↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
33/50

新たなお見合い 1

 実家に帰った時、父親が次のお見合いの話をした。


「この話は残念だったが、もう忘れて見合いをしろ」 と言った。


自分は、その気になれなかった。 息子の気持ちを全く分かろうとしない父親だった。


「そんな気にはなれない」 父親に答えた。


父親と激しい口論となった。話は平行線のままだった。


その後、帰るたびに同じ話をしてうんざりしていた。



 戦前生まれの、田舎の父親。家長制度にうるさい父親であった。


自分が子供の頃は、もっと血気盛んな父親であった。


酒の上でのトラブルは、多かった。 自分や弟は、その犠牲者だった。


体でなく、心の傷は、この時に抱えていた。


お見合いをして、少し付き合いが出来たら、嫁としてもらいに行け。


そんな、明治時代のようなことを、考えている人間であった。


話が合うわけがなかった。



 彼女と付き合うようになったのは、父親がおじさんに頼んでいたからだった。


その点では、文句は言えない。しかし、彼女が駄目なら、次ということは考えられなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。