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彼女との別れ 1

 翌日の昼頃、いつものスーパーの入り口で、彼女が出てくるのを待った。


待ち合わせしていたわけではないが、彼女が昼休みに出てくると思い、待っていた。


すると、白衣のまま、彼女が出てきた。道路を横切って、自分の方へ近づいた。


(謝ろう) そう思って、彼女に近寄った。


彼女に、それまでの笑顔は無く、硬い表情で自分の前を通り過ぎようとした。


「ちょっと待って」 慌てて話しかけた。


彼女は一言だけ言葉を発した。


「私とは合わない」 


(えっ、どういうこと?) 頭が真っ白になった。


思ってもいない別れの言葉であった。


「私とは合わない」 この言葉は、反論・行動を許さないものであった。


「嫌いになった」「許せない」 などの言葉よりも、交際を否定するものだったからだ。


彼女は、冷静であった。


2つ年下であるが、私より行動は大人であった。恋愛の対応も。


とっさに、彼女の体に触れようとした。


しかし、彼女は自分の手を振り払った。


そのままスーパーに入り、2階の階段に向かった。


自分を拒絶した動きと、別れの言葉、今でも忘れない。

「彼女との別れ 2」 に続きます。

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