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桜の散る頃に  作者: 右京シンゲン
3/3

橘六花と一色誠也

俺が橘六花と初めて出会ったのは中学校の入学式だった。


その日も彼女は新入生代表として前にでていた。

一目惚れだった。

俺は彼女と同じクラスでたまたま席も近かったから話しかけてみることにした。


「小学校どこ?!」

「あなたに関係ないでしょ」

「みんなと仲良くなりたいからさ!」

「私は別にあなたと仲良くしなくてもいい」


冷たくあしらわれたが、俺は仲良くなりたかったからなんどもめげずにはなしかけた。

最初は無視されることが多かったが、次第に無視されることが少なくなっていった。

そしてある時彼女に聞かれた。


「なんで私に構うの?」

「君と仲良くなりたいからだよ」


この会話を機に俺は彼女と少しずつ仲良くなり、入学してから半年ほどたった秋には俺は彼女と休み時間話したり一緒に帰るような仲になっていた。


俺は彼女のことが好きだった。幸せだった。




この後地獄のような毎日が訪れるとも知らずに














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