第8話 悪の9月〜ミキを元気つけよう作戦〜前編
夏休みも終わり、受験勉強にいい秋の9月。
でもその9月は悪の9月になってしまった。
ミキの家が火事になって3日後、学校に来たミキだったが・・・・
僕は、ミキからのプレゼントの事を忘れていた。中身はミサンガだった。僕はもらったミサンガををゆわれたとおりに、左足につけていた。
意味は、『愛』という意味らしい。
ミキの家が火事になって3日後、ミキが学校に来た。
学校のみんなはミキの家が火事になったことは知らない。
知っているのは、ごく1部。
学校で話すと、付き合っていることがばれるので帰りに話すことにした。
―放課後の帰り道―
僕は今一元気のない、ミキと帰っていた。
元気がないのは当たり前だ。そこを元気つけるのが彼氏の仕事。がんばろう。
「なぁ、ミキ、今度またデート行かないか?」
元気のないミキは返事をしなかった。
話題を変える事にした。
「この前さ、俺たちが遊んでいるときによ、2年が来てさ、喧嘩になったんだよ。今思えば何で喧嘩になったろうな?」
やっぱりミキは何も返事をしなかった。
僕は逃げたかった。でもそれは駄目なことだ・・・
僕はどうしたらいいか分からなくなった。
帰り道の坂を上がっているときにいいことを思いついた。
「なぁミキ明後日海に行こうぜ」
「何で・・・・」
やっと返事をしてくれた。
でも、いつものミキとは思えない声だった。
「9月の海ってあまり見たことないだろ。何かきれいな予感がするんだよ。」
「今、そんな気分じゃないんだ・・・・」
話が絡み合わない。
そんなこんなでもうミキのマンションまで来てしまった。
「じゃぁなミキ、明日また会おうな」
「うん・・・」
さっぱりとしない感じだった。
僕は自転車にまたがり、家に帰った。
僕は家に帰りつくとパソコンを開いた。
そして、ケイコにメール送った。
「よし、できた。」
僕はパソコンのワードである文章を作った。
その文章をケイコにも送った。
ケイコからのメールもいい反応が返ってきた。
僕はその文章を明日ミキにあげるつもりだ。
読んでいただきありがとうございました。
今回は前編・後編でいきたいと思います。
今頑張って5日に1話くらいのペースで頑張っています。
応援よろしくお願いします!!!!