝している。



 長くいたこの町だったが、転勤が決まった。 同じ県の県庁所在地に住むことになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ